藤井聡太

王将リーグ渡辺名人ー豊島九段 渡辺名人が勝てば羽生九段の藤井王将への挑戦決定 開始30分で早くも40手台中盤

先手:豊島九段(3-1)
後手:渡辺名人(1-4)
戦型:角換わり腰掛け銀

今日は渡辺名人が勝てば羽生九段(現在5-0)のリーグ単独優勝、藤井聡太王将への挑戦が決まる大一番。

ただ渡辺名人は既に王将リーグ陥落決定。米長哲学(相手の重要な一番こそ勝つべきである)を著書で全否定する渡辺名人にとっては
消化試合でモチベーションが上がる要因があまり見当たらない一局だろうか。

先手が豊島九段、後手が渡辺名人で淡々と角換わり腰掛け銀の同形に進む。6筋と4筋を互いに突きあうちょっと
珍しい形から豊島九段が先攻。渡辺名人がカウンターを入れて激しい中盤戦になった。
開始30分で早くも40手台に突入する早い進行だったが、豊島九段が45手目を長考中。
考慮時間は渡辺名人がまだ9分しか使っていないのに対して豊島九段が既に34分使う長考となった。

AIの形勢はごく僅か(100点程度)に豊島九段持ちだが、まだまだ互角の範疇と言えそうだ。

王将リーグでは永瀬王座が昨日近藤七段に勝ち3勝目をあげて残留決定。

現在、服部五段と渡辺名人が陥落決定。陥落者はあと1名となる。
羽生九段と永瀬王座、豊島九段は残留(orそれ以上)決定。



最終戦の近藤七段ー糸谷八段戦が残留を懸けた大一番となった。勝った方が3勝目をあげて残留となる。

10時52分現在、渡辺ー豊島戦は46手目まで進行して形勢は全くの互角。

渡辺名人が勝って羽生九段の挑戦が決定するのか
豊島九段が勝って11月22日に羽生九段とプレーオフ進出を懸けて直接対決となるのか

注目です。

-藤井聡太