定跡講座 先手早石田対策 その1 侮れぬ▲78飛△45角超急戦

スポンサーリンク

 苦手戦法は?とアンケートしたところ、▲76歩△34歩に▲75歩と突かれる形と答える人が結構多かった。実は私もその一人だ。そこで、今回から3~4回に分けて先手早石田の対策をやっていきたいと思う。 個人的に、▲75歩には△42玉と上がるのが最善だと思っている。そこから▲78飛と回って、後手が角交換から△45角と打ち返す超急戦がある。今回はこの形を調べていこうと思う。主流の変化ではないが、プロの実戦にも何度も現れている形で、「知らない」では通らない(というか私がハマってやられました・・・) 。さて、△45角と打てば下図の△33桂まではほぼ一本道。(▲58玉では▲68金もあるが善悪は微妙。今度調べてみたい)ここで▲74飛と走ってくる手に対して次の一手は何でしょう?


正解は・・・
△92飛。歩を温存して飛をかわす(ほっとくと▲82角成~▲72飛打!で崩壊)のが羽生ー丸山戦で丸山先生が指した手で、恐らく正着。長らく△73歩の一手と思われていたがその変化は詳細は省くが先手がやれそうだ。
そんなこんなで(△92飛以降▲34飛△32金)19手目は先手も分岐点。図の▲36歩では▲36飛もあるところだが、△54歩~△52飛と同じように反撃してどうか。プロやアマ高段者の実戦では▲36歩が多い。やはり▲36飛に比べ桂頭にプレッシャーをかけられるのは大きい。


上図では手が広いところだが、プロの実戦例やソフトでの検討によると、後手は先ほども述べた△54歩の筋で反撃するのがどうも最善のようだ。△26馬▲38銀(金)の展開もありそう。△54歩に同飛は△62銀と上がってやや後手が指し易そうなので、実戦例はだいたい▲77角だ。そこで△52飛と回って下図。

ここから▲86角が気になる筋だが、△41玉▲33飛成△同金▲53桂には△同飛!(逃げると▲61桂成で駒損が大きく後手少し苦しそう)▲同角成△62銀で▲35馬なら△55桂で若干後手よし、▲86馬なら△32玉と▲21飛の筋を消せばソフトは後手やれるとの見解。そこで、▲86角で無く▲35飛と引く実戦例が多い。以下、△26馬▲38銀に△44歩や△35馬~△55歩など色々あるが私の研究では下図の△24歩がのちの▲15角の筋を消して最善で、ごくわずかに後手持ちかなぁと言ったところ。

ソフト同士の実戦では以下、▲27歩△35馬▲同歩△55歩と進んで、24歩がぴったり働く展開になった。今回は一応ここまでで▲78飛△45角の筋の研究を終わりにしたい。

スポンサーリンク

【おすすめ書籍】

初心者の方が最短で初段まで行くための方法

スポンサーリンク

お子さんに将棋のルールを教える方法 は こちら 
初段から六段までは こちら

【初心者の方が最も効率良く強くなる方法】
(動画はこちらです)

私は、小学生の頃、おじいちゃんに将棋を教わって一か月弱で初段になりました。その方法が、

・詰将棋1~5手(2週間半)→次の一手(1週間)→実戦(1週間)

です。年齢関係なく、上記のやり方が一番早く上達できると思います。

「王様を詰めるだけというハッキリした勉強」→「次の一手という詰め将棋に比べればあいまいだが、ちゃんと考えれば正解が導き出せる勉強」→「複雑な定跡の勉強」 と進めることにより、「将棋って難しすぎてワケが分からないよ!」となることを防ぎつつ、読みの力が確実に進歩していける最高の道程だと思います。というか、定跡の勉強なんてプロが毎日苦労してるやつですからね…。

【1か月で初段までたどり着くための6つの過程】

①まずは1手詰の本を買ってひたすら解く。読み終っても、全問2分以内に解けるようになるまで何度も読み返す。

②3手詰めの本を買って①のようにひたすら解く。

③5手詰めの本を買って①のようにひたすら解く。

④次の一手の本を買って、分かり辛いところは盤に並べながら、①のようにひたすら解く。

⑤とりあえず四間飛車で実戦デビュー

⑥四間飛車の定跡を覚える

詰将棋の本は下に貼らせて頂いた浦野先生のものがいいと思います。プロの棋士として活躍される一方、有数の詰将棋作家としての顔も持っているため上達に役立つ問題というのを心得ています。高橋先生の本も名著です。先日、将棋にハマっている友人に高橋九段の1手詰の本をプレゼントしたのですが(ブログで紹介した手前、浦野先生の本をあげようと思ったのですが売り切れでした・・)ボリュームも内容も非常に良かったです。

また、次の一手本は下に貼らせて頂いた「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432 (将棋連盟文庫)

が、昔評判の高かった次の一手本を2冊まとめたものなので、お買い得でハズレがなくていいと思います。

四間飛車の定跡の勉強に関しては、

【四間飛車定跡本まとめ記事】

こちらの、藤井猛先生の書いた本が圧倒的にオススメです。

また、マイナビ 将棋レボリューション 激指14
上のリンクの将棋ソフトを一本持っていれば
かなり上達の助けになると思います。秒読み機能や駒落ちや強さ設定(14級からプロ級まで)、詰将棋や次の一手問題等が充実しています。7000円台で購入できます。ボイス担当は竹俣紅女流と香川愛生女流です。参考記事:激指14について

【詰め将棋本】

1手詰ハンドブック

スポンサーリンク

 

浦野 真彦 毎日コミュニケーションズ 2009-11-25
売り上げランキング : 3624

by ヨメレバ
3手詰ハンドブック
浦野 真彦 浅川書房 2011-09
売り上げランキング : 3899

by ヨメレバ
5手詰ハンドブック〈2〉
浦野 真彦 浅川書房 2013-12
売り上げランキング : 21017

by ヨメレバ
7手詰ハンドブック〈2〉
浦野 真彦 浅川書房 2015-05-16
売り上げランキング : 102273

by ヨメレバ

【次の一手本】

「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432 (将棋連盟文庫)

将棋世界 マイナビ出版 2016-06-15
売り上げランキング : 10823

by ヨメレバ

 

将棋・ひと目の手筋―初級の壁を突破する208問 (MYCOM将棋文庫SP)

【四間飛車定跡本まとめ記事】 

↑こちらは四間飛車本です。

 

 

渡辺 明 毎日コミュニケーションズ 2006-08-01
売り上げランキング : 18270

 
by ヨメレバ
精選必至200問 (将棋パワーアップシリーズ)
青野 照市 創元社 2010-02-19
売り上げランキング : 77754

by ヨメレバ

※将棋本においては、amazonランキングが10万位に入っていれば売れている=人気のある本と判断できます。 5万位以内はまずまずヒット、1万位以内等は大ヒットと言っていいでしょう。

 

三間飛車定跡 サイトマップ

スポンサーリンク

先手早石田
・3→4→3戦法
・中田功流居飛穴破り
・4→3戦法
・鬼殺し
・急戦
・穴熊

 

 

 

 

 

先手早石田

・▲76歩△34歩▲75歩に対し
1、4手目42玉の戦い
・石田流本組
・77角型
・最強の端桂

・4手目△14歩

 

 

将棋ウォーズ 3切れ その66 VS五段 角換わり早繰り銀

スポンサーリンク

角換わりの早繰り銀をやってみました。早指しだとひたすらこちらが攻める展開になり易いので、実戦的に勝ちやすい戦法だと思います。

上図は後手が△86歩▲同歩と突っかけた局面。ここで当然△85歩かと思いきや、△65桂だったので▲34歩△22銀▲73角から先手が良くなりました。私の仕掛けは後手の63の浮いた銀に目をつけたもの(どこかで▲45角の筋を狙っている)でしたが、結論から言うと△85歩とされたら若干無理筋だったようです。詳細は感想戦でやっていますが、以下は▲同歩は同飛で終わるので▲45角と打ち、△54銀に▲23角成!と特攻する予定でした。以下△同金▲24歩と猛攻してどうかですが、△同銀▲同銀△27歩▲同飛△49角と反撃されると、どうもこちらの自信の持てない形勢です。
後手がこの手を逃してからは順調に先手が優位を拡大し、下図のように進みました。次の一手から決まりました。その手を当てて見て下さい。

 

【次の一手、5分で2級】

 

スポンサーリンク

正解は・・・

▲22角成でした。同金に33銀から攻めが繋がり、先手良しです。
33銀以下は、△同桂▲同歩成△同金▲34歩△32金▲33銀△同金▲同歩成△同玉▲45桂打△42玉▲23飛成△52玉▲22竜と一気呵成に攻めまくって、以下上手く粘られたものの何とかリードを守り切って勝利をもぎ取りました。