ダイレクト向かい飛車

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ダイレクト向飛車は、第1図のようにダイレクトに飛車を向飛車に振ってくることがその名の由来だ。佐藤康光九段が連採して話題になった。現在でも非常に有力な手法だ。
第1図までの手順・・・
▲76歩△34歩▲26歩△88角成▲同銀△22銀▲68玉△33銀▲48銀

 

 

 

 

 

第1図から▲65角△74角と進んだ局面が先手の分岐点。私は▲同角△同歩▲79玉と進めることが多い。△74歩は手得というよりは傷になる確率が高いからだ。

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ただ、プロの実戦例では第1図より▲65角△74角から、▲43角成△52金左▲同馬△同金▲75金△42飛(第3図)と進むのが圧倒的に多い。


第3図から▲74金△同歩▲46歩(第4図)がプロ間での課題だった局面。46歩は取れば55角だし、放置すれば▲47銀~▲48飛で先手良し。ということで、
第4図から1、△55金2、△55角でアクションしていくことになる。順にみていく。


1、△55金には▲47銀△46金▲同銀△同飛▲48歩△42飛▲31金!△54角▲21金△27銀▲55角(第4A図)と指されたことがある。ここまで進むと居飛車よしか?※追記、▲48歩では▲59金左がなお良い


2、△55角 には▲78玉△46角▲58金△73角▲47銀△62玉▲77銀△72玉▲48飛(第5図)と進んでどうか。これは完全な力勝負。先手は▲65角、後手は△39金が切り札になる。実戦例などどんどん追加していきたい。


ダイレクト向飛車での戦い方については、やはりプロの本を読むのがいい。序盤だけでなく中・終盤の考え方なども詳しく載っていて非常に参考になる。

相振り中飛車

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※本記事ではネットでよく見る55位取り型を調べます。位取りを保留する本筋の形は 後日取り上げます。

私の常識(だいぶ前ですが)として、中飛車には三間に振っとけば何とかなる、というのがあった。だが、研究が進み中飛車側もかなりやれることがわかっているらしい。

上記は鈴木八段の本。もう7年前の本なのに未だにアマゾンランキングも高く、名著であることがわかる。私も本屋で買おうとしたが残念ながら売り切れだった。できるだけ早めにアマゾンでポチりたい。
 さて、本記事ではよくやられる局面からソフトを用いて研究してみたのでそれをまとめていきたいと思う。

さて、第1図。初手から
▲56歩△34歩▲58飛△32飛▲68銀△35歩▲57銀△62玉▲76歩 の局面だ。
これは何局も指している形でパッと見は玉が囲いづらい先手がつらそうに見えるのだが、▲55歩~▲56銀の破壊力はなかなかのもので侮れない。私の実戦はここから△72玉(角交換して▲65角の防ぎ)▲55歩△42銀▲56銀(▲46銀は後述)△44歩▲38銀(▲38銀で▲65銀には△43銀▲54歩から銀交換後に△42金(第2A図)で後手指せる。居玉に対する反撃がきつい。)

43銀▲48玉(▲65銀は△34飛▲54歩以下銀交換後に△28銀で後手よし)36歩▲同歩△同飛▲37歩△34飛▲75歩(第2図)と進んだが・・・。


第2図、75歩の位は大きそうだがソフトの評価値は後手に大きく振れている。
▲65銀には△45歩が利くこと、後の14歩~13角~33桂~45桂が強烈なことがその理由だろう。第2図以下、△14歩▲39玉△62金▲65銀△45歩▲74歩△同歩▲78飛△82銀▲74銀(74飛は取って△64飛でダメ)△73歩▲65銀△33桂▲28玉△15歩と進んで第3図。ここまでくるとはっきり後手の作戦勝ち。

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戻って▲56銀に代えて▲46銀を検討してみる。

これも、△44歩▲79角△52金右と「ご自由におとりください」と対応され、▲35銀には△45歩(第9図)で中飛車不利。△54歩の反撃がきつい。

ということで、ネットで級位者から高段者までよく見かける相振り中飛車で5筋の位を取る指し方は中々上手くいかない感じだ。位は取らない方が無難だろう。

先手中飛車の新刊「伊藤本」に期待したい。また、パワー中飛車で攻めつぶす本も名著と評判だ。

次の一手・詰将棋コーナー

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・次の一手・詰将棋(級位者向け) は コチラ

・次の一手・詰将棋(有段者向け) は コチラ

・次の一手・詰将棋(難易度分類前)は コチラ

※私のやっている別サイトに飛びます。

初心者から初段まで最短で駆け上がる方法は簡単にまとめると
1、一手詰
2、三手詰
3、五手詰
4、次の一手問題を解く(級位者向け)
5、次の一手問題を解く(有段者向け)
6、定跡の勉強(最初は四間飛車がわかりやすくておすすめ)
7、実戦デビュー
8、できれば毎日1~5手詰を解き続けつつ、必至問題や7手詰にもチャレンジ
9、7や8と並行してプロやソフトの棋譜並べ
※1、2、3は盤を使わず各問2分以内で100問連続で解けたら卒業

という感じです。級位者の方は実戦を指したくなる気持ちをグッとこらえて詰将棋や次の一手を解きまくればすぐに有段者の仲間入りを果たせると思います。

四間飛車の定跡の勉強に関しては、

【四間飛車定跡本まとめ記事】

こちらの、藤井猛先生の書いた本が圧倒的にオススメです。

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【四間飛車定跡本まとめ記事】 

↑こちらは四間飛車本です。

 

 

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先手中飛車対策・後手超速2

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前記事はこちら 

第7図は初手から▲76歩△84歩▲56歩△62銀▲68銀△42玉▲55歩△73銀▲66歩△75歩と進行した局面。75歩で△64銀は▲65歩△同銀▲67銀で、ソフト的にはいい勝負なようだがあまりやる気がしない。


ここからソフトの実戦例は▲67銀△32玉▲75歩△64銀▲76銀△72飛▲48玉△86歩▲同角△34歩 と進んだ。(第8図) ▲67銀では▲同歩もあり、後程調べたい。


第8図まで進むと居飛車も面白そうだ。
続いて第7図から▲同歩だが、△64銀▲67銀△32玉・・・と進むと上の変化に合流する。この変化は個人的には今後主力で使う予定なので、ソフトやプロ、私の実戦棋譜を今後とも随時追記していきたい。

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先手中飛車対策・後手超速

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先手中飛車対策といえば
・一直線穴熊
・三間飛車
・郷田流
などが挙げられる。それぞれ非常に有力なので、個別に記事を書く。青い太字になっているところは記事があるので読んでみてほしい。本項でご紹介するのは「後手超速」だ。

第一図が一番分かりやすく、有力ソフトも採用している先手中飛車対策。
糸谷プロの見解では先手やれるとのことだが、ソフトの評価値はむしろ後手寄りだ。私は最近は先手中飛車に対していつもこれで行っている。何より駒組みがわかりやすいのが助かる。また、私は将棋ウォーズは六段でやっているが六、七段の相手でも全然通用する。
【第1図までの手順)▲76歩△84歩▲56歩△85歩▲77角△62銀▲58飛△74歩▲68銀△42玉▲55歩△73銀で第1図。

ここから▲57銀△64銀▲66銀(第2図)
と銀が向き合う形と、▲66歩△64銀▲65歩△同銀▲67銀(第3図)
 

 

 

 

 

と戦う形があり、どちらも有力。

まず第2図の形から調べていきたい。
以下、△34歩▲48玉△32玉▲38玉△42銀▲28玉△33銀▲18香△44銀(第4図)と進んでどうか。

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更に進めていくと、▲19玉△52金右▲28銀△73桂▲39金△94歩(第五図)


この辺りを指定局面にしてソフトに何局か指させてまた記事を書いてみたいと思う。因みに、第5図の局面の評価はほぼ互角。先手プラス90程度。人間的な形勢判断してみると、後手は2枚銀と桂と角が良く利いており攻撃の手に困ることはなさそう。先手は穴熊の遠さを生かしてカウンターを狙って戦えそう。実戦的には先手をもってみたい気もするが、研究すればここから更に突き詰められそうだ。


さて、第3図に戻ってみる。後手はここで△72飛と寄る。以下▲68角と引かれて次の▲77桂で銀は死んでしまうが、その桂跳ねを待って△76銀▲同銀△75歩となった形は桂頭攻めがかなりきつい。実戦は第3図から△72飛▲68角△32玉▲46角(第6図)と進展した。ここで後手の分岐点。
1、△64歩 2、△34歩 3、△73桂 の3つが有力そうだ。ちなみに△75歩▲同歩△同飛は▲78飛でダメ。


第6図以下はざっくりというと、先手は▲77桂のタイミングを、後手は△75歩のタイミングを狙うような戦いになる。これも実戦で試したりしながら研究を深めていきたい。

【追記】第6図の形は評価値はともかく私の感覚では居飛車をもって指す気がしないので、攻め好きの方は第7図の方をおすすめしたい。


上図以下は1、▲同歩か2、▲67銀の2択だが
その形は こちら で詳しく調べていきたい。

 

丸山ワクチン

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後手中飛車に対して主に自分が使っている丸山ワクチンについて解説したい。
初手からの指し手
▲76歩△34歩▲26歩△54歩▲25歩△52飛▲22角成(大事な手)△同銀▲96歩(▲78銀△88角に▲97香の準備)△94歩▲78銀△62玉▲68玉△72玉(第一図)


第1図で▲66歩が大事な手。将来の55歩に▲67銀と出る準備。後手も△33銀で2筋を守る(△55歩は負担になって中飛車若干不利)。以下、▲67銀△82玉▲78玉△72銀に▲75歩!で第二図。


これが山﨑ー久保戦で現れた丸山ワクチンの最新変化で、個人的には先手やれると思っている。従来の丸山ワクチンは突き詰めていくと後手やれる変化が多く、減少傾向にあったがこの手を見て個人的にはやる気を取り戻した。
以下、山﨑ー久保戦は△84歩▲76銀△83銀▲58金右△22飛▲67金△52金左に
▲86歩と進展した。


以下、ソフト同士で対戦させたところ、△72金▲56歩△62金左▲48銀△92香▲57銀△91玉▲68金△82金▲77桂△44銀▲65歩(第四図)


と進展した。以下、△33桂▲46歩(▲64歩は△同歩▲31角△52飛▲64角成△55歩で難解。桂のサバキを封じる方が先決)△52飛▲24歩△39角▲27飛△55歩▲同歩△24歩▲85歩(第5図)と進んで難解ながら先手ペースか。

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ネット対局の実戦で何度も使ったが、位を張っている居飛車側がペースを握りやすい感じがした。実戦的には穴熊に潜れているのも大きく、いい勝負だと思う。
またプロの実戦例などを解析して記事にしていきたいと思う。
自分は後手中飛車に対しては、超速か丸山ワクチンで行くことにしている。先手中飛車に対しては郷田流か一直線穴熊にしている。そちらの記事もよろしくお願いします。

一手損角換わり

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※本頁では最有力と思われる早繰り銀のみ取り上げます。
腰掛け銀や棒銀は機会があればやりたいと思います。
個人的には、一手損角換わりに対しては早繰り銀で行くのが面白いと思っている。
一手損角換わりVS早繰り銀の初手からの指し手は
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△88角成▲同銀△22銀▲78金△32金▲38銀△33銀
▲68玉△72銀▲36歩△64歩▲37銀△63銀▲46銀△54銀▲35歩で第一図。

後手の指し手は
1、△同歩 2、△44歩 に分かれる。

1は以下▲同銀に△55角と反撃してどうか。▲37歩△24銀▲同飛△23歩▲28飛で第2図。


ここで△36歩は▲56歩△37歩成▲55歩△28と▲54歩△同歩▲53角で、以下△19とには▲37桂、△29とには▲63銀で若干先手良しか。
かと言って△36歩で△33桂では▲77角で、局面が収まれば先手が飛車先の歩を切りつつ銀交換している得が生きて良くなりそう。ということで、2、△44歩の方が有力か。
それは以下▲34歩△同銀▲24歩△同歩▲同飛△23金▲28飛△24歩に▲35歩(第2図)が有力。▲77銀なら△36歩とたらして後手も面白そうだが。


第3図で後手の指し手は
1、△45銀  2、△25銀 3、△43銀ですが
1、△45銀 は以下▲同銀で△同歩▲44角も△同銀▲43角も後手がまずそう。以下△55角の筋には▲46銀で受ける。
2、△25銀は以下▲77角がソフトの手で△42飛なら▲55銀とぶつけ先手良し。
3、△43銀が最善ですが▲37銀がソフト推奨の柔軟な繰り替え。以下△33桂▲36銀△55角▲46角△同角▲同歩△45歩が一例ですが、若干先手が良さそう。
という訳で、自分が先手で一手損角換わりをやられたら早繰り銀をぶつけている。実戦例などもどんどん追加していきたい。

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【一手損角換わりおすすめ本】

 

 

相穴熊(四間)

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上図は先手居飛穴vs後手四間穴熊の基本図。
※先手が四間穴熊の場合の話は後日やります。
広瀬流は98香の前に△54銀を上がるが、ページの都合上これを基本図として話を進める。ここで居飛車側の選択肢は
1、▲66歩 
2、▲66銀 
に分かれる。▲66銀の変化は こちら からご覧下さい。
1の▲66歩を選ぶと△64歩▲59金右△62飛▲99玉△91玉▲88銀△82銀▲79金△71金▲69金右と進んだ第2図が振り飛車の分岐点。


振り飛車の指し手はここで
1、△51金 2、△52金 に分岐する。△65歩は▲68飛でダメ。
1は以下、▲78金右△61金右▲36歩△45歩(絶対手)▲68銀と進み、そこで△65歩と行くか、△74歩ともう一手待つかに分かれる。
2は以下、▲78金右に△61飛とバランスの良い形を作って待つ。
青字になっているところから各変化へのリンクに飛べます。
△65歩 の変化は、▲同歩△46歩▲同歩△77角成▲同銀△57角と進んだ局面から解説が始まっています。

/////広瀬本

 

ノーマル四間飛車

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※先手ノーマル四間や急戦、左美濃などは後日調べます。
今回は後手ノーマル四間vs穴熊です。
初手からの指し手
▲76歩△34歩▲26歩△44歩▲25歩△33角▲48銀△42飛▲68玉△32銀▲78玉△72銀▲56歩△52金右▲57銀△64歩▲36歩△62玉▲58金右△71玉▲77角△74歩▲88玉△73桂▲66歩△43銀▲67金△45歩▲98香△44銀▲99玉△54歩▲88銀△63金(第一図)


後手の構えはいろいろあるところだが、ネット将棋でもよく見かける第1図を基本図としたい。先手の指し手は大きく2通り。クリックすると各記事に飛べます。
1、▲59角から角の転換
1の記事は第1図から▲59角△82玉▲26角△94歩(△55歩は精算後▲75歩で先手良し)▲79金△84歩▲37桂△85歩!・・・を調べた。久保ー佐藤康戦でも部分的に現れた変化だ。私の実戦やプロの棋譜なども随時追加していく。

2、▲78金から松尾流穴熊
2の記事は第1図から▲78金△82玉▲68銀△55歩▲同歩△46歩▲同歩△55銀▲24歩△同歩▲35歩△46飛▲34歩△44角▲24飛△22歩▲25歩
△45歩・・・を調べた。プロの実戦例・アマ大会ともに見たことのある形だ。私の実戦やプロの棋譜なども随時追加していく。

個人的には、2の松尾流穴熊は指定局面からソフト同士で何回も対戦させた結果、若干先手良しという認識をもっている。後手をもってこの変化の避け方が難しいために後手ノーマル四間が減ってきたのかな?と思っている。

ノーマル四間VS穴熊において「石井本」と「渡辺本」は特におすすめ。急戦や左美濃の潰し方、四間飛車の手筋を次の一手形式で学びたいなら「藤井本」がいい。

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ノーマル四間

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【後手ノーマル四間】
・玉頭位取り美濃VS居飛穴
【定跡講座】後手ノーマル四間についてその1
【棋譜並べ動画】最強ソフトが居飛穴退治

・△44銀型VS松尾流穴熊最新研究有
【定跡講座】その2 VS松尾流
【棋譜並べ動画】ソフトVSソフト名局

【先手ノーマル四間】
【棋譜並べ動画】