実戦詰将棋 5分で五段以上

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下図は相穴熊の最終盤。今先手が▲25玉と逃げたところ。後手の穴熊の駒が全部はがされて位置はそのままという、とても珍しい形になっている。ここから詰みがあります。


正解は下へ・・・

初心者が最短で初段まで行くための方法はこちら

個人的オススメ定跡本・手筋・詰将棋本

将棋ウォーズ対局実況(youtube)

↑↑丁寧解説付なので級位者の方も安心です。

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正解・・・
△34銀▲同玉△54竜▲35玉△34歩▲26玉△25金(下図)


以下は▲同玉なら△35金、▲27玉なら△16金▲36玉△56竜~△35金まで。中々厄介な詰みだと思いますが一瞬で詰まされてしまいました(笑)

 

次の一手・詰将棋コーナー総合ページ

羽生善治棋聖(46)、3-1で防衛。斎藤慎太郎七段(24)を退ける。

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羽生三冠(46)が斎藤七段(24)を3-1で退けて棋聖10連覇を果たした。
なんだか当たり前のように書いたが、実はとても凄いことだ。
棋士は40前後からどうしても20代~30代前半の全盛期バリバリの若手に呑まれて無冠に転落してしまうケースが多い。実際、最近の羽生三冠の将棋を見ていると最終盤の競り合いにおいては若手に競り負けることが多い。代名詞だった「羽生マジック」で逆転勝ちという将棋は最近めっきり見かけなくなった。
 それでも中盤から終盤の入り口あたりまでの「手渡し戦術」に代表される巧妙な駆け引きや優位を築いてからそれを自然に拡大していく技術は健在で、それが今の羽生三冠を支えているのだと思う。
 羽生ファンの私としては、なんと言っても「永世七冠」を達成して欲しいという気持ちが強い。挑戦者になるまでの道程が険しい上に、竜王戦に滅法強いあの渡辺竜王が待ち受けるだけにかなり厳しい戦いになるのは間違いないが、何とか頑張って欲しい。
大山十五世名人が50代に入ってもタイトル11期を獲得したという凄まじい記録もある。
羽生三冠は私が将棋を始めてから今までずっと大好きな棋士。今後、無冠に転落してしまったとしてもその気持ちは変わらないだろうと思う。将棋の内容だけでなく、その生き方、考え方等も非常に尊敬しているからだ。年齢的なものもあるのであまり勝敗には期待しないようにしよう、永世七冠なんて獲得しなくたってもう十分凄いんだ、と自分に言い聞かせているが、やはりいつも気になって見てしまうし、期待もしてしまう(笑)。
それだけの魅力がまだまだ羽生将棋に詰まっているということだろう。

 

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羽生棋聖VS斎藤挑戦者、藤井聡太四段VS都成四段戦レビュー

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【15時半の形勢】
加古川清流戦
先手:都成竜馬四段
後手:藤井聡太四段
戦型:先手中飛車
形勢はまだまだいい勝負。藤井四段が五筋に位をとって厚みを築けば、都成四段が金美濃から4筋に位を取り返すというじりじりした攻防が続いている。
残り時間は先手17分、後手27分。

棋聖戦は羽生三冠が盤上を制圧するべく角を手放して攻めているが、斎藤七段も的確に受けて形勢不明といったところ。残り時間は互いに1時間半ほどだ。

【13時の形勢】

藤井四段戦は14時からということで、羽生棋聖VS斎藤挑戦者の午前中の戦いを振り返っていきたい。
第88期棋聖戦五番勝負第4局
先手:羽生棋聖(2勝)
後手:斎藤七段(1勝)
戦型:横歩取り(先手68玉対後手84飛、52玉型)
【昼食】
羽生棋聖、斎藤七段ともに天ざるそばとおにぎり2つ(鮭と梅)。
中々両対局者の注文が被るのも珍しい気がする。

形勢は先手の羽生棋聖が若干指しやすそうだが、斎藤七段の終盤力を考えるとほぼ互角と言っていいだろう。羽生棋聖がこの局で防衛を決めるのか、斎藤七段がタイに持ち込むのか。

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C2の藤井四段-中田七段戦と王位戦2日目

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【20時半の形勢】
藤井ー中田戦は、藤井四段が逆転して有利に。端を攻められながらも藤井穴熊はまだ遠い。一方中田陣は喰らいつかれてしまい、受け切るは困難な形だ。逆転を祈って端から攻め合っていくしかない。微差ながら、こうした局面から居飛穴側が負けた展開はあまり見たことが無い。まして居飛穴を持っているのは藤井四段だ。

【20時の形勢】
羽生ー菅井戦は菅井挑戦者の勝利で終局。羽生王位としては終盤の入り口までにリードを奪えるかどうかが2局目以降の鍵となりそうだ。菅井七段は流石の終盤力だった。
藤井ー中田功戦は難解。ソフト評価値で見ても、80手を超えて未だほぼ±0と拮抗した戦いが続いている。終盤、正確無比かつ華麗なおなじみの「藤井聡太タイム」は訪れるのだろうか。目が離せない。

【18時の形勢】
藤井ー中田功戦:藤井四段がやや盛り返したか。形勢は非常に難解で予断を許さない
羽生ー菅井戦:羽生王位の悪手に乗じて菅井七段がリードを広げ、現状は事件が無い限りは挑戦者の先勝が濃厚か。と思ったら羽生王位の凄い勝負手が来た。ただ、ソフトで見る限り正確に応対すれば菅井七段の必勝形だ。

【15時18分の形勢】
藤井-中田功戦:人間には指すのが難しそうな好手順があり、それを指せば居飛車がはっきり優勢なようだ。・・・と書いているうちに藤井四段がその順を逃し、形勢は実戦的にはやや振り飛車ペースになった模様。中田七段は当時全盛期だった若手時代の郷田九段に三間飛車で四連勝したこともある。展開がハマれば藤井四段を喰ってしまってもおかしくない。
羽生-菅井戦:互いに形は歪ながら穴熊に囲いあい、全く想像できなかった相穴熊での戦いとなった。形勢は依然、やや羽生三冠ペースで進行しているようだ。

【13時の形勢】
昼食注文
羽生三冠:幕の内弁当
菅井七段:天ぷらそば
藤井四段:カレーうどん定食
中田七段:そば定食

昼食のボリュームで言えば羽生ー菅井戦はほぼ互角、
藤井ー中田戦は「カレーうどん」という力強い響きからやや藤井四段優勢か。

藤井ー中田戦については藤井四段が積極的に仕掛けて出た。
イビアナで攻めが途切れなさそうな藤井四段が有利に見えるが、そこは三間飛車のスペシャリスト中田七段。カウンターの端攻めでいくつものイビアナを沈めてきたことを考えると、実戦的にはまだまだ何とも言えない形だ。因みにソフトの評価は藤井四段はっきり有利。とはいえその評価に辿り着くためには難解な手順をクリアしなければならないため、実質「やや有利」程度なのかも知れない。

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羽生ー菅井戦は羽生三冠がイビアナに菅井七段が玉頭の歩のない銀冠に組んでじっくりとした戦いが続いている。一歩得で王様の堅い羽生三冠がややリードしているのは間違いないと思うが、粘り強い菅井七段相手にここからすんなり勝つという訳にはいかないだろう。

【10時半の形勢】
藤井四段(先)-中田七段戦(C2順位戦):やや先手有利(組みあがる前から有利と言ってしまい三間飛車に申しわけないが、理由は下記を参照してほしい)
羽生三冠(先)-菅井七段戦(王位戦第1局2日目):やや先手有利

本日は藤井四段VS中田功七段のC級2組順位戦と羽生三冠VS菅井七段の王位戦第1局2日目があるという、将棋ファンにはたまらない1日だろう。
10時半の時点では、藤井(先)-中田戦は中田功七段の代名詞ともいえる三間飛車に、藤井四段が居飛車穴熊に囲う展開となった。この形は以前動画でもUPしたが、ソフトでかなり検討した。何故か組みあがった瞬間に居飛車穴熊側が+300点くらいで有利となってしまう謎の現象が見られた。ただ、ソフトの言う通りに研究を進めていくと居飛車に手段が多く、成るほどと思わされる。プロの間でノーマル三間飛車が絶滅しかかっているのもこうした理由かもしれない。勿論コーヤン流の端攻めは非常に厄介であり、受け切ったり上手くいなして反撃に出るのはプロ並みの技術が要求される。

コーヤン流VS居飛車穴熊の研究ブログ記事は こちら 

王位戦第1局の2日目は、昨日動画で予想したのとほぼ同じ展開をたどっている。
【昨日の予想動画は こちら

やはり玉頭の歩をかすめ取ったのは大きく居飛車(羽生三冠)が少し有利に見える。ソフト評価値も先手持ちだ。
こういう将棋は評価値以上に守備の歩が取られているのが後々モノを言ってくると思う。ただ、菅井七段の終盤力は脅威。最近逆転負けが多い羽生三冠としては、終盤に入るまでに出来る限り差をつけておかないと危ないだろう。

30連勝なるか!?藤井聡太四段VS佐々木勇気五段

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【とうとう連勝止まる】
21時半過ぎ、藤井四段が投了を告げた。この瞬間、歴史を塗り替えた連勝記録はストップした。恐らくもう本人でさえもこの記録を更新することは難しいだろう。今後はタイトルホルダークラスとどんどん当たるからだ。流石にそのレベルを相手にしながら30連勝というのは考えにくい。
これで、以前の記事でも書いたが第1次藤井四段ブームは緩やかに収束に向かうだろう。次は早い時期にタイトルに挑戦出来れば第2次藤井四段ブームが来ると私は睨んでいる。藤井ファンの私としてはがっくりな結末だったが、佐々木五段は非常にイケメンだし若いし強いし、連勝を止めたのが絵になる男で良かったな、という気持ちにもなっている。藤井聡太パワーを吸収した佐々木五段がここから一気に竜王を奪取して、是非「佐々木ブーム」を巻き起こして欲しい。

【18時~20時まで】
差が縮まったものの、そこから藤井四段に痛いミスが出て現局面は佐々木五段の優勢~勝勢といった形勢。エルモの評価値は先手プラス1500程度。評価値に関係なく読みやすい局面で、しかもまだ佐々木五段は1時間程度残している。実力を考えても、ここから逆転負けをしてくれるような相手では無い。30連勝はかなり厳しそうだ。因みに澤田六段戦では評価値がマイナス2000以上のところから逆転勝ちして話題になったが、相手の残り時間が十分残っていることや人間にとって分かりやすい手が多く読みやすい形であること等を考えると、あの時より状況は厳しそうだ。

【15時半~18時まで】
夕食の注文は、
藤井四段:若鶏から揚げ定食(みろく庵)
佐々木五段:ミニとんかつ定食(みろく庵)
二人ともどっしりとした注文で、長期戦を戦う覚悟がうかがえる。
形勢は藤井四段の放った怪しい勝負手からかなり差が詰まった模様だ。
残り時間もだいぶ接近してきた。これはもうどちらに転ぶかわからない。

【お昼~15時半まで】
難解な中盤の駆け引きを経て、佐々木五段が一歩前に出た模様。
形勢は見た目にもソフト評価値(+400程度)も先手がはっきりリードというところ。ただ、藤井四段は多くの将棋でこれくらいの形勢をひっくり返してきた実績がある。全局の増田戦も苦戦を跳ね返しての勝利だった。今回は果たしてどうだろうか。年内にタイトルを獲得出来るとすればやはり竜王が最有力なので、
何とか挑戦までこぎつけて欲しい。
話は変わるが、最近私の中で「藤井四段が誰に負けるか問題」というのがある。藤井四段のことは大好きだし、一生連勝し続けて欲しい。だが、現実的にはそうもいかない。そこで、「誰に止められるか」というのが実は非常に重要なのではないだろうか。例えば、「デビューから○○連勝で迎えた竜王戦の挑戦者決定戦の第2局、羽生三冠に敗れてとうとう連勝ストップ」等という見出しはどうだろう。カッコいいではないか。
それが、「デビューから○○連勝で迎えたNHK杯の○回戦で○○(一般知名度や実績のあまりない棋士)に敗北」ではどうだろう。正直、絵にならない気もする。
もし佐々木五段が藤井四段を破った時の見出しは恐らく「超イケメン棋士佐々木勇気、とうとう藤井聡太を止める」になるだろう。これはどうか。個人的には
悪くないな・・・と思ってしまった。ただ、万が一そうなった場合、佐々木五段には少なくとも挑戦者はになって欲しい。

 

【対局開始~お昼までの戦い振り返り】
 昼食は以下の通り。
佐々木五段:肉豆腐定食、餅入り(!) (みろく庵)
藤井四段:冷やし中華・大盛り (みろく庵)

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大盛りVS餅入りと、互いにアグレッシブな注文だ。負けたくない気持ちが伝わってくる。

戦型は私の予想(角換わり)に反して相掛かりに進んだ。局面は藤井四段が横歩を狙って動き、早くも荒れ模様だ。12時53分、互いに横歩を取り合って結果的に横歩取りのような戦いになった。

 

【対局開始前レビュー】
・佐々木勇気五段の経歴について・

佐々木勇気五段は藤井四段の次の対戦相手としてメディアで紹介されると、その恵まれたルックスから瞬く間に多くの女性ファンを獲得した。ツイッター等でも佐々木五段への応援コメントが溢れている。実力的にも小学校4年生で最年少(渡辺明竜王と並んでトップタイ)優勝を果たしており、その才能は群を抜いている。16歳(高校1年生)でプロデビューを果たした22歳。スイス生まれフランス育ちという異色の経歴を持つ。
現在までプロでは加古川清流戦優勝、順位戦C1昇級、竜王戦4組優勝が主な棋歴で、その実力からすると少し物足りない感じだ。今回は竜王戦決勝トーナメントという大舞台なのに加えて「藤井聡太の連勝を止めた人間」として歴史に名を残すチャンスなので、佐々木五段も非常に燃えていることだろう。

藤井聡太四段の29連勝と将棋界の憂慮

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6月26日、藤井聡太四段が竜王戦決勝トーナメントの1回戦で増田康宏四段に勝利。難攻不落と思われた神谷八段の連勝記録を30年ぶりに更新して歴代単独1位となる29連勝を飾った。日本列島が「藤井フィーバー」に包まれた。私も大いに喜び、はしゃいだ。
 だが、一つどうしても見過ごせないことがある。増田四段も対戦前の意気込みとして言っていたが
・藤井四段が勝ちすぎている現状がある
・(上記のように勝ちすぎると)将棋界がぬるい世界だと思われてしまう
という点だ。藤井四段は千田六段、澤田六段等の実力レーティング10番台の棋士からの勝利も含む公式戦29連勝だけでなく、非公式戦とは言え羽生三冠や斎藤慎太郎七段等の実力レーティング10番以内の棋士からも勝利を掴み取っている。それも完勝と言っていい内容だった。藤井四段に対しての称賛コメントの中で、
「これからはトップ棋士達との対戦も増えるが彼らの技術を吸収して更なる実力を身につけてほしい」
といったものもいくつかあったが、彼らから吸収すべき要素というのはもう殆ど無いのかもしれない。正直な話ソフトで間に合ってしまっているのかもしれない。でなければ、現時点であんな勝ち方ができる訳がない。
藤井四段の才能は将棋の歴史の中でも1,2位を争うレベルであることは疑いようがない。しかし、だからと言って14歳の時点でこんなに勝てるものだろうか。この結果はまるで、他の先輩方の積み重ねてきたことがが全否定されているようなものではないか。増田四段の言いたかったことは恐らくそうしたことだろう。今後、『突出した才能を持った者がソフトを使って効率よく研究すれば、あっさり将棋界のトップに立ててしまう』
という方程式が確立してしまうような気がしてならない。恐らくは才能のある小学生達は藤井四段の辿った
・詰将棋をひたすら解きまくる
・ソフトを活用して研究しまくる
という道を全力で真似してくるだろう。藤井四段ですらソフトを活用し始めたのは三段リーグの途中からと言うから、これを小学生の時点からひたすらやり込んだらどういうことが起こるか。最早想像に難くないだろう。私もyoutubeで将棋実況をし始めた半年ほど前から主にソフトを使った研究、ソフト相手の実戦を毎日やったら昔将棋をやっていた時より強くなってしまい、レーティングが跳ね上がった。たった半年でだ。もう何年も将棋をやっておらず(詰将棋だけは詰パラでやっていたが)、ブランクがあったのにも関わらずそれをあっという間に取り返し、あっさりと追い抜いてしまった。嬉しくなる半面、本当に今までやってきたものは何だったのだろうと虚しい気持ちになる。全然レベルは違うが、プロ棋士の先生方の中にも藤井四段の活躍に似たものを感じている人がいるのではないかと想像している。
私のやっている序、中、終盤の鍛え方は
1、よく出てくる定跡形や指したい形からソフトと1分将棋(時間が無いときは20~30秒)で1局指す
2、当然負けるので、マイナス1000位劣勢になった局面からひっくり返して再度指す
をひたすら繰り返すというシンプルなものだ。そして、感心した構想や次の一手があれば画像をキャプチャして保存し、いつでも見返せるようにしておく。本当にたったこれだけのことだ。ソフトさえあれば人間との練習対局などいらない。指すのは本番の大会だけで十分だ。私はそう確信している。と言っても結果を出さないと「ハイ、ハイ」で済まされてしまうので、何とかアマ大会で結果を出せるように頑張りたいと思う。
ただ、残念ながら私はもういい大人だ。脳が衰えているので吸収率も小学生とは比較にならないし、すでに「残念な将棋脳」「不要な先入観」といったものも沁みついてしまっている。生きている限りはチャレンジし続けたいが、伸びしろは限られているだろう。もしこれを読んでいる学生の方がいたら、将棋に限らず努力できる時間は限られているので毎日を後悔しないように過ごして下さいーとありふれたセリフをプレゼントしたい。

 

 

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藤井聡太 デビューからの全勝敗表0627 (+わかる範囲で今後の予定)

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【公式戦】

○:12・24:加藤一二三九段:竜王戦6組

○:01・26:豊川孝弘  七段:棋王戦予選

○:02・09:浦野真彦  八段:竜王戦6組

○:02・23:浦野真彦  八段:NHK杯予選

○:02・23:北浜健介  八段:NHK杯予選

○:02・23:竹内雄悟  四段:NHK杯予選

○:03・01:有森浩三  七段:王将戦予選

○:03・10:大橋貴洸  四段:新人王戦

○:03・16:所司和晴  七段:竜王戦6組

○:03・23:大橋貴洸  四段:棋王戦予選

ーーーーーーここまでで10連勝ーーーーーーーーーー

○:04・04:小林裕士  七段:王将戦予選

○:04・13:星野良生  四段:竜王戦6組

○:04・17:千田翔太  六段(10番台):NHK杯1回戦

○:04・26:平藤眞吾  七段:棋王戦予選

○:05・01:金井恒太  六段:竜王戦6組準決勝

○:05・04:横山大樹  アマ:新人王戦

○:05・12:西川和宏  六段:王将戦1次予選

○:05・18:竹内雄悟  四段:加古川清流戦

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○:05・25:近藤誠也  五段:竜王戦6組決勝

○:06・02:澤田真吾  六段(10番台):第43期棋王戦予選決勝

ーーーーーーここまでで20連勝ーーーーーーーーーー
 
06・07:上洲YAMADAチャレンジ杯(トーナメント)
○1回戦 :都成竜馬 四段(50番台)
○2回戦 :阪口 悟 五段(90番台)
○3回戦 :宮本広志 五段(50番台)

06・10: 第3期叡王戦 段位別予選
○1回戦:梶浦宏孝四段(60番台)
○2回戦:都成竜馬四段(50番台)
  
○06・15:瀬川晶司五段(70番台) :C級2組1回戦

○06・17:藤岡アマ(??) :第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選

○06・21:澤田真吾 六段(10番台) :王将戦一次予選
 
○0626:増田康宏四段(20番台) :竜王戦 決勝T1回戦 

ーーーここまでで29連勝(歴代単独1位記録を30年ぶりに更新)ーーーーーー

次の対局 カッコ内は記事作成時のおおよその実力レーティング
0702:佐々木勇気五段(10番台) :竜王戦 決勝T1回戦 
0706:C2順位戦 中田功七段(90番台)

 その他直近の対局日未定戦
NHK杯2回戦 森内俊之九段(40番台)
棋聖戦一次予選 西川慶二七段(100番台)
棋聖戦一次予選 阪口悟 五段(90番台)
 新人王戦4回戦 佐々木大地四段(50番台)

【非公式戦】

○:03・23:先崎学    九段:獅子王戦準決勝

●:03・23:羽生善治  三冠(10番以内) :獅子王戦決勝

○:03・13:増田康宏  四段(20番台) :藤井聡太炎の七番勝負 第1局

●:03・19:永瀬拓矢  六段(10番以内) :藤井聡太炎の七番勝負 第2局

○:03・26:斎藤慎太郎七段(10番以内) :藤井聡太炎の七番勝負 第3局

○:04・02:中村太地   六段(20番台) :藤井聡太炎の七番勝負 第4局

○:04・09:深浦康市  九段(10番台):藤井聡太炎の七番勝負 第5局

○:04・16:佐藤康光   九段(10番台):藤井聡太炎の七番勝負 第6局

○:04・23:羽生善治  三冠(10番以内):藤井聡太炎の七番勝負 第7局

●:05・07:豊島将之 八段(10番以内):第24回将棋まつり席上対局

デビュー29連勝なるか!? 藤井聡太四段 VS 増田康宏四段 10代対決!

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藤井四段の非公式戦・公式戦の全対局成績は こちら

第30期竜王戦決勝トーナメント
対局日:2017年06月26日
先手:藤井聡太四段
後手:増田康宏四段

【20時半~22時】
各所で報道されたのでご存じの方も多いと思うが、藤井聡太四段が見事に勝ち切って連勝記録の歴代単独1位となる29連勝を達成した。ここまで神谷八段と並んで歴代1位タイだったが、30年ぶりに記録を更新した。歴史的瞬間に立ち会えてとても幸せに思う。途中、角2枚と桂2枚だけで攻めつけるという滅多に見れない光景も見れて非常に面白い将棋だった。序盤は増田四段の雁木作戦が見事にハマり、藤井四段がピンチの局面もあったと思う。1局を通して引きしまった名局なので是非日本将棋連盟モバイルなどで観戦して欲しいと思う。基本有料、月額500円ですがこの1局だけは無料で見れます。
私の作った本局のハイライト動画は こちら

 
【19時半~20時半】
藤井四段が突如、角2枚、桂2枚を乱舞させる猛攻を開始。正確に受ければやや無理筋だったようだが増田四段が誤り、一気に藤井四段が勝勢に。前人未到の29連勝が大きく近づいてきた。この後、事件が起こらなければ歴史の変わる瞬間を目の当たりに出来そうだ。
 
【夕食休憩~19時半】
夕食
藤井四段:わんたんめん(紫金飯店)
増田四段:ヒレカツ定食ライト+肝吸い(ふじもと)

藤井四段は昼の豚キムチうどんに続く麺類、増田四段は昼に続いてカツとなった。
カツを食べることによって勝つというゲンをカツいだか。
局面は、増田四段はっきりリードという所から藤井四段が守りの桂馬を2段跳ねする気迫の勝負手を見せ、それに増田四段がやや対応を誤ったか後手のリードが吹き飛んだ模様。エルモ評価値は完全に互角に戻った。29連勝を応援する者としては嬉しいが、増田四段は終盤力にも定評がある。まだまだ胃の痛くなるような戦いは続きそうだ。
 
  【15時~18時】
増田四段が巧みな反撃から飛角交換に持ち込んだ。飛車を持てば藤井陣のスカスカの右辺に打ち込む手が非常に厳しい。はっきり増田四段のリードと言ってよさそうだ。elmoの評価値は+400程度。ただ、終盤が藤井聡太タイム。今までも400程度の差を跳ね返して勝ったところを5回は見たことがある。プロデビュー以降、藤井四段相手に400程度の微差からそのまま押し切れたのは非公式戦ながら羽生三冠、豊島八段、永瀬六段の3名のみ。増田四段もそこに加われるか。
この局面からどちらが勝つか賭けろと言われたら、私は正直増田四段に賭けたい。もちろん藤井四段を心底応援してはいるものの、増田四段クラスの実力者がここから簡単に逆転を許してくれるとも思えない。

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【昼食~15時】
藤井四段が「スキ有り」と見て果敢に攻め立てたものの、
15時13分現在の局面は増田四段の反撃が的確で棒銀が立ち往生しそうなため微差ながらやや後手良しか。評価値は後手+150といったところ。とはいっても後手玉は居玉、先手玉は次に一手で囲いに入れる形ということで実戦的にはほぼ差が無いといっていいのかもしれない。とはいえ、現状は飛角交換が濃厚で、飛車を手に入れられそうな後手に不満は無いだろう。

 

先手:藤井聡太
後手:増田康宏
【昼食】
藤井聡太四段:豚キムチうどん(みろく庵)
増田康宏四段:ミニとんかつ丼(みろく庵)
  
【開始~11時まで】
藤井四段歴代単独1位の29連勝をかけた運命の一局は10代対決となった。(藤井:14歳 増田:19歳)藤井四段の活躍は今更言うまでもないが、増田四段も16歳でプロデビューして昨年新人王を獲得したり今季は竜王戦5組で優勝したりとその実力は疑いようが無い。
また、増田四段の森下九段直伝の勉強法(記事は こちら
も非常にためになるので強くなりたい方はぜひ真似てみるといいと思う。私も最近マネしています。
 〈対局開始〉
 角換わり調の出だしから、増田四段が角交換を拒否。雁木囲いに進展していきそうだ。藤井四段は右銀を早繰り銀の構えにして速攻していく姿勢を見せた。27連勝目の藤岡隼太アマとの将棋では華麗に雁木を粉砕して完勝したが、本局ではどうか。11時17分、早くも駒がぶつかった。大乱戦の予感だ。

増田康宏四段の、森下九段直伝の勉強法について

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今日、読売新聞の朝刊の将棋欄を見ていたら増田四段の勉強法が載っていた。
ご存じの方も多いかもしれないが増田康宏四段は10歳で奨励会入りし、僅か16歳でプロになった俊英だ。藤井聡太四段が6月26日に連勝記録歴代単独1位となる29連勝をかけて戦う相手でもある。
既に新人王獲得、竜王戦5組優勝と実績を残している。これから間違いなくタイトル争いに絡んでくるであろう逸材だ。
その勉強法を要約すると、
大山ー中原戦などの実戦集をまず先手で並べて、次に後手でも並べて、最終的には頭の中で並べて、それを棋譜として書きだす作業をする   というもの。
私がこれを読んでパッと思ったのは
「部分的にはとてもいいが、部分的には時間の無駄なんじゃないか?」
だった。私が思った点を率直にまとめておきたい。
1、棋譜を暗記すると、別の類似の将棋を並べている時に復習できたりするので勉強効率がとても上がる
2、頭の中だけで棋譜再現が出来るレベルまで覚えれば、盤上に現れた技を全て自分のものに出来る
3、大山ー中原戦等のトッププロ同士の将棋もいいが、ソフト同士の棋譜も取り入れると更に良いのでは?
4、少なくとも書き出す作業はいらないのでは?(これは「棋譜を完全に覚えました」と誰かに確認してもらうための行為であり、自分の中でそれが確認できているのであれば不要だと思う)

こんなところだった。「頭の中で棋譜再現する」というのは私も欲しいスキルなので
今日からやってみようかと思う。皆さんも是非お試しあれ。

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藤井聡太四段、歴代1位タイ28連勝なるか?相手は難敵澤田真吾六段

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先手:藤井聡太四段
後手:澤田真吾六段
戦型:角換わり

澤田六段が工夫の早仕掛けを見せて、後手番ながら積極的に先攻する形になった。形勢は互角ながら、普通は攻めている後手が少し勝ちやすい流れか。しかし藤井四段は受けが非常に上手いので、むしろ先手ペースなのかもしれない。

さて28連勝と言えばご存じ神谷広志八段だが、私はこの人のことがずっと嫌いだった。理由は神谷八段が村山聖九段との対局時、盤外戦術として普段吸わないたばこを吸って気を散らそうとしたというエピソードを見たことがあるからだ。村山九段の死後、師匠の森信雄七段にそのことを謝罪したらしい。確か15年近く前の将棋世界誌だったと思う。
私はそもそもタバコが嫌いな人間の前でタバコを吸う人間は害悪だと考えている。ましてやそれを病気の対局相手に対する嫌がらせのツールとして意図的に使ったというのは本当に許せなかった。
だが今となっては少し考え方が違う。そもそも神谷八段が懺悔しなければこのエピソードは世に出なかった。これを言えばファンから一生叩かれることは分かっていたと思う。それでも敢えて自らの過ちを公表し贖罪しようとしたことは立派だ。そう考えるようになった。

さて、将棋は難解な攻防から澤田六段がややリードしたものの、藤井四段も上手く食らいついていって第5図となった。

上図で▲54桂!と打ったのがほぼ決め手。△同歩なら▲42馬△同玉▲43銀~▲32金~▲52銀成(第6図)と追い込んでおく。
 
上図では次の▲22銀が厳しいが適当な受けも無い。先手玉に駒を渡さずに詰めろの連続で迫れれば後手が勝てるがその手もない。ということで先手勝ち。
実戦は▲54桂に△41金▲62歩成となり、ほどなく藤井四段が28連勝を決めた。
これで前述の神谷八段の記録と並んだわけだが、次は歴代単独1位の懸かる対局を26日の竜王戦決勝トーナメントで増田康広四段と戦うことになる。こちらも非常に強敵だが、どうにか勝ち切ってほしい。

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