「端角四間飛車」は成立するの!? 久保王将、驚愕の作戦

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下図は▲86歩!!まで。これが王将戦第3局の久保王将vs豊島八段で現れた局面と言われなかったら、先手は初心者なのかと勘違いしてしまいそう。


上図からもちろん△95歩と突く手が見え見えで、
どう見てもそれで後手良し。
しかし、ソフトで詳しく調べていくと、寧ろ△95歩は罠。先手が指しやすくなってしまうのだった。
具体的に述べていくと
上図から△95歩と突けば▲同歩△同香までは必然。
そこで先手は角取りを放置して▲85歩!(下図)と突く。


ここで△97香成は▲同香で、角香交換の大きな駒得を果たせるも
次の端攻めが厳しい。△93歩なら▲84歩△同歩(△72金は▲92歩△82銀
▲83歩成△同金▲88飛△84歩▲85歩。)▲98飛!(下図)で技あり。


以下△82銀なら突き捨ての効果で▲83歩が入ってフィニッシュ。

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一番最初に戻って▲85歩に△44銀と二枚替えの筋を避けても、
下図の▲93歩が厳しい。

以下取れば▲75角だし、△91歩なら△98歩が消えるので
▲88角が成立する。

一見無謀な「端角四間飛車」だが、実は王将戦のために
久保王将が温めていた秘策だったと考えた方が良さそうだ。

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果たして、豊島八段は熟慮の末この筋を見切って
端攻めを見送り、以下持久戦となった。

一見無謀のように見えて周到に準備された作戦をぶつける久保王将。
咄嗟に見切って持久戦に持ち込む豊島八段。
どちらの先生も本当に強い。
将棋は何て奥深いんだーと改めて思わされた。

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