定跡講座 最新の相掛かり棒銀 その1

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相掛かり棒銀に対しては、後手が△72銀型で受ける棋譜が圧倒的に多くなっている。
従来のじっくり組み合う定跡ではやはり先手がやれると見られているようだ。それはyoutubeの動画を参考にして欲しい。
そんな訳で下図。2017年2月の棋譜だ。以下▲阿久津八段VS△屋敷九段 はここから

▲66角△74飛▲75歩!△54飛▲68銀△35歩▲27銀△62玉と進む。▲75に空いた穴をどう埋めるかという戦いになった。
以下、囲いあって先手は棒銀に、後手は三筋の歩を切って82玉までの第二図。


本譜は▲68金右だったが、ここで▲15歩と突けば若干先手が良かったようだ。
実戦はこの後ねじりあいの末屋敷九段が勝ったものの、後手は第二図になる前に変化する必要がありそうだ。
また、▲36銀と出た手に対して後手に面白い手がある。

それが第三図で△74飛と寄る手。ここからは▲69玉△62玉▲68銀△71玉の進行が多い。ただ、プロの実戦では2005年を最後に指されていない。何か嫌な変化があったのだろうか。私なりの考察だが、以下▲56歩△14歩▲57銀△13角▲79角(第四図)


この局面が既にプロの中で先手良しと結論付けられているのかもしれない。▲阿部ー北浜戦は以下△35歩▲27銀△33桂▲46銀△44歩▲35銀△45歩▲38銀(第五図)

このように進み(実戦は9筋の端歩の付き合いあり)、ここまで来ると先手が上手くやったように見える。この後は9筋から暴れてくる後手のせめを上手くいなして先手が勝った。

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という事で、相掛かり棒銀は阿久津流の新構想でまた面白い展開を迎えている。
私も実戦でぜひ試してみたい。

 

 

 

 

 

 

 

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