第65期王座戦二次予選 名局 菅井竜也七段 VS 久保利明王将

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久保王将の2手目32飛戦法という驚きのスタートとなった本局だが、
菅井7段は3手目に96歩と突いた。用意の作戦だろう。以下久保王将が端を受けなかったため第1図と進展して既に先手の作戦勝ち模様だ。


ここから△51銀~71銀~92香のように穴熊に組むかと思いきや、
久保王将の勝負手は8筋だった。51角~84角~73桂が間に合えば理想形だ。それは許さじと菅井がここで動く。


第2図から▲86歩と気合十分の突き返し。しかし、ここは▲68銀が勝った。相手にせず79銀99玉88銀と穴熊にして▲68角の形を作れば十分だった。
以下、第3図と進展した。先手の駒組みはきわめて危険な恰好で咎めてみたくなる。


第3図で△85桂!と久保が襲い掛かる。しかしこれは菅井も読み筋。同桂から端を食い破り、形勢はわずかに先手良し。微差のリードを保ったまま第4図。ここで久保が「捌きのアーティスト」らしいサバキを見せる。


ここで△85歩▲同銀△35飛がアーティスティックなサバキ。▲86歩△25飛▲28歩に△15歩と襲い掛かって差が詰まった。以下一進一退の攻防が続いて第5図。ここで次の手が好手だった。


ここで菅井はフワっと▲35角。次の▲44歩を見せた厳しい手だ。遊び駒を使う手はだいたい好手になりやすい。この手で差が開いた。以下△17歩成だが、▲同飛が幸便。飛を持てば▲81飛が強烈だ。以下、久保も粘って第6図。ここで決め手級の手があった。


それが▲67桂!次の75桂が厳しいので△72玉だが▲75桂打!が急所。以下菅井が勢いよくせめて押し切った。タイトルホルダー相手に強い勝ち方だった。

解説動画は こちら 
(12日の17時半に公開されます)

 

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