王座戦第1局は先手、広瀬九段の完勝。
広瀬九段が恐ろしく強かったです。時間もあまり使わずリードしており、伊藤王座は形勢不利な上に時間切迫に追い込まれる非常に苦しい状況でした。
終盤も伊藤王座は時間切迫に泣き、いつもの「鬼マクリ」を見せることもできず完敗。広瀬九段はほとんどノーミスの完璧な内容だったのではないでしょうか。
幸先の良い勝利で久々のタイトルも見えてきました。伊藤王座は、9月15日の先手番の第2局が正念場となりそうです。
王座戦第1局でレーティングが大きく変動
広瀬章人九段は格上の伊藤匠王座を破ったことで+10.3。1880.8から1891.1へ上昇しました。
伊藤王座は-10.3で、1983.1から1972.8となりました。五番勝負は広瀬九段が1勝0敗で先行。第2局は9月15日に行われます。
9月2日の主な対局結果
- 広瀬章人九段 ○―● 伊藤匠王座(王座戦五番勝負第1局)
- 伊藤沙恵女流四段 ○―● 磯谷祐維女流二段(女流王座戦本戦準決勝)
- 八代弥八段 ○―● 木村一基九段(朝日杯一次予選)
- 八代弥八段 ○―● 谷合廣紀五段(朝日杯一次予選決勝)
- 糸谷哲郎九段 ○―● 畠山鎮八段(叡王戦段位別予選)
- 北浜健介八段 ○―● 村山慈明八段(叡王戦段位別予選)
- 北浜健介八段 ○―● 糸谷哲郎九段(叡王戦段位別予選)
- 片上大輔七段 ○―● 高橋佑二郎四段(棋聖戦一次予選)
- 炭崎俊毅四段 ○―● 片上大輔七段(棋聖戦一次予選)
- 岩村凛太朗四段 ○―● 小山直希四段(王座戦一次予選)
- 永井大三段 ○―● 森本才跳四段(新人王戦準決勝・千日手指し直し局)
- 西田拓也六段 ○―● 古森悠太五段(王位戦予選)
勝ち上がりの注目点
伊藤沙恵女流四段は女流王座戦の挑戦者決定戦へ進出。磯谷祐維女流二段を破り、挑戦権獲得まであと1勝としました。
永井大三段は新人王戦決勝三番勝負へ進出。森本才跳四段との一局は千日手となりましたが、指し直し局を制しました。
八代弥八段は同日2連勝で朝日杯二次予選進出。北浜健介八段も叡王戦で村山慈明八段、糸谷哲郎九段に連勝しました。
本日のレーティング変動
- 広瀬章人九段:+10.3(1880.8→1891.1)
- 伊藤匠王座:-10.3(1983.1→1972.8)
- 北浜健介八段:2局合計+22.5(1589.4→1611.9)
- 村山慈明八段:-9.5(1667.3→1657.8)
- 西田拓也六段:+4.8(1779.1→1783.9)
- 古森悠太五段:-4.8(1634.0→1629.2)
- 八代弥八段:2局合計+10.5(1813.7→1824.2)
- 伊藤沙恵女流四段:+6.2(1785.1→1791.3)
- 岩村凛太朗四段:+11.0(1481.0→1492.0)
- 炭崎俊毅四段:+9.6(1524.9→1534.5)
- 永井大三段:三段の固定値1450のため本人の数値は据え置き。森本才跳四段は-11.3
まだ勝敗を反映していない対局
以下は現時点で勝敗未確認です。公式発表を確認後、明日反映します。
- 松本佳介七段―石井健太郎七段
- 阿部光瑠七段―松本・石井戦の勝者
- 神崎健二八段―小林裕士八段
- 生垣寛人四段―片山史龍四段
- 横山友紀四段―生垣・片山戦の勝者
- 近藤正和七段―藤森哲也五段