運命の竜王戦第7局2日目、形勢僅かに傾く

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先手:広瀬章人八段
後手:羽生善治竜王

封じ手は私が全く予想していなかった▲58金。あまり色々やり過ぎても冗長になってしまうと思って尺の関係で切った手だったが、これもやっておけばよかったと後悔した。▲58金時点での形勢は僅かに羽生竜王良しという判断をソフトは下していた。
ただ、直後に桂馬を取りにいった手が若干危険だったらしく、一度△22玉と入場しておきたいところだったようだ。

そして11時45分現在の形勢だが、広瀬八段がリードを奪ったようだ。
羽生竜王にとってはタイトル通算100期に向けてどこまで差を広げられずに
喰らいついていけるのか正念場となった。

勝てばタイトル100期、負ければ無冠転落
という棋士人生を懸けた大一番。対局者でない、いち羽生ファンの私ですら昨晩は中々寝付けなかったくらいだからご本人は凡人が想像すらつかないような緊張感の中で戦っているのだろう。

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「これが最後のチャンスのつもりで戦う」とは、昨年の竜王戦に臨む際の羽生竜王の言葉だった。アラフィフの世代に入ってタイトルを保有していた棋士は、
50歳名人の米長永世棋聖、羽生竜王の師匠である二上元会長、そしてあの大山十五世名人。数多くのスーパースターがしのぎを削ってきた将棋界において、その3名しかいないというのが厳しさを物語っている。
ここで破れると、もう生涯タイトルを獲得できないかもしれないー
羽生竜王はそんな極限の緊張感の中で戦っている。
私にできるのは精一杯勝利を願うことだけだ。
羽生竜王、そしてファンの願いが叶うことを祈る。