竜王戦第三局、鋭い踏み込みで羽生竜王が優位に

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本日は竜王戦第3局二日目。夕方~夜にかけて決着がつく見込み。
やや無理気味の攻めをしぶとく繋いだ第2局、この第3局と羽生竜王のガンガン攻める流れが継続中。75手目、▲46桂の時点で駒割りは先手、羽生竜王のほぼ純粋な角損。
タダでさえ桂損なのに角を鋭く切っていったので「うおっ」と思わず声が出てしまった。
ホントに大丈夫?と心配になってしまうが、うちのソフト君によると
先手が有利なようだ。先ほどの長考でここまで読んでいたのかと思うと
鳥肌が立つ。このまま一気にタイトル通算100期を決めてしまって欲しい。
48歳にしてこのキレ、この情熱。将棋以外でも人間として生ける教科書というに
相応しい存在だと思う。

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残り時間は先手(羽生竜王)が2時間弱、後手(広瀬八段)が3時間20分あまり。

実戦次の一手 5分で1級

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ごめんなさい、下図から△48銀成と一手進めたあとの
先手の手をお考え下さい。ヒントは持ち駒をよく見て。正解は下へ。

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正解…▲32飛△13玉▲46角。
この時に△35銀はとって22銀~▲34金。
△35桂もとってどちらで取り返しても▲25桂以下。
△35金なら詰みませんが▲25金で勝ち。

実戦次の一手 久保王将のような華麗なサバキ 5分で2級

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下図は△83飛まで。ここで久保王将のような華麗なサバキがありました。正解は下へ・・・

 

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正解…▲73歩成。飛交換になれば陣形の差で良しですし、
同桂なら桂頭攻め、同銀も▲65桂があって優勢です。

棋聖戦第5局、17時の形勢~羽生棋聖、タイトル通算100期に黄信号か

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先手:羽生善治棋聖(残り51分)
後手:豊島将之八段(残り39分)

最終局は振り駒により羽生棋聖が先手と決まった。
角換わりから羽生棋聖が45手目に自陣角の新手を放つ。
勝敗の行方を左右しそうな手だ。この手を境に先手の攻勢、後手の守勢がはっきりする。そこから羽生棋聖が激しく攻め込む展開になったが
54の銀と44の銀どちらを取るか迷った末に44の銀を取った
手が僅かに疑問手だったようで、ここから形勢は
豊島八段に緩やかに傾き出したようだ。
先手の猛攻をいったん面倒をみた後、後手が強烈なカウンターに出る。
17時現在、豊島八段が「薄いけど広い玉」の形を生かして
羽生棋聖の陣地に猛攻を続けている。
形勢は後手の豊島八段が400~500ポイントほど有利なようだ。
残り時間は互いに1時間を切っている。
羽生棋聖とすればここ最近1分将棋に追い込まれると
極めて勝率が悪いので、何とか残り20分位までに
明快に優位な局面を作りたいところだろうが劣勢。
豊島八段に初タイトルの大きなチャンスが巡ってきたか。

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羽生善治棋聖、不調の底から脱出か?直近の成績や内容から考察

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まず、下が羽生棋聖(竜王)のここ最近の成績である。

●5月19-20日、佐藤天彦名人(名人戦第4局)
●5月24日、深浦康市九段(王座戦決勝T)
●5月29-30日、佐藤天彦名人(名人戦第5局)
●6月4日、豊島将之八段(王位戦挑戦者決定戦)
●6月6日、豊島将之八段(棋聖戦第1局)
○6月16日、豊島将之八段(棋聖戦第2局)備考:豊島八段のポカで大逆転勝ち
●6月19-20日、佐藤天彦名人(名人戦第6局)備考:2-4で挑戦失敗
●6月30日、豊島将之八段(棋聖戦第3局)備考:敗れはしたが優勢な局面もあった

5月半ばから6月終わりまで、豊島八段のポカによる大逆転以外
勝っていなかったことが分かる。負け方も早々に不利になってそのまま押し切られてしまうというものが多く、ファンとしてはかなり心配になる状態だった。
実はこれ、昨年王座と王位を奪取されてしまった時と酷似していた。
羽生棋聖の「好不調」の周期は、ここ数年は2~3か月単位で入れ替わるように見える。好調時は竜王戦のような圧倒的な力を見せるも、不調時は驚くほどあっさりとした敗戦を繰り返す。
ただ6月30日の棋聖戦では光明が見えた。早い段階で袖飛車に振り、後手番ながら積極的にリードを狙う。この勢いに押されたか、序々に局面は羽生ペースに。しかし最後は時間切迫に泣き無念の敗戦となった。
個人的には、羽生棋聖が不調を脱出しているように見えた。
そして7月10日の棋聖戦第4局では持ち前の終盤力を生かして快勝。
絶望的と思われた状況から2-2のタイに戻して魅せた。
開幕前は豊島八段が8-2か9-1くらいの割合で奪取すると見ていたが、
今はむしろ羽生棋聖が7-3か6-4くらいで有利と予想しておきたい。
最終局、振り駒も勝敗を大きく左右しそうな気がする。

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タイトル通算100期の大記録か、豊島八段悲願の初タイトルか、
棋聖戦第5局は必見だ。

藤井聡太七段vs斎藤慎太郎七段 午後7時の形勢 第66期王座戦挑戦者決定戦

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先手:斎藤慎太郎七段(残り1時間31分)
後手:藤井聡太七段(残り1時間31分)

戦型は最近何度見たか分からない「相雁木」になった。両者とも得意としている形だ。19時の時点でソフトの形勢判断はほぼ互角。ごく僅かに先手ペース。
藤井七段は何度も見せている「居玉」での戦い。一昔前なら「居玉は避けよ」という格言が常識だったが、現在ではもう古いのかもしれない…。

両者とも残り時間をしっかり残していることから、本格的に形勢が揺れ動くのは
あと1~2時間後位だろうか。ただし、両者とも薄い形なので一度形勢が傾けばいっぺんに決着が付きそうだ。

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藤井聡太七段vs増田康宏六段 20時の形勢 竜王戦決勝トーナメント

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先手:増田康宏六段 残り時間1時間20分
後手:藤井聡太七段 残り時間0時間36分

形勢は先手有利→ほぼ互角→先手有利→ほぼ互角という波を繰り返しながら、現局面(61手目)は「ほぼ互角」のようだ。ただ、藤井七段の玉が居玉であったり、残り時間がもう40分を切っていて最終盤は1分将棋に追い込まれそうということも加味して考えるとだいぶ危ないような気がする。竜王ドリームに向けて、藤井七段としてはここが正念場か。流石に増田六段クラスになるとそう簡単に負けてはくれない。双方の持ち時間から考えて、21時~21時半頃には形勢がハッキリしそうだ。

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竜王戦決勝トーナメント 藤井聡太七段vs都成竜馬五段 17時の形勢

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先手:都成竜馬五段(6組優勝)
後手:藤井聡太七段(5組優勝)

いよいよ竜王戦の決勝トーナメントが開幕した。竜王戦は1~6組に分かれているが、上の組に行けば行くほど優遇される変則トーナメントとなっている。例えば1組優勝者は1回勝つだけで挑戦者決定3番勝負に進出できる
。同様に1組2~4位と2組優勝は2回勝てば挑決、1組5位、2組2位、3組優勝は3回勝てば挑決。
4組優勝は4回、5、6組の優勝者は5回勝つことが求められる。
このように1組は5位までが決勝トーナメント入りでしかも上の方から。
3組以下は優勝者しか決勝トーナメントに出られず、しかも下の方からのスタートとなる。
本局の藤井七段、都成五段にとっては非常に険しい道程だが若くて勢いのある両者は恐らく気にしていないのではないか。目の前に敵がいれば倒す。ただそれだけだろう。藤井七段はそうやって連勝を瞬く間に29まで積み上げてみせた。

17時現在、形勢は後手の藤井七段がややリードのようだ。(後手+300程度)
最早見慣れた形となった相居飛車の「相雁木」からポイントを奪いにきた都成五段の攻めを巧みにいなして逆に優位を掴んだ。現状は後手のみが一歩を手にしており、一番いいタイミングで仕掛ければ優位を拡大できそうな形。藤井七段はそうした「リードを広げるセンス」というものが卓越しているため、本局でもそう簡単に仕掛け所を誤るようなことは無いだろう。時間もまだまだたっぷり残っている。ただし都成五段の粘りも素晴らしいものがある。6組優勝、C1昇級を決めた勢いは藤井七段にとっても脅威だろう。ここからどういう展開になるのか、全く目が離せない。

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残り時間
先手:1時間29分
後手:2時間49分

王座戦挑決T 19時の形勢 藤井聡太七段、「誘いのスキ」からカウンターでやや有利か

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相雁木囲いから小競り合いの後、藤井七段が右玉に構え、深浦九段は左に囲って
スキをうかがう形。藤井七段の陣形の「22」の一瞬のスキが生じたのを見て深浦九段が鋭く仕掛け、本格的な戦いが始まった。一見すると、と金が出来た分先手が上手くやったような感じ。しかしこれは藤井七段がワザと見せた誘いのスキだったようだ。
と金に構わず端から逆襲してみると藤井七段が有利な形勢になっている。
百戦錬磨、元タイトルホルダーのA級棋士すら罠にかけてしまうこの老獪さ。
15才とはとても思えない。

先手:深浦康市九段 残り時間1時間45分
後手:藤井聡太七段 残り時間1時間27分
戦型:雁木vs右玉

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藤井聡太七段vs深浦康市九段 運命の王座戦挑決トーナメント2回戦 12時の形勢

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先手:深浦康市九段
後手:藤井聡太七段

戦型は相雁木。ここ最近のプロ将棋界においてもう何度見たか分からない形。
△73桂を跳ねた藤井七段に対し、深浦九段は▲37桂を保留し▲38飛と積極的に仕掛けを見せる。藤井七段は雁木囲いをつくったものの、玉はまだ居玉の状態。
最近の藤井将棋では居玉から速攻やカウンターを決めて圧倒するパターンも多いだけに、本局でもそれを狙っているのかもしれない。実際、雁木と居玉の相性はとても良いと感じる。左に行けば1手で雁木囲いだし、右に行けば1手で右玉囲いが完成からだ。相手の出方次第でどちらに行くか決めればよい。

残り時間
先手:4時間12分
後手:4時間26分

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今深浦九段が33手目で▲38飛と動いた局面。この攻め筋の対応は形勢に直結しそうなだけに、研究範囲でなければ昼食休憩も利用して藤井七段が大長考すると予想しておく。
形勢はソフト評価値で後手がプラス50。何とソフトはこの袖飛車をあまり良いと考えていないようだ。まあ±100は誤差の範囲内で、実質全くの互角と見てよいだろう。