相振り中飛車

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※本記事ではネットでよく見る55位取り型を調べます。位取りを保留する本筋の形は 後日取り上げます。

私の常識(だいぶ前ですが)として、中飛車には三間に振っとけば何とかなる、というのがあった。だが、研究が進み中飛車側もかなりやれることがわかっているらしい。

上記は鈴木八段の本。もう7年前の本なのに未だにアマゾンランキングも高く、名著であることがわかる。私も本屋で買おうとしたが残念ながら売り切れだった。できるだけ早めにアマゾンでポチりたい。
 さて、本記事ではよくやられる局面からソフトを用いて研究してみたのでそれをまとめていきたいと思う。

さて、第1図。初手から
▲56歩△34歩▲58飛△32飛▲68銀△35歩▲57銀△62玉▲76歩 の局面だ。
これは何局も指している形でパッと見は玉が囲いづらい先手がつらそうに見えるのだが、▲55歩~▲56銀の破壊力はなかなかのもので侮れない。私の実戦はここから△72玉(角交換して▲65角の防ぎ)▲55歩△42銀▲56銀(▲46銀は後述)△44歩▲38銀(▲38銀で▲65銀には△43銀▲54歩から銀交換後に△42金(第2A図)で後手指せる。居玉に対する反撃がきつい。)

43銀▲48玉(▲65銀は△34飛▲54歩以下銀交換後に△28銀で後手よし)36歩▲同歩△同飛▲37歩△34飛▲75歩(第2図)と進んだが・・・。


第2図、75歩の位は大きそうだがソフトの評価値は後手に大きく振れている。
▲65銀には△45歩が利くこと、後の14歩~13角~33桂~45桂が強烈なことがその理由だろう。第2図以下、△14歩▲39玉△62金▲65銀△45歩▲74歩△同歩▲78飛△82銀▲74銀(74飛は取って△64飛でダメ)△73歩▲65銀△33桂▲28玉△15歩と進んで第3図。ここまでくるとはっきり後手の作戦勝ち。

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戻って▲56銀に代えて▲46銀を検討してみる。

これも、△44歩▲79角△52金右と「ご自由におとりください」と対応され、▲35銀には△45歩(第9図)で中飛車不利。△54歩の反撃がきつい。

ということで、ネットで級位者から高段者までよく見かける相振り中飛車で5筋の位を取る指し方は中々上手くいかない感じだ。位は取らない方が無難だろう。

先手中飛車の新刊「伊藤本」に期待したい。また、パワー中飛車で攻めつぶす本も名著と評判だ。

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