藤井聡太四段の現時点(2017、9月)での実力とは

スポンサーリンク

竜王戦本戦Tで佐々木六段に敗れて連勝が29で止まり、
王将戦予選で菅井王位に敗れ、
棋王戦決勝Tで豊島八段に敗れ、中学生タイトルが事実上夢と消えた藤井四段。
マスコミの報道も連勝が止まった辺りから徐々にフェードアウトし始め、現在は藤井四段関連の報道をテレビで見かけることは無くなってしまった。
私のブログも、藤井四段が連勝中はまずまずのアクセス数を誇っていたのだが、今ではすっかり過疎化してしまい更新する気力も途絶えた。このブログは閉鎖して別の何かをやろうかと真剣に考えている位だ(笑) 
持ち時間の長い将棋で藤井四段が負けた、若しくは敗勢まで追い込まれた相手を見てみると
・澤田六段(実力レート全棋士中10番台)
・佐々木六段(同10番台)
・豊島八段(佐藤名人、渡辺竜王を抑えて1位)
・菅井王位(羽生二冠、渡辺竜王を抑えて3位)
といったとてつもない面々だ。
また、記録更新のかかった増田戦(30番台)では敗勢とまではいかなくても不利な局面まで追い込まれていた。
他にも早指し棋戦で井出四段や三枚堂五段に敗れているが、早指し戦の勝敗は個人的にはそこまで興味が無い。もともと藤井四段は深く正確に読むタイプなので早指しには向かないだろうと思っていたからだ(それでもYAMADA杯の持ち時間20分、秒読み30秒などの超早指し棋戦を乗り切って29連勝を達成したのは本当に凄いと思うが)。連勝記録が止まった時点で私の興味は中学生タイトルを獲得できるか否かの一点に絞られていた。
  佐々木六段に敗れた時は「まだ棋王と王将があるさ」と思っていたのだが、豊島八段、菅井王位に大差の将棋で敗れてしまったのでさすがに我に返って現実を見せ付けられた感じだ。
豊島八段、菅井王位戦ともに藤井四段の自爆気味の手順で終わってしまったので、恐らくはその辺がトップとの差なのだろう。
下位のプロ相手には通用する攻めでも実力レーティング20番以内の棋士には通用しないということか。そして、実力レーティング10番以内の棋士は持ち時間さえ残っていれば殆ど逆転を許さない。
炎の七番勝負で永瀬六段(6位)に敗れるも斎藤七段(5位)や羽生二冠(4位)、中村六段(15位)、増田四段(30位)、佐藤九段(25位)、深浦九段(22位)を破って6勝1敗で終え、前人未踏の29連勝を達成したあたりでの私の藤井四段への評価は
「早指しで勝っているのは流石に『運も持っている』としか言いようがないが、持ち時間の長い将棋では既にソフトと高いレベル融合している。もはや生身の人間では太刀打ちできない次元に達している」
というものだった。だがそれは流石に夢を見過ぎだった。
現在は
「トップとはまだ差があるものの既に実力レーティング20番以内の実力。中盤あたりでの駆け引きさえ無難にこなせれば、持ち前の凄まじい終盤力で確実にタイトルに届くだろう」
という見方に変更した。例えば最近の羽生二冠の将棋は最終盤の競り合いではトップレベルの棋士達に対して分が悪いものの、圧倒的な中盤力でリードを維持して押し切れるからこそ、今季も棋聖戦で斎藤七段を退け、竜王戦の挑戦者決定戦に辿り着くことが出来たのだろう。藤井四段が羽生二冠レベルの中盤力を身につけたとしたら、その時こそ本当に誰も勝てなくなるだろうと思う。

 

スポンサーリンク

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA