将棋が数学的な終焉を迎える時、プロ制度はどうなるのか?

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最近、ソフトに指定局面戦を指させてその戦型の結論を出そうと試みている。
  実際、青野流はかなり深いところまで研究出来た実感がある。youtubeにも動画をアップした。素晴らしいクオリティの棋譜なのでぜひ見て欲しいと思う。過去にプロが間違えて形勢が傾いた局面をいくつも潜り抜けて、ほぼ最善と思われる手順が終局まで続いた。正直に言って正確性を欠いている部分は多々あると思う。だが、一昔前は一人でこんな深いところまで研究することなど不可能だった。
  私のPCはデイトレード用ということもあり、かなり高スペックなものを用いている。だが、将棋ソフト開発を専門としている方々はこれより遥かに高性能なPCで日々ソフトを強化している。つまり今、この瞬間にもたくさんの強力なソフトによって凄まじい早さで将棋というゲームそのものが裸にされつつある訳だ。
  指定局面からソフト同士で指させるという研究は既にプロも取り入れている。棋王戦に挑戦中の千田五段は、1日の時間の8割をflootgateで行われたソフト同士の棋譜を見ることに費やしているという。人間の棋譜より価値が高いと判断しているのだろう。
   ソフトの性能が上がれば上がるほど研究スピードは進み、プロ棋士たちの指せる戦型は少なくなっていく。実際、ソフトの強さに比例して圧倒的にプロ間で序盤の定跡の進歩が早くなっている気がする。
  このスピードで将棋が解析されていけば早ければ5~10年以内には将棋の主要な変化のほぼすべてが網羅されてしまいただの暗記ゲームになって将棋のプロの歴史が幕を閉じることになるのではないかと個人的には思っている。

羽生先生が私と同じような考え方をしている人からインタビューされて、こう答えていたのが印象に残っている。

「そうなったら、将棋のルールを少しだけ変えればいいんですよ」

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流石に七冠制覇するような人だ。もう未来も読み切っているのだろう。

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