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第1図で封じ手になりましたが、ここで私は「ほぼ△97桂成でしょう」と言ってしまいました。しかしここでは△96歩も非常に有力でした。
△96歩以降を少し進めてみると・・・
A、▲同歩なら△97歩▲同桂△同桂成▲同香△33角▲26飛△54桂(第2図)
上図は振り飛車の攻めが急所を捉えている感じです。後手やや良し。
B、▲85歩なら△97歩成▲同銀△同香成▲同香△86桂▲98歩!
△78桂成▲同金△69角▲79銀(第3図)
上手は非常に怖い形ですが、▲97香の存在が大きく
後手玉も怖い形で、相対的に攻めきるのは難しい形です。
以下△71玉の早逃げなら▲88香と打ち、△78角成~△68金なら
▴28飛が間に合って先手良しのようです。後に▲43角~▲87角成と
手厚い馬を作る余地もあります。
ということで結果的に△97桂成の方が勝る可能性はあるものの、
△96歩も非常に有力というお話でした。上に書いた変化はあくまでも一例です。
果たして封じ手はどうなるでしょうか。
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将棋世界 2017年3月号 |
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