藤井聡太四段、歴代1位タイ28連勝なるか?相手は難敵澤田真吾六段

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先手:藤井聡太四段
後手:澤田真吾六段
戦型:角換わり

澤田六段が工夫の早仕掛けを見せて、後手番ながら積極的に先攻する形になった。形勢は互角ながら、普通は攻めている後手が少し勝ちやすい流れか。しかし藤井四段は受けが非常に上手いので、むしろ先手ペースなのかもしれない。

さて28連勝と言えばご存じ神谷広志八段だが、私はこの人のことがずっと嫌いだった。理由は神谷八段が村山聖九段との対局時、盤外戦術として普段吸わないたばこを吸って気を散らそうとしたというエピソードを見たことがあるからだ。村山九段の死後、師匠の森信雄七段にそのことを謝罪したらしい。確か15年近く前の将棋世界誌だったと思う。
私はそもそもタバコが嫌いな人間の前でタバコを吸う人間は害悪だと考えている。ましてやそれを病気の対局相手に対する嫌がらせのツールとして意図的に使ったというのは本当に許せなかった。
だが今となっては少し考え方が違う。そもそも神谷八段が懺悔しなければこのエピソードは世に出なかった。これを言えばファンから一生叩かれることは分かっていたと思う。それでも敢えて自らの過ちを公表し贖罪しようとしたことは立派だ。そう考えるようになった。

さて、将棋は難解な攻防から澤田六段がややリードしたものの、藤井四段も上手く食らいついていって第5図となった。

上図で▲54桂!と打ったのがほぼ決め手。△同歩なら▲42馬△同玉▲43銀~▲32金~▲52銀成(第6図)と追い込んでおく。
 
上図では次の▲22銀が厳しいが適当な受けも無い。先手玉に駒を渡さずに詰めろの連続で迫れれば後手が勝てるがその手もない。ということで先手勝ち。
実戦は▲54桂に△41金▲62歩成となり、ほどなく藤井四段が28連勝を決めた。
これで前述の神谷八段の記録と並んだわけだが、次は歴代単独1位の懸かる対局を26日の竜王戦決勝トーナメントで増田康広四段と戦うことになる。こちらも非常に強敵だが、どうにか勝ち切ってほしい。

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本局の動画でのハイライトは こちら

 

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