叡王戦七番勝負展望 高見六段vs金井五段

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金井六段:31歳。竜王戦5組、順位戦はC1。
高見六段:24歳。竜王戦4組、順位戦はC2。
高見六段は立教大学文学部卒業の高学歴棋士。段位別予選で
中尾敏之五段、渡辺大夢五段、村田智弘六段(当時五段)を破っての本戦出場。
本戦では一回戦で豊島八段、二回戦で渡辺明棋王、三回戦で丸山忠久九段を破っての七番勝負進出。
高見六段はここ最近で急激に実力レーティングを上げてきた実力者(30位台)。直近の朝日杯でも強敵を次々と破りながらベスト16(羽生竜王に惜敗)に入った。今季の叡王戦では結果だけでなく内容も素晴らしい。七番勝負進出決定戦の丸山九段戦は元名人に何もさせない圧倒的な内容だったし、豊島戦、渡辺戦もトッププロ相手に素晴らしい快勝譜だった。

一方の金井六段は段位別予選で
村中六段、村田六段、千田六段、永瀬七段に勝っての本戦入り。千田、永瀬の両名は本戦トーナメントにいても全く違和感の無い超強敵だが立て続けに破ったのはお見事。
そして本戦では
一回線で佐藤名人、二回戦で佐藤九段、決定戦で行方八段を破っての七番勝負進出。一回戦はかなり際どい将棋で負け筋もあったようだがしぶとく粘っての逆転だった。
正直、トーナメントの顔ぶれを見た時に
大変失礼ながら「金井六段だけは無いな」と思っていた。実力レーティングは70位台、年齢も30代。伸びしろもそんなにあるとは思えない。
近年は特に目立った活躍も無く、挑戦者になるどころか本戦出場すらなかったと思う。因みに直近4年間の成績は
2014年は13勝13敗、
2015年は13勝15敗、
2016年は14勝17敗、
2017年は15勝15敗
である。これでマークしろという方が無理だと思う。
近年は将棋ソフトがプロ棋士を凌駕するようになり、
若手プロを中心に皆がソフトで研究する時代になった。
金井六段もつい最近になってソフト研究を取り入れ、急激に実力が伸びたという可能性はあると思う。
郷田九段のことが大好きで、対局の度に毎回応援に駆け付けることで有名。「吸収した郷田流+ソフト研究」が大舞台で花開くかどうか。非常に興味深い。

個人的には、まだ若くこの先何度もチャンスがありそうな高見六段より、30代で初のタイトル戦出場となった金井六段の方を応援したいと思う。是非叡王ドリームを掴んで欲しい。

現実的なところで言うと、
実力レーティング30位台まで急上昇してきてまだまだアップしそうな高見六段が勢い+実力で金井六段を圧倒する可能性は十分あると思う。
それでも、ここまで永瀬、千田、佐藤天、佐藤康、行方という強敵を倒して勝ちあがってきたことから見ても金井六段がタダで終わるとは思えない。
まして、互いに初のタイトル戦ということでガチガチになることは想像に難くない。そうなった時に七年の人生経験の差が勝敗に絡んでくることは十分想定できる。
4勝3敗で金井六段の勝利、悲願の初タイトルと予想しておきたい。

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