藤井聡太 デビューからの全勝敗表0627 (+わかる範囲で今後の予定)

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【公式戦】

○:12・24:加藤一二三九段:竜王戦6組

○:01・26:豊川孝弘  七段:棋王戦予選

○:02・09:浦野真彦  八段:竜王戦6組

○:02・23:浦野真彦  八段:NHK杯予選

○:02・23:北浜健介  八段:NHK杯予選

○:02・23:竹内雄悟  四段:NHK杯予選

○:03・01:有森浩三  七段:王将戦予選

○:03・10:大橋貴洸  四段:新人王戦

○:03・16:所司和晴  七段:竜王戦6組

○:03・23:大橋貴洸  四段:棋王戦予選

ーーーーーーここまでで10連勝ーーーーーーーーーー

○:04・04:小林裕士  七段:王将戦予選

○:04・13:星野良生  四段:竜王戦6組

○:04・17:千田翔太  六段(10番台):NHK杯1回戦

○:04・26:平藤眞吾  七段:棋王戦予選

○:05・01:金井恒太  六段:竜王戦6組準決勝

○:05・04:横山大樹  アマ:新人王戦

○:05・12:西川和宏  六段:王将戦1次予選

○:05・18:竹内雄悟  四段:加古川清流戦

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○:05・25:近藤誠也  五段:竜王戦6組決勝

○:06・02:澤田真吾  六段(10番台):第43期棋王戦予選決勝

ーーーーーーここまでで20連勝ーーーーーーーーーー
 
06・07:上洲YAMADAチャレンジ杯(トーナメント)
○1回戦 :都成竜馬 四段(50番台)
○2回戦 :阪口 悟 五段(90番台)
○3回戦 :宮本広志 五段(50番台)

06・10: 第3期叡王戦 段位別予選
○1回戦:梶浦宏孝四段(60番台)
○2回戦:都成竜馬四段(50番台)
  
○06・15:瀬川晶司五段(70番台) :C級2組1回戦

○06・17:藤岡アマ(??) :第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選

○06・21:澤田真吾 六段(10番台) :王将戦一次予選
 
○0626:増田康宏四段(20番台) :竜王戦 決勝T1回戦 

ーーーここまでで29連勝(歴代単独1位記録を30年ぶりに更新)ーーーーーー

次の対局 カッコ内は記事作成時のおおよその実力レーティング
0702:佐々木勇気五段(10番台) :竜王戦 決勝T1回戦 
0706:C2順位戦 中田功七段(90番台)

 その他直近の対局日未定戦
NHK杯2回戦 森内俊之九段(40番台)
棋聖戦一次予選 西川慶二七段(100番台)
棋聖戦一次予選 阪口悟 五段(90番台)
 新人王戦4回戦 佐々木大地四段(50番台)

【非公式戦】

○:03・23:先崎学    九段:獅子王戦準決勝

●:03・23:羽生善治  三冠(10番以内) :獅子王戦決勝

○:03・13:増田康宏  四段(20番台) :藤井聡太炎の七番勝負 第1局

●:03・19:永瀬拓矢  六段(10番以内) :藤井聡太炎の七番勝負 第2局

○:03・26:斎藤慎太郎七段(10番以内) :藤井聡太炎の七番勝負 第3局

○:04・02:中村太地   六段(20番台) :藤井聡太炎の七番勝負 第4局

○:04・09:深浦康市  九段(10番台):藤井聡太炎の七番勝負 第5局

○:04・16:佐藤康光   九段(10番台):藤井聡太炎の七番勝負 第6局

○:04・23:羽生善治  三冠(10番以内):藤井聡太炎の七番勝負 第7局

●:05・07:豊島将之 八段(10番以内):第24回将棋まつり席上対局

後手ゴキゲン中飛車が消える?その2

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後手ゴキゲン中飛車が消える?その1は こちら
後手ゴキゲン中飛車が消える?その3は こちら 


第1図から△72銀~△64歩~△65歩と▲66銀型を迎撃していく指し方は
前回記事参照(前回記事:後手ゴキゲン中飛車が消える?その1)
その1は こちら

今回は第1図から△72玉と穏やかに囲っていく順を調べていきたい。プロの実戦例も多い形だ。

△72玉以下は▲66銀△82玉▲78玉△72銀▲58金△94歩▲96歩△32金▲37桂(第2図)

第2図までは一本道といったところ。以下△51飛▲16歩△64歩▲29飛△14歩と進んで第3図。ここで▲45桂と仕掛ける手もあり、それも居飛車やや良しと思うがelmoの推奨手は更に上を行っていた。


第3図から▲68金寄!が面白い手。
後手も分岐点で、
A、△63銀
B、△42角
C、△22角に分かれる。

まずAの△63銀はすかさず▲45桂。△22角に▲24歩△同歩▲同飛と進め、
△23歩なら▲34飛△33角▲55銀左で先手優勢。よって△23歩とは打てず△33桂と跳ねるくらいだが▲同桂成△同角▲28飛と進めて、
△84桂にはいったん▲77銀と受けて次の▲86歩~▲85歩を見せて良し。
△23歩なら▲35歩△同歩▲38飛(第4図)と進めてこれも先手良し。

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第4図から△54桂には▲35銀。△42金ならいったん▲34歩を利かせて▲35銀で良し。

続いてBの△42角(▲55銀なら銀交換後に△38銀の狙い)ならいったん▲26飛と浮くのが好手。今度こそ▲55銀が来るので△33角しかないが、そこでいったん▲77角(第5図)と手を渡すのが好手。elmoの評価値は先手+300。


ここで後手は指し手に困る。△63銀なら▲35歩△同歩▲45桂で先手良し。△42角も▲55銀△同銀▲同銀△53角▲28飛で先手良し。
△22角も▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲26飛(第6図)で、


第6図から△33角、△63銀、△54飛などの候補手があるが何れも▲35歩△同歩▲45銀と仕掛けて先手良し。

という感じで、後手ゴキゲン中飛車が消える?その1、その2を解説させて頂いたが如何だっただろうか。
もし、後手の修正手順などがこざいましたらご教授いただければ幸いです。

後手ゴキゲン中飛車が消える?その3は こちら

 

オール棋神戦 第3局 

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オール棋神戦(相手がすべての指し手を将棋ウォーズの棋神で指す、実力はプロレベルか)の第3局を振り返ってみたい。横歩取りになったので青野流をぶつけてみた。結果はともかく、最後まで精いっぱいさせた将棋だったと思う。
まずは第1図。早すぎる感じの桂跳ねがいかにも青野流っぽい。


以下、後手は横歩を取って難解な戦いの末に第2図となった。△36歩は▲45桂の反撃があるので人間なら少し考えるところだが、貫禄のノータイムだった(笑)
ここで若干リードを許してしまったようだ。


以下、▲45桂馬に△44角と「柔らかい好手」が飛んできて参ったが、とって53桂成~43角とめげずにせめて第3図。ここで勝負手がある。


ここで▲33歩が勝負手。同桂は▲24歩がある。実戦は△同飛▲21角成とすすみ、次の22馬を見て面白くなったと思ったが△54桂!が厳しく実際は後手ややリードだ。以下第4図と進んで、ここでシンプルかつ厳しい手があった。


ここで△37銀が厳しかった。対して▲22馬は△48銀成~△37歩成~△28歩~△39角の筋など色々あって指しきれなかった。実戦は▲24歩と無謀な攻め合いをしてしまったが、ここでは▲59銀と粘る手が最善だった。それで若干悪いながらもまだまだ戦えた。以下、第5図と進んだ。ここではまだ決定的に悪いとは思っていなかったが、すごい手順があった。

ここで△47角!が鬼手。次に△48金~△37歩成が厳しい。対しては▲65馬が最善で、△34金▲47馬△同金▲69玉△56歩▲同歩△57歩の展開は苦しいながらもまだ粘れたか。実戦は▲58桂に△38金が落ち着いた手で、▲23歩成△48金!
が厳しかった。

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以下、なんだかんだと必死に左に逃げて第6図。▲79銀と飛を取って次の▲43とが楽しみなのでまだいけるか?と色めきたったが、△71玉が好手。▲31飛△51歩で悪夢のように固い。以下▲41金と駒を渡さず、21の馬の利きを遮らないように攻めた(第7図)が、すごい決め手があった。


ここで△65桂!が凄い手。全く見えなかった。以下▲同馬△同桂▲同桂に△77金ではじくための金駒がなく、筋に入ってしまった…。

という訳で、中~終盤は力の差を見せつけられて完敗という感じだった。ただ、もう少し時間があれば・・・と思ったのも事実。次は10分切れ負けで挑戦させていただきたいと思う。お金のかかる棋神を私のために使用して対局していただき、本当にありがとうございました。ゆうちょProject(ツイッター名)様に心から感謝。

対局の実況動画はこちら

 

 

将棋ウォーズにてオール棋神(八段相当)の方と対戦!

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前の記事:藤井聡太 VS 深浦康市 は コチラ

ツイッターにて「僕が全部棋神で指すので、アユムさんと戦わせて下さい」というありがたい提案をいただいて実現したこの企画。因みに棋神代はすべて相手の方の自腹という。「負けるのは仕方ないが、何とか金額分はご満足いただけるような指し回しをせねば・・」と身の引きしまる思いだった。
将棋は私の先手でスタートした。76歩に2手目△32金だったので、振り飛車にしてみようと思い第1図になった。立石流だ。


第1図から△42金左!とわざわざ手損で船囲いに戻す後手。「これはいけそうだ」と思った。しかし数手進んで第2図。飛のブッツケを狙ったところで好手を食らった。


第2図から△35角!が全く見えていなかった手。▲68金には△44角がある。▲48金も△44角と戻られて、単に△44角と打たれるより損な恰好だ。実戦は▲68角と打って辛抱したがまだ▲48金だったか…ここから後手ペースになった。
以下どうにか飛交換に持ち込んで桂・香を拾ったところで端攻めを受け、読み進めてみるとそれが思いのほか厳しいことに気づいた。そして第3図で好手があった。


ここから△同香成が好手。同玉に△17歩とたたかれ、とれば△11飛なんていう洒落た手がありそうだ。そこで▲28玉と寄ったが平凡に△18飛~△28歩で不利に陥ってしまった。後手+1000といったところ。そして第4図。一見投了図にも見えるがここからある狙いがあった。


第4図から▲57玉!がCOMには一番有力な勝負手。以下△38と▲66玉と楽園目指して一直線だ。そして第5図へ。ここで少し恐れていた手があった。


上図から△74銀が怖かった。▲同歩△同歩▲66銀打なら△73桂がきつい。人間だったら△74銀を真っ先に考えるかもしれない。実戦はこれを逃してくれたので入玉することができた。そして第6図。


△72桂は今のソフトの限界を感じさせる手。全く無意味な捨て駒だ。


そして、第7図で「入玉将棋で無駄にお金のかかる棋神を使わせるのは申し訳ない」と思って私が投了した。この行為には賛否両論あると思うが、私は正しいことをしたつもりです。次は入玉などではなく、スッキリ指してスッキリ勝ちたいと思う。

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対局動画はこちら


将棋世界 2017年5月号

初心者が最短で初段まで行くための方法はこちら

個人的オススメ定跡本・手筋・詰将棋本

将棋ウォーズ対局実況(youtube)

↑↑丁寧解説付なので級位者の方も安心です。

 

後手番用飛先交換させ型角換わり

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最近密かに流行っている後手番用の戦法、「飛先交換型角換わり。」
手順は▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△88角成!▲同銀△22銀 で第1図。


この戦法は、「先手にとって飛車先を交換する手は大して得になってないでしょ?」という主張をそのまま表現していて面白い。横歩取りを苦手としている居飛車党の方にはおすすめだ。

以下、後手は
A,早繰り銀にする指し方
B、腰掛け銀
C,右玉 

などあり、どれも有力だ。私は主に22銀型で早繰り銀に行く指し方を多用している。

Aは第1図以下、▲28飛△23歩▲77銀△72銀▲38銀△74歩▲36歩△73銀▲37銀△64銀(第2図)


第2図から▲46銀△42玉▲68玉△75歩(第2A図) の展開は後手も面白い。

または▲37銀に代えて▲46歩△64銀▲37桂△42玉(王手飛車のラインを避ける)で第3図。


評価値は何れも先手プラス250程度に振れており、やはり飛先を切った得は大きそうだが後手が先攻できるメリットも大きい。初めて見た人なら受け間違えてくれる可能性も大だ。

因みに私の実戦は第3図から▲29飛△75歩▲同歩△同銀▲76歩△64銀▲68玉△75歩(第4図)と後手が面白く戦えた。

先手の早繰り銀に対する対抗策は、右玉が無難だろうか。あるいは

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ソフトによると第5図のように早めに自陣角を打つのが良いらしい。第5図の局面のソフト評価値は、先手プラス250だ。この角は何れ▲34角~▲35銀~▲24歩の攻めを狙っており、確かにかなり厄介そうだ。
ただ、知らなければ打てない手だと思うので、先手の人がこの角打ちを知らないことに期待して目をつぶってやってみる価値は十分ある戦法だ。また、早繰り銀でなく普通に腰掛け銀にしていくのももちろんある。その指し方もまた追記していきたい。

【ソフト VS ソフト】 飛先交換させ型角換わり検討

【ソフト VS ソフト】 飛先交換させ型角換わり検討2

 

 

 

 

 

角交換四間飛車対策▲46歩

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初手から▲76歩△34歩▲26歩△88角▲同銀△42飛に▲46歩!と進んで第1図。


ソフトの見解によるとなんと既にこの時点で先手やや良し。流石にそれは無いと思うが…。以下、居飛車は右銀を繰り出して素早く▲56銀と腰掛け銀を作っていく指し方が有力だ。以下、駒組みの一例は△62玉▲48銀△72玉▲47銀△82玉▲96歩△94歩▲78玉△33銀▲58金△72銀▲86歩△52金▲56銀△64歩▲25歩△63金▲87銀△74歩▲77桂△73桂▲88玉△84歩▲78金△54歩▲66歩(第0図)


確かにこうなれば▲68金と固めたあといつでも▲65歩と突けるし△22飛は▲45歩~▲46角のような筋も生じる。微差だが居飛車を持ってみたい気もする。だが、藤井九段などはこういう局面から非常に上手く捌くので、そういった感覚は本を読むしかなさそうだ。

再掲第1図で△55角と打つとどうなるか。


△55角以下は▲77銀△46角▲48飛△55角に▲65角△52金左▲83角成△88歩▲65馬(第2図)


第2図から△33角▲44歩△同角▲同飛△同歩▲88銀(第3図)


第3図までは私の実戦そのままで、以下△43金▲同馬△同飛▲32角△41飛打▲43角成△同飛に▲32金と重く打って良し。以下、△55角▲78玉△45歩▲85飛△44角打▲77銀△82歩に▲21金(第4図)

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第4図となって、次の▲56桂が厳しくはっきり先手優勢。ということで、▲46歩に△55角は成立せず、第0図のように進展する可能性が高そうだ。そうした進展以降の戦いは、やはりプロの先生の著書が非常に参考になる。

【おすすめ書籍】

先手石田流・相振り飛車

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後手の振り方は色々あって、

・相三間飛車
・四間飛車
・33角型向かい飛車
・44角型向かい飛車(本項)

等々、非常にたくさんある。
一先ず石田流をやったときに一番嫌だった△44角型向かい飛車を少し調べてみる。他のものも順次追加していきたい。

初手からの指し手
▲76歩△34歩▲75歩△54歩▲66歩△42銀▲78飛△53銀▲68銀△44角▲48玉△22飛(第1図)

ここからソフト先生同士で対局して頂いたところ、▲86歩!△24歩▲38玉△25歩▲85歩△62玉▲65歩!(第2図)というカオスな展開に・・・。

以下、進行の一例は△82銀に▲28銀(▲79金も有力候補だった・・)△72玉・・・これはやや後手が作戦勝ちか?向かい飛車の攻撃力がえげつない。金無双を完成させても44銀~35銀~45角なんて筋さえチラチラする。本を読んで勉強しなければ・・・。

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【おすすめ書籍】

三間飛車VS居飛穴 厄介な中田流

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初手からの指し手
▲76歩△34歩▲66歩△84歩▲78飛△85歩▲77角△62銀▲68銀△42玉▲48玉△32玉▲56歩△33角▲58金左△22玉▲38銀△12香▲39玉△11玉▲46歩△22銀▲36歩△54歩▲16歩△42角▲57銀△74歩(第1図)


第1図から▲65歩(▲59角は後述)△73桂▲68飛△53銀(第2図)

後手としては、一目散に穴熊に囲って素早く引き角に持っていくのが大事な手順なようだ。そして第2図が基本図。ここから1、37桂  2、45歩 に分岐。
ここから1、37桂△64歩▲45桂△65桂(第1失敗図)という筋がある。


これはなんと中田―羽生戦の進行。△64歩には▲同歩△同銀に▲35歩△同歩▲45桂や▲22角成△同玉▲75歩(or▲63銀)も有力。後手はこの変化を避けるなら△64歩で△32金か△44銀がおすすめ。△44銀はよく私が実戦で使う手で、以下▲15歩△32金▲47金△51金▲25桂とよくある筋に△86歩▲同歩△41金▲45歩△33銀(第3図) で銀桂交換にはなるものの、ソフトの評価値は後手有利。私も玉の方さが違うことや駒損ながら端攻めが無いので後手有利と思っている。


△32金はプロの実戦も多い有力な変化。以下▲15歩△51金▲25桂に△44歩▲45歩(第4図)と進むと後手怖そうだがどうか。評価値は互角を示している…。

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再掲第2図から2、45歩 を検討してみる。以下 △32金▲47金△51金▲37桂に△64歩(第3図)。これは先攻して後手良し。

第1図から▲65歩に代えて▲59角も検討してみる。以下△74歩▲47金△32金▲45歩△51金▲46銀△41金(第4図)


ここから▲55歩△同歩▲58飛は△86歩▲同歩△75歩でどうか。ソフトの評価値は後手+500と大きく後手に振れた。三間飛車を調べていてずっと感じていたのだが、ソフトは三間飛車を低く評価しているようで互角に見える局面でもずっと居飛車側にプラスに振れていたのが印象的だ。だが、郷田王将(2017年3月現在)が中田功プロに4連敗したこともあるように、三間飛車は非常に有力だしやられたら嫌な戦法だと思っている。私もよくやられるので、これはもうコーヤン本を買うしかないのだろう。プロの本に共通しているのは、いくら頑張って独学で研究してもあっさりその上をいく内容がギッシリ詰まっているということ。定跡だけでなくその戦法に特化した中・終盤の感覚も非常に勉強になる。

先手中飛車対策・郷田流

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先手中飛車に居飛車で対抗したい場合、避けて通れないのが升田流向かい飛車にされる変化(第1図)。これはこれで有力戦法なので別途解説するが、さわりの部分だけ触れておく。
第1図までの指し手:▲56歩△84歩▲76歩△85歩▲77角△54歩▲88飛で第1図。ここから、△34歩▲68銀に△42玉!が大事な一手。


△42玉以下、▲86歩(佐藤康光VS鈴木大介戦だと思います)△77角成(△同歩は▲同角△32玉▲83歩で、逃げれば▲77角。△88角成は▲82歩成△同銀▲85飛(第3図)で振り飛車有利。以下△72金には▲31角成~88飛。)▲同銀△86歩▲同銀△74歩(第2図)。△73桂~△65桂の速攻が早く、実戦は佐藤九段の快勝という印象だった。

というわけで、一時期流行った▲88飛では▲58飛と普通に中飛車にする実戦が圧倒的に多くなった印象がある。

 

 

 

 

 

 

というわけで、第1図で▲88飛に変えて▲58飛以下、△62銀▲48玉△34歩▲68銀△42玉▲38玉△53銀で第4図。

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早めに銀を上がるのが非常に大事な形だ。私は間違えてつぶされたことがある(笑)以下、▲28玉△77角成▲同銀△14歩▲16歩△64銀▲38銀(第5図)


第5図以下、△32玉▲59飛△42銀▲78金(▲66銀は△88角~△86歩~△89角で後手よし)△44歩▲66銀△43銀▲77桂△52金右!(第6図)


これが郷田流の基本図。さあここからソフト同士対戦させて調べた。ここで▲55歩と仕掛けて、ごくわずかに先手良しとかいう評価値が出ている。以下、△同歩▲同銀△58歩▲同飛△69角に▲44銀!と出て第7図。


以下、△58角成▲同金△86歩▲66角!(下図)と進行した。評価値は先手良しだが、△44銀▲同角△54飛▲59歩△44飛▲71角△62飛の局面は駒損が酷くまずそうだ。この後も熱戦が続いたが、居飛車側が勝ち切った。▲44銀や▲66角では他の手を調べてみたい。

ここからの終盤は非常に複雑なので、また別記事にて追記していきたいと思います。
本記事では郷田流に対して普通に▲55歩と突っかける手を調べてみた。▲75銀とぶつける手や他の手も有力なので、また追記していきたいと思う。
▲75銀△同銀▲同歩以下は△64角と打って5筋を守る。以下▲66銀なら△86歩から一歩交換しておく。▲66角も8筋を交換しておく。以下▲65銀に△42角▲55歩△同歩▲同飛△64歩▲54銀△同銀▲同飛△43金で後手指せる。

 

角換わり腰掛け銀

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ここでは従来の角換わり腰掛銀を研究しようと思っていたがやめた。もう現れない可能性が高いから。今まで一生懸命研究してきたのは一体なんだったんだろう。そう思わされるほど、広瀬ー千田戦で後手番の千田が見せた構想で角換わり腰掛け銀の歴史が大きく変わった。ちなみに元々はソフトが見せた構想らしい。

初手からの指し手▲76歩△32金(挑発的。振る手もあったと思う。)▲26歩△84歩▲78金△85歩▲77角△34歩▲88銀△77角成▲同銀△22銀▲38銀△72銀▲46歩△64歩▲47銀△63銀▲68玉△74歩▲58金(今後はこれが悪手と言われる可能性が)

△73桂▲96歩△94歩▲56銀△33銀▲16歩△14歩▲79玉△42玉▲66歩△81飛▲36歩△62金▲37桂△54銀▲25歩△65歩(第1図)


この局面、最新ソフトの見解ではなんと既に後手有利。広瀬―千田戦も千田快勝。以下、私のPC(COREI7-7700k)でここから実際に対戦させてみた。まず第1図では▲同歩△同桂に 1、▲同銀 と 2、▲66銀 を読んでいたが、▲66銀が勝ると判定していた。順に見ていく。
1、▲同銀には△同銀▲63歩△72金▲64桂△73金▲62歩成△64金▲45桂△86桂馬▲同歩△同歩▲同銀△76銀(第2図)と進んで後手優勢を示した。


2、▲66銀 には△64歩。以下、▲88玉△86歩~△81飛で第3図。こうなると後手は飛車先の歩は切れているわ桂で陣形を乱しているわで大満足だと思う。

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上図以下、▲67銀に△75歩▲同銀△39角と進んで後手が快勝してしまった。
今後第1図はもう現れないのかもしれない。もちろん、先手で▲48金型、後手で△52金型だと1手早い分、更に強烈になる。そこで・・・新しい時代の同形は第4図のようになるのかもしれない。次回、この形を研究して記事を書き足そうと思う。