藤井聡太四段、伝説の△15歩についてお詫び

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第1図は藤井聡太四段の公式戦デビュー18連勝目、
加古川清流戦の竹内雄悟四段戦の終盤。1分将棋にも関わらず、ここから「藤井マジック」ともいうべき手順が炸裂した。


金で取るか銀で取るかだがソフトはどちらかと言うと△同銀を支持。以下
I、▲54歩には△22玉と早逃げして難解ながらやや後手良し、
Ⅱ、▲44角成の詰めろ竜取りには△22角と切り返し、以下▲66馬△同角▲63歩成(第2図)に面白い手がある。


図から△84角打が好打。次の△58金等の攻めを狙う。ただし先手も▲57歩が「大駒は近づけて受けよ」の好手で局面は難解。
この変化も十分考えられたところだが、藤井四段は第1図から△同金を選んだ。(第3図)


これも角を44に成らせない意味で有力な手。先手は空いた後手玉の脇腹に向かって▲61飛と打ち込み、後手はがっちり△41金打。そこで角を逃げても仕方ないので▲42角成と切り△同銀に▲52金打と食らいついて第4図。ここが一番のハイライトだった。


上図からは△51歩が自然で、大盤解説の屋敷九段と深浦九段も基本的にその線で解説を進めていた。が、なんと藤井四段はここで△15歩!(第5図)これには解説の二人の先生もかなり驚いていた。別所で井上九段も「勢いがあるけど危険だなあ」と否定的なニュアンス。ソフト評価値も瞬間的に先手に大きく振れた。私自身1分将棋ということもあり、「藤井四段が珍しく終盤で悪手を指してしまった」ということで10秒程度検討して片づけてしまった。これがいけなかった。60秒程度しっかり読ませると、ちゃんと「難解」という評価に戻った。


上図から▲41金△同銀▲52金△51歩▲41金△同玉▲22金(第6図)で先手良し、というのが当初のソフトの読みだった。

第6図は▲32銀~▲63飛成の詰めろなので何か受ける一手だが、△31金だと▲63歩成△22金に▲52とと竜を抜いて、これは先手優勢。私は動画内でそう解説して打ち切ってしまった。ところが、△31金のところで△54角(第7図)という絶妙手があって難解だった。これについては心からお詫びしたい。


以下
A:▲63歩成△同角▲53歩には△43銀で難解ながら僅かに後手持ち
B:▲53歩△同銀▲63歩成△16歩!(詰めろ)▲18歩△63竜▲43銀(第8図)


と進み、一見決まったようだが以下△72竜がぎりぎりの受けで
やはり難解(僅かに後手持ち)なようだ。

1分将棋の中、藤井四段がどこまで読み切って△15歩を指したのかは分からない。しかし恐ろしい量の読みが入っていたこと、解説のA級棋士二人だけでなくソフトまで驚かせた手だったことは間違いない。これからは藤井四段の手はたとえ秒読みの最中の手でも「パっと見悪手」と決めつけて短時間で検討を打ち切ってはいけない、と肝に銘じたい。

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藤井四段 VS 竹内四段の 対局棋譜並べ動画はこちら

 

 

 

 

 

 

藤井聡太四段が対局時に食べた食事まとめ(5月26日版、随時更新)

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藤井聡太 デビューからの全記録(随時更新中) は こちら

この記事の動画版は こちら

最近、「長手数の詰将棋とソフトでの将棋研究を頑張れば自分も藤井聡太に近づけるのではないか?」という夢を見ながら楽しく頑張っているが、やはり人間の細胞を形成するものは何と言っても勉強よりもメシだ。藤井聡太に近づきたければ、同じものを食べることだ。
ということで、「藤井メシ」をわかる範囲で全部調べてみました。

12・24:加藤一二三九段
竜王戦6組
昼飯
加藤:特上寿司(千寿司)
藤井:味噌煮込みうどん(みろく庵) 
おやつ:チョコレート、レモンティ

01・26:豊川孝弘  七段
棋王戦予選
豊川:ごまみそうどんとサラダ
藤井:肉ぶっかけそば

○:02・09:浦野真彦  八段:竜王戦6組
浦野:あんかけそば(きざみあげトッピング)
藤井:黒毛和牛カレーうどん 
※両者とも小雀弥

○:03・10:大橋貴洸  四段:新人王戦
大橋:きつねうどん
藤井:カレーうどん

○:03・16:所司和晴  七段:竜王戦6組
所司:たぬきうどん
藤井:つけとろろそば

○:03・23:大橋貴洸  四段:棋王戦予選
大橋:きつねそば
藤井:天盛りそば

○:04・04:小林裕士  七段:王将戦予選
小林:なし
藤井:天丼

○:04・13:星野良生  四段:竜王戦6組
星野:中華弁当
藤井:汁なし坦々麺(からそう・・)

○:04・26:平藤眞吾  七段:棋王戦予選
平藤:なし
藤井:エビフライ&クリームコロッケの盛り合わせ
(サービスランチ)

○:05・01:金井恒太  六段:竜王戦6組準決勝
昼食
金井:うな重・梅(ふじもと)
藤井:カレーライス(ほそ島や)

夕食
金井:ヒレカツ定食・ライト(ふじもと)
備考:金井、夕食を食べられなかった
藤井:若鳥唐揚定食(みろく庵)

○:05・04:横山大樹  アマ:新人王戦
横山アマ:ハイカラうどん
藤井:冷たいぶっかけそば

○:05・12:西川和宏  六段:王将戦1次予選
西川:そば定食 やまがそば
藤井:うどん定食(特製たまごかけご飯) 小雀弥

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○:05・25:近藤誠也  五段:竜王戦6組決勝
昼飯
近藤:冷中華・大(ほそ島や)
藤井:五目やきそば(紫金飯店)

夕食
近藤:つけとろろそば(みろく庵)
藤井:チャーシューメン(ほそ島や)

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動画版は こちら 

 

初心者が最短で初段まで行くための方法はこちら

個人的オススメ定跡本・手筋・詰将棋本

将棋ウォーズ対局実況(youtube)

↑↑丁寧解説付なので級位者の方も安心です。

次の一手・詰将棋コーナー総合ページ

 

 

棋譜並べのやり方

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以前、初心者~初段 まで強くなる方法と初段~六段まで強くなる方法という記事を書きました。
ブログ記事は こちら 
動画版は こちら です。

が「棋譜並べ」について述べていなかったので追記します。

棋譜並べ:詰将棋、必死問題、次の一手、手筋、定跡等が複雑に絡み合っているので実戦かそれ以上に難しい。早くても二段位から始めればいいと思います。

現代版棋譜並べのやり方

1、自分が好きな棋士や、自分が指したいと思う戦法の棋譜をネットで検索(今はいいサイトいっぱいありますが、昔は棋譜を探すのすら大変でした…)
2、まずは自力で並べる(30~1時間程度かけてじっくりと。ここは昔と一緒です)。で、疑問点や感心した手などをメモしておく。

3、ソフトで解析して、答え合わせ。棋譜並べしていて「これ凄いな」と思った手や、ソフト解析で自分が思いもしなかったような凄い手が見つかった場合はスクリーンショット(できない人はスマホで写真撮りましょう)してフォルダに入れておく
ソフトは、有料版を購入できる余裕があれば
 マイナビ 将棋レボリューション 激指14 
がおすすめです。5月28日現在、7000円台で購入可能です。棋譜並べ以外でも秒読み付でソフトと戦えたり、駒落ちや強さ設定が出来たりしていい感じです。フリーソフトと違って導入や設定で躓くこともありません。
参考記事:エルモと激指14の違い

※昔はソフトなんてなかったので、強い人に恐る恐る聞くしかありませんでした。それでも正しい答えが返ってくるとは限らず…聞いたら何かお礼しなければならず…非常にかったるかったです。今は本当に、本当にいい時代ですね。

4、もう一度何も見ずに自分で並べてみる(変化手順含めて)。「この手はよかったな」「これが疑問手だったんだよな」とか「ここで本当は凄い手があったんだよな」などと思いながら並べられるようになっていればOKでしょう。

1~4をこなせばバッチリでしょう。

昔は棋譜を探すのも面倒だし棋譜を並べても自分じゃよくわからないし強い人に聞くのも面倒だし・・・という感じで、将棋の勉強が嫌で嫌で仕方ありませんでした(笑)
でも、プロになれた人達はそこを才能や将棋に対する愛や根性で乗り越えたわけですから、心から尊敬しています。
今は将棋の勉強が楽しくて仕方ありません。ソフトを持ってあの頃に戻れたらなぁ。

【過去の棋譜並べがしたい方用将棋年鑑リンク】

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将棋強くなる方法 初心者から初段まで 初段から六段まで

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まず初段までは こちら です(おすすめ詰将棋本・次の一手本・必至問題本等の紹介もあります。)
参考記事 お子さんに将棋を教える方法

【強くなりたい場合の、対局における注意点】
「別に強くならなくてもいい、ただ楽しみたい」という方は読み飛ばして頂いてOKです。

・将棋ウォーズの3切れや将棋クエストの2切れはあまりやらないようにしましょう。
5日に1回くらいがいいと思います。やるとしても「悪手指すくらいなら時間切れ上等」くらいの気持ちでやりましょう。私は放送のために仕方なくやっていますが、本当はあまりやりたくないです。
・練習対局は将棋倶楽部24などの1手30秒以上のものが望ましいです。1手10秒だとやはり読みの量が足りないです。また、実戦において時間攻めは有力なやり方ですが、
強くなるための練習対局においてはやめましょう。当然の一手でもその後の展開を出来るだけ深く読んで指しましょう。
  
続いて初段~三段までは
・毎日3~7手詰めを10問は解く(できれば必至問題も)
・毎日次の一手を10問は解く
・得意戦法を決め、定跡を徹底的に覚える(出来れば、覚えることの比較的少ない振り飛車が良いでしょう)
定跡の覚え方に関しては、まずは本を買うのが一番でしょう。その上で、本に載っている変化をソフトで解析しながら間違っている部分は本に直接書き加えていきましょう。
・将棋ソフトと1日1局は対局する(ボナンザ、エルモ、浮かむ瀬、技巧・・何でもOKです。もし有料ソフトを買う余裕があればおすすめは
マイナビ 将棋レボリューション 激指14 です。フリーソフトと比べて難解な導入や設定も無く、秒読み機能や駒落ちや強さ設定、詰将棋や次の一手等が充実しています。7000円台で購入できます。参考記事:エルモと激指14の違い

私は1手30秒で対局しています。主に上に書いた覚えたい定跡の終点くらいまでを並べて、そこから対局します。
対局する際のコツとして
1、しっかり詰まされるまで1局指す(負ける前提ですみません)
2、終わったら評価値が例えばマイナス2000位のところまで戻して、優勢な側を持って対局を再開する。逆転負けしたら再び同じところまで戻す。ハンデが足りないと思ったら、3000や4000のところから再開。逆にハンデが大きすぎると思ったら1000くらいのところから再開。私は800位でやっています。強くなるにつれてこの数値が自然に下がっていきます。
3、少なくとも2~3日に1局は将棋倶楽部24で1手30秒以上の練習将棋を指しましょう。
人間は悪手を指しますので、実戦の短い時間の中で疑問手、悪手をとらえる技術を磨きます。また、自分が悪手を指さないよう気をつけましょう。
指したら、必ずソフトで指し手を解析して相手や自分の疑問手や悪手をチェックしましょう。
私が考える強くなることとは
1、悪手、疑問手の数が減っていくこと
2、序盤の知識が増えていくこと
3、妙手や詰み、必至が見えるようになっていくこと

だと思います。重要度順に並べました。やはり鑑賞する側としては3の派手な妙手や詰み、必至に目がいきがちになってしまいますがレベルが上がれば上がる程、地味な手で差をつけることが重要になってきます。

三段か四段に昇段したあたりで、余裕があれば居飛車の定跡も覚えていくといいかと思います。ソフトで厳密に検討していくと、居飛車対振り飛車は居飛車が良くなる変化が多いからです。一時代を築いてきたプロには居飛車党が非常に多いです。
勿論、藤井九段や久保王将、戸辺七段、中田コーヤン先生など生粋の振り飛車党もまだまだご活躍されていますので、振り飛車でいきたい!という方はそのままで大丈夫でしょう。
まとめると
1、詰将棋、次の一手(必至も)
2、定跡記憶 ソフトによる定跡解析
3、ソフトと対局
4、確認のために人間と対局

という感じです。
   

振り飛車関連定跡本 

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中飛車系おすすめ (以下全て記事の一番下に本のリンクを置いてあります)

三間飛車おすすめ・コーヤン流

三間飛車・石田流おすすめ

四間飛車穴熊おすすめ

ノーマル四間おすすめ

 

 

名人戦第5局出た!佐藤名人の「横歩取り・勇気流」終局まで

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名人戦第5局
先手:佐藤天彦名人
後手:稲葉陽八段
戦型:横歩取り 勇気流


第1図からはプロの前例は主に△85飛と△22銀(本譜)に分岐。△82飛もある。
△85飛なら▲36歩と指し、△25飛なら▲28歩と受ける(第1変化図)

その変化は次の▲84飛や▲37桂があるため、ソフト評価値的には先手がやや指せるようだ。そこで、△25飛 とは指さずに△52玉と上がり、以下はほぼ互角(ソフトはやや先手持ち。+100程度)。
 本譜は△22銀以下先手は素早く右桂を活用し。後手は飛車を深く引いて角交換して飛車を追って迎撃の構えで第2図。激しいことになった。


第2図から▲83歩!△同飛▲84歩△82飛▲35飛△84飛▲75角(第3図)と激しい変化に突入。ここで昼食休憩。注文は両者とも「岡山県産黒毛和牛すき焼き丼」。おいしそうだ。


まだ前例はある。因みにソフトでは▲75角に代えて▲66角を推奨している。飛車がどこに逃げても▲45桂という感じで、確かに面白そうだ。今度深く調べてみたいと思う。
本譜は▲75角に△82飛と引いたが、△24飛の変化もあるようだ。変化の一例としては▲53角成△62金▲75馬△44角(下図)。


以下▲25歩と打って難解。変化はあまりにも多岐に渡るので省略するが、ソフト評価値はほぼ互角を示している。

本譜は△82飛に対して▲45桂が気持ち良い手で、以下第4図へと進展した。


第4図が15時20分現在の局面で、形勢は先手やや良しのようだ。次に▲44飛~▲65角の筋があるが、後手はどう受けるのだろうか。一例としては△55角とかわして、以下▲46銀△64角▲同角△同歩▲77角!という進行が予想されている。
15時のおやつは両者「モンブラン」と佐藤名人が「ピオネジュース」稲葉八段が「ホットコーヒー」

実戦は下図のように進行した。予想手順の▲同角にかえて▲66角だった。


後手はここで△42金右と寄って難解だったが、実戦は△44歩とひねった受けを見せた。対して▲55銀と出て先手優勢になった。
以下、第6図(18時30分現在)と進行した。ここで封じ手かもしれない。


以下、予想される進行は
1、▲24飛△23歩▲83歩成△同飛▲23飛成△同金▲65角(第7図。先手優勢。+1000以上) 
2、▲83歩成(1に合流)


因みに第7図で△32銀なら▲21飛!という鬼手がある。
△同銀なら▲43角成で終了。

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3、▲44飛 
これは先手優勢ながら、まだヤマ場もありそう。

ここで名人が封じ手の意志を示した。1か2なら早い終局が予想される。

封じ手はやはり▲24飛。対して稲葉八段は△22歩(第8図)とひねった受けを見せたが、これも7手1組の爽快な手順があった。


上図から▲83歩成△同飛▲65角△82飛▲22飛成△同金▲43角成!
が痛快な手順。形勢は+1300ほど先手に傾いた。
以下、稲葉八段も必死に反撃して△37歩で第9図。


上図から▲29銀が正確な受け。同銀なら△29飛が少しうるさかった。その後、リードを拡大して第10図。▲44馬と寄って次の▲65桂を見せたが後手の次の手が根性のある手だった。


上図から△74飛が執念の一着。以下▲64金には△同飛▲同角△84飛と横の田楽刺しが決まる。そこから▲55角△同桂▲同馬となれば次の桂打ちを見せて先手優勢ながら若干差が詰まる。ということで佐藤は▲26馬。これも正着。落ち着いた受けが光る。
以下丁寧に差を広げて第11図。次の手もまた渋かった。


上図から▲38銀が好手。37歩は二歩で打てない。
これで後手は万事休す。


上図が終局図になった。1局を通して、鋭い踏み込みで差をつけた後は渋い受けを連発して完勝だった。
これで名人戦は3勝2敗。挑戦者がタイに戻すか、名人が押し切るか。目が離せない。

 

 

 

19連勝なるか!?藤井聡太 VS近藤誠也五段  竜王戦6組決勝

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藤井聡太 デビューからの全記録(随時更新中) は こちら

対局日:2017年05月25日
竜王戦6組決勝(勝った方が本戦出場)
先手:近藤誠也五段
後手:藤井聡太四段
 
第1図。近藤五段が先手で相掛かり棒銀の恰好になった。
 
個人的には後手を持って結構イヤな戦法だなあ、と認識している。
先手の攻撃力が高く、受けの力が要求される上に
先手陣は▲66歩~▲58金~▲69玉~79玉と結構固くなる。
そして第2図。


 やはり先手は角道を止めた。攻守に優れた形だ。
さてどう対抗するのかな、と思って見ていると・・・
第3図。凄い手が出た。


藤井四段、△24歩!初心者が指したら「ダメだよ、ダメ」と言われて
23に戻されてしまいそうな一着だ。▲25歩と合わせたらどうするのか。
ここで近藤五段が長考に沈み、昼食休憩に入った。
プロ間では知られている一着なのかな?と思ったが、「独特だなぁ」という声が中継室から上がったようなので少しほっとした。藤井四段が先を行き過ぎているだけのようだ。第3図から▲25歩と合わせた局面は、ソフト解析によれば恐ろしいことに後手が+200くらいでリード。以下進行の一例は
△同歩▲同銀△75歩▲24銀△44角▲23歩△31銀▲46歩△33桂(第3変化図)


以下▲75歩なら△86歩▲同歩△同飛▲87歩に△76飛と滑り込んで後手良し。
75の歩が受け辛い。
かといって第3図から▲25歩と行けないようでは△23銀と銀冠を作られてしまう。それは後手がやや作戦勝ちになりそうだ。
まだまだ難しい局面だが、序盤はまず一歩藤井四段が先行したようだ。

実戦は第3図から▲25歩△同歩▲同銀△75歩に▲同銀と取り、△35歩▲46歩(第4図)と進行したが、ここで後手に決め手級の手があった。
 
 
第4図から△14歩なら技ありだった。▲16銀なら△26歩!と垂らし、▲同飛なら△15歩▲27銀(25銀は24歩で銀が詰む)△28歩で後手良し。放置すれば△15歩で銀が死ぬ。▲24歩は△23歩▲同歩成△同銀に▲24歩から清算するしか無いが、飛車交換になれば陣形の差で後手優勢。△14歩なら評価値は+600を超えており、はっきり優勢と言ってよいだろう。
実戦は第4図から△24歩▲16銀△23銀と穏やかに銀冠を完成させた。
これでも
・銀冠が固い
・後手から攻めのバリエーションが豊富で歩損がクローズアップされない
・先手の銀が僻地で使いづらい。
等の理由から、ソフト評価値は+300オーバーで後手良し。
局面は進んで第5図。銀冠に入っていくかと思いきやここで藤井、仕掛ける。
 
上図から△65歩▲同歩△36歩!と突っかけていよいよ本格開戦。
36歩は深い読みの入った手で将来の46飛~36飛等を見せている。
また、何かの折に46に角が出たときに飛車取りになるメリットもある。
以下近藤五段も粘るが藤井四段が快調にリードを広げて第6図。


ここで▲18飛が執念を見せた手。近藤五段の気持ちが入っている。
以下△34飛に▲56角と反撃開始で第7図。先手にも希望が出てきたかと思われた
が、後手の返し技が素晴らしかった。

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第7図から△36歩▲同歩△同飛▲37歩△56飛▲同銀△54角!
(第8図)

上図からは飛車を逃げるしかなさそうだが、そこで△45桂が気持ちのいい活用だ。藤井四段が19連勝&竜王戦本戦進出に近づいてきている。
実戦は上図から▲36歩△45桂とやはり二枚桂が炸裂して藤井四段がはっきり優勢になった。


以下、先手陣の89の桂をもぎ取って更に桂を足していく。
これには羽生三冠、豊島八段を負かしたこともある強豪の近藤五段も
粘りが利かない。▲69桂も△77歩成で、同桂に△57桂右成で崩壊だ。
以下両者ペースアップしながら淡々と指し手が進み、第10図。△45角に先手の指し手がパタリと止まった。


そして、近藤が頭を下げた。竜王戦のトーナメント入りも決まった。このまま竜王を獲得しても何ら不思議ではない。以下▲56桂と打っても△66歩が急所。
▲68金に△77歩で崩壊だ。△36角の筋まである。
これで19連勝。現時点で既に歴代6位の大記録だ。
デビューからの連勝記録ということでは当然ぶっちぎりの歴代1位である。
恐らく、今後はタイトル争いに常に絡み続けることになるので相手がきつくなりあまり大型連勝は狙えなくなってくると思う。28連勝更新は今回が最初で最後のチャンスだろう。是非とも更新してほしい。

 

 

連勝中、藤井聡太四段が負かしてきた相手がいかに凄かったかをまとめてみる

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藤井聡太 デビューからの全記録(2017年0524版)
 
 【公式戦】

○:12・24:加藤一二三九段:竜王戦6組
・ご存じ「一分将棋の神様」「神武以来の天才」
タイトル獲得8期、名人1期、A級在籍36期。
盤外でも盤上でも伝説を刻み続けてきたレジェンド。

○:01・26:豊川孝弘  七段:棋王戦予選
最高B級1組、現在もB級2組で鎬を削る強豪。
解説中の軽妙なダジャレでファンのハートを鷲掴み。
人気投票なら藤井聡太四段と互角かそれ以上の戦いができそう。

○:02・09:浦野真彦  八段:竜王戦6組
ご存じ、「ジャパネット浦野」。ニコニコ生放送における
巧みなセールストークで自身の本の売り上げをアマゾンランキング1位に導く。
看寿賞受賞経験のある詰将棋制作とセールストークなら右に出る者はいないだろう。順位戦最高はB級1組。

○:02・23:浦野真彦  八段:NHK杯予選
同上。
○:02・23:北浜健介  八段:NHK杯予選
最高位はB級1組。現在もB級2組に在籍して昇級を伺う強豪。
詰将棋制作に定評がある。早稲田大卒。
○:02・23:竹内雄悟  四段:NHK杯予選
新進気鋭の若手棋士。加古川清流戦では藤井四段相手に
終盤まで一歩も引かぬ指し回しを見せ、あわやという激闘を演じた。

○:03・01:有森浩三  七段:王将戦予選
最高位はB2。病気に悩まされたものの、全盛期は十段リーグにて
中原誠、谷川浩司、村山聖、丸山忠久等錚々たるメンバーを次々撃破しているベテラン。

○:03・10:大橋貴洸  四段:新人王戦
藤井四段と同期で四段昇段。この対局は藤井四段が一番危なかった将棋。
終盤の悪手さえ無ければ連勝はここでストップしていたかもしれない。
今後も厄介な相手になりそうだ。

○:03・16:所司和晴  七段:竜王戦6組
下記のように錚々たるメンバーを弟子に持つ育成のスペシャリスト。
藤井四段との将棋では敗れはしたが最終盤まで気迫のこもった指し回しで素晴らしい戦いを見せた。

(以下Wikipediaから引用)
プロ入りした門下生に松尾歩渡辺明宮田敦史石田直裕石井健太郎近藤誠也大橋貴洸伊奈川愛菓(女流棋士)、渡辺弥生(女流棋士)ら
(引用終わり)

○:03・23:大橋貴洸  四段:棋王戦予選

○:04・04:小林裕士  七段:王将戦予選
2006年度銀河戦準優勝、2013年度竜王戦2組において豊島八段を破って優勝で本戦出場と、実績のある中堅棋士。

○:04・13:星野良生  四段:竜王戦6組
三段在籍中に中村太地六段を破るなどして新人王戦で準優勝という凄い実績を残す。ご存知ゴキゲン中飛車に対する超速の創始者。
藤井四段がゴキゲン中飛車で挑んでいたらやられていたかも・・?

○:04・17:千田翔太  六段:NHK杯1回戦
現在実力レーティングでは10位前後を推移。いつタイトルを奪取してもおかしくない若手強豪。挑戦した棋王戦では惜しくも渡辺棋王に2-3で敗れたがタイトル奪取は時間の問題だろう。ただし、今後は挑戦までの過程で藤井聡太が立ちはだかる可能性は高い。

○:04・26:平藤眞吾  七段:棋王戦予選
ご存じ若手キラー。藤井四段との対局では、卓越した構想力を見せつけて一時優位を築いた。

○:05・01:金井恒太  六段:竜王戦6組準決勝
郷田真隆 の大ファンであり、彼の対局の時に見ない日は無いらしい。
居飛車の本格派で、ブレイクする日も遠くないだろう。

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 ○:05・04:横山大樹  アマ:新人王戦
アマ棋界では知らない者のいない強豪。勇猛果敢な指し回しで、藤井四段を終盤付近まで苦しめた。

○:05・12:西川和宏  六段:王将戦1次予選
父は西川慶二プロ。第63回NHK杯では谷川、豊島を破るなどしてベスト4入りもした経験を持つ若手強豪。

○:05・18:竹内雄悟  四段:加古川清流戦

【非公式戦】

○:03・23:先崎学    九段:獅子王戦準決勝
「羽生世代」の天才棋士の一人。
NHK杯優勝やA級在位2期などの実績を誇る強豪。今でもB級2組で若手キラーとして活躍中。卓越した文章力が特徴。

●:03・23:羽生善治  三冠:獅子王戦決勝
ご存じ、長きにわたり棋界を代表するスーパースター。
この時は「流石に羽生先生にはまだ無理か・・・」という雰囲気が広がったが・・・

○:03・13:増田康宏  四段:藤井聡太炎の七番勝負 第1局
2016年度新人王。この記事を書いている2017年5月23日現在、竜王戦5組で優勝して本戦出場が決まった。まだ19歳。タイトルを期待される逸材である。藤井四段が5月25日の近藤誠也五段戦に勝利すれば本戦で激突することになる。

●:03・19:永瀬拓矢  六段:藤井聡太炎の七番勝負 第2局
実力レーティングでは10番台。新人王戦、加古川青流戦優勝、棋聖戦挑戦経験、18連勝記録など輝かしい実績を持つ。タイトルを獲るのも時間の問題と言われている若手強豪の筆頭。

○:03・26:斎藤慎太郎七段:藤井聡太炎の七番勝負 第3局
2016年度勝率1位賞。2017年5月に棋聖戦挑戦者に決定。順位戦もほぼノンストップでB1まで昇級しており、非常に強い。筆者はこの将棋を見て「まさか斎藤七段にこんな内容で勝つとは・・・」と藤井ファンになった。

○:04・02:中村太地   六段:藤井聡太炎の七番勝負 第4局
棋界1のイケメンと名高い。早稲田卒。実力レーティングも長く20位以内をキープしている。2011年に歴代2位の高勝率(40勝7敗、0.8511)を叩き出した。
2012年棋聖戦挑戦、2013年王座戦挑戦。2015年B級2組昇級。

○:04・09:深浦康市  九段:藤井聡太炎の七番勝負 第5局
王位3期、タイトル戦登場8期、棋戦優勝9回と輝かしい実績を誇る現役のA級棋士。羽生三冠と過ごした濃密な時間から「恋愛流」とも評される。

○:04・16:佐藤康光   九段:藤井聡太炎の七番勝負 第6局
タイトル獲得13期、登場37期。棋戦優勝12回。羽生世代の一人として一時代を築いた棋士。タイトル獲得数は歴代7位。永世棋聖の資格保持者。現将棋連盟会長。

○:04・23:羽生善治  三冠:藤井聡太炎の七番勝負 第7局
説明不要のスーパースター。歴史上唯一、七冠を独占したことのある棋士。
タイトル獲得97期と登場回数129回、一般棋戦優勝44回は歴代1位。
歴史を塗り替え、今なお歴史を創り続ける。

●:05・07:豊島将之 八段:第24回将棋まつり席上対局
「豊島?強いよね?」のセリフでおなじみ。
2010年王将戦、2014年王座戦、2015年棋聖戦に挑戦。
2016年日本シリーズ優勝。2017年A級昇級で八段昇段。
もはやいつタイトルを獲得しても誰も驚かないであろう俊英。

三浦九段、将棋連盟と和解 会見まとめ

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会見要旨

・将棋連盟と三浦九段は23日に和解で合意した
・連盟から三浦九段に休場の強要はなかった
・連盟から三浦九段に「竜王戦が中止になった」という趣旨の発言は無く、10月11日の聴取の際の会話の中で三浦九段の認識と連盟の認識にズレがあった。
・連盟から三浦九段に慰謝料(金額非公表)が支払われる
佐藤会長「将棋連盟の原資で(払う)と考えている。高額になるので色々議論する。」
・三浦九段は今後、民事刑事ともに訴訟を起こさない
・三浦九段の主張「不正の根拠はない」と将棋連盟の主張「処分はやむを得ない」は双方がこれを受け入れる
・佐藤康光会長と三浦九段が笑顔で握手
・渡辺竜王から直接三浦九段に謝罪があった

記者 「今後対戦したい棋士3人挙げてください」
三浦九段 「藤井聡太四段、渡辺竜王、橋本八段」

先ほどの会見をメモをとりながら聞いて、それをまとめました。
もし間違っている部分があればご指摘お願いします。

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(参考)
竜王戦  
優勝賞金4320万円
七番勝負敗者 1590万円

 

 

豊島八段の横歩取り青野流 VS 名人の迎撃策

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王位戦リーグ白組最終局 佐藤天彦名人(3-1) 対 豊島将之八段(2-2)の一戦。
名人は勝てばプレーオフ以上確定、豊島は勝てば残留負ければ陥落。
どちらも負けられない戦いだ。
戦型は第1図のように豊島の横歩取り青野流に対して名人が受けて立つ展開に。


第1図から▲77桂△55角▲22歩△同角▲37桂と進むと
以前私が調べたような進行になる。プロの実戦例も何局かある形だ。
何れも動画で申し訳ないが今度記事に起こそうかと思う。
青野流その1
青野流その2 52玉型

ソフト同士で青野流を戦わせた棋譜
その1
その2

上記の▲77桂も非常に有力ながら、動画に述べた変化だと、ソフトで調べると僅かに後手有利という展開が多かった。ということもあってか本譜、豊島は▲77角。対して第2図。△26歩。実戦例も20局程ある形だ。


実は第2図の△26歩では△77角成▲同金(▲同桂は△55角▲22歩には△33桂!と跳ねて後手やや良し。)△74飛で後手が若干有利と半年ほど前にソフトで検討していた。本譜の△26歩は前例はあるものの▲28歩と大人しく受けられておくと後々△26歩が負担になって先手がやや良しとなっていた。なので本譜の進行は意外だった。実戦は以下、第3図へと進行した。ここで豊島に好手順があった。


第3図以下▲14歩△同歩▲12歩と端を攻めて先手好調。△同香は▲56角△23角▲34歩(△同金なら23飛成、△同角なら▲同角同飛▲56角。)と抑え込んでいく要領だ。名人も△45角と切り返し、先手やや良しながらぎりぎりの攻防が続いて第5図。ここで豊島が誤った。


第5図ではいったん▲87香と打ち、△85歩に▲76金が勝ったようだ。本譜は単に▲76金なので△55金~△45金の千日手の筋が生じた。しかし名人はこの筋を嫌って△45金で△45桂としたため、放置して▲12成桂ではっきり先手良しに。


第6図で▲43角と打ったのがほぼ決め手。次の▲55飛~▲61金が厳しいので△52銀と受けたが、飛を取って▲31飛の第7図がそのまま投了図になった。

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次の▲51角が厳しいので何か受ける必要があるが、△53玉なら一旦▲39玉が冷静で何もできない形となっている。以下△56角のような手なら▲51飛成で受けなし。
本局は豊島が鋭く踏み込み優位を掴み、名人も粘って難しい形勢となったが最後は誤算があって形勢に差がついたところを豊島がスパっと決め切った一局だった。
これで豊島は王位戦リーグ残留確定、名人は挑戦の望みが断たれた。
横歩取りの青野流はソフトで検討すると後手が良くなる変化が多いものの、実戦的には攻勢をとれる先手が勝ちやすい戦法だと思う。私もまたやってみようと思った。

 

 

 

 

 

 

王位戦紅白リーグ最終局 素晴らしい名局 菅井-渡辺

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白組の菅井(3-1) VS 渡辺(1-3)戦が名局だったので振り返っていきたい。
菅井はこれに勝てば白組優勝、澤田六段との挑戦者決定戦進出が決まる。渡辺は消化試合だが竜王の意地を見せたい。第1図。ゴキゲン中飛車と思いきや、早くも面白い作戦だ。


対して渡辺は銀冠を作って無難に駒組を進めていって第2図。ここでソフト推奨の面白い構想があった。


第2図では▲48金!~▲29飛が角打ちの隙を作らない面白い構想で、それならごくわずかに先手リードとソフトの見解。この辺りは角換わりの最新定跡と通じるものがあるようだ。
とは言え先手が歩交換を果たした第3図は上手くやったように見えるが・・・。ここで反撃があった。


第3図から△45桂が強烈な返し技。同桂△同桂▲同銀と進んで、空いた空間に△37角が入った。馬が出来て難解ながらやや後手リードといったところ。ただ、渡辺もさすがに竜王。しぶとく辛抱して巧みに反撃して第4図。


第4図では2枚目のと金を作った先手が逆転してややリードといったところだが、ここで△28歩が粘り強い一着。先に駒損はするが、飛を捕獲されて先手も非常に嫌な形になった。そして第5図。渡辺が両取りを放ったところで菅井に最大の見せ場が訪れる。


第5図では△53金とかわす手が本命とみられていた。それならやや先手良しながらまだまだ長い戦いが続く。ところが、ここで△31飛!が凄い手。この手を見れただけでも本局を並べて良かったと思った。以下▲43角成△39飛成(第6図)と進行し厳密には先手良しながらかなりの迫力になった。


第6図では▲61馬(本譜)が第一感ながら▲54馬か▲79金打が有力だったようだ。本譜は以下△18と▲62金△69飛▲79桂(第7図)と進んだが後手に凄い手があった。

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上図から△68馬!がほぼ決め手。▲同金なら△79飛成から決めるだけ決めて△71桂と埋めれば勝ち。本譜は▲97玉と早逃げしたが△79飛成が厳しく、以下数手で菅井の勝ちとなった。

これで王位戦の挑戦者決定戦は 菅井七段 VS 澤田六段の顔合わせとなった。どちらが挑戦しても初タイトル戦となる。
どちらも十分タイトルを狙えるレベルの実力者だが、菅井七段の独特の間合いは羽生王位にとってもかなり嫌なのではないだろうか。まあまずは挑戦者決定戦。すっかり菅井ファンになってしまった私としては、本局のような素晴らしい戦いを王位戦の舞台でも見せて頂きたい。ただし小さい頃から羽生三冠の大ファンなので、そうなった場合どちらを応援すればよいのかは非常に難しいところ。