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先手羽生善治竜王、残り時間38分
後手広瀬章人八段、残り時間1時間57分
羽生竜王が攻めまくり、このまま押し切るかと思われたがそこは現在の実力レーティングでプロ間でも1位を争う広瀬八段。トッププロらしい巧みな技で粘りまくり、105手目現在形勢の針は「ほぼ互角」まで戻ったようだ。
当然ながらタイトルを争うレベルの棋士というのは凄いものだ。何だかとても感心してしまった。広瀬八段は、振り穴王子時代から多少形勢を損ねてもこの終盤力で勝ちぬいてきた棋士。まだごく僅かに先手がリードしているようだが、持ち時間的には逆に羽生竜王の方が追い込まれてきた感じがする。この先手番を落とすと第4局は広瀬八段の先手番。タイに持ち込まれてしまう可能性が高く、タイトルの行方は全く分からないなってしまう。
羽生竜王、踏ん張れるか。
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因みに106手目、ソフトは△67桂!!という衝撃的なタダ捨ての桂を示している。私には一生考え付かないような凄い手だ。これが先手が一方的に攻め続ける流れを一気に変える強手らしい。