藤井聡太七段の増田康宏六段戦における「待った」疑惑について 

スポンサーリンク

この件についてはyoutubeにて動画でもUPしたが、上手く喋れなかった部分やあらぬ誤解を生んでしまった部分、批判された部分も一部あったので文字にて補足していきたい。

既にこれだけ騒ぎが大きくなってしまっている上に、映像がばっちり残っていて
「少なくともマナー違反、厳密に言えば待ったの反則だろう」という認識が多数を占めている現状を考えると「おとがめなし」というのは難しいだろうと思う。そもそもマナー違反をしなければ勝てないようなレベルの棋士では無いので、一旦反省して頂き、こういった件がこれで最後になればいいなと思う。
 今回の件に対して心情的には「見逃してあげても…」と思ってしまう部分はある。しかし、プロはアマのお手本にならなければいけないので、これからトップ棋士として棋界を何十年も背負っていくであろう藤井七段にはやはりマナーも美しくあって欲しいと思う。
 既に実力はトップクラスとは言えまだ15歳の少年。本局においては咄嗟の場面において若さが悪い方向に出てしまったというところか。

   処分の内容についてだが、重くても「当該対局おける対局料の没収」程度で済むと思う。というか済ませて欲しい…。
銀河戦における加藤一二三九段vs阿部隆七段(当時)の戦いにおいて加藤一二三九段が
プロ史上初めて「待った」の反則をした(桂を不成で盤上においたが、その後何度かカラ打ち後にチョンチョンとやって、結局10秒後くらいにひっくり返して成にして盤上に置いた。視聴者からのクレームで後日調査された結果「待った」が認定された)ことがあった。その時は

①当該対局の対局料の没収
②次期銀河戦の出場停止処分

という極めて重い処分内容となった。
今回は10秒程滞空時間があって「成か不成か選択していた」加藤九段の場合と違い、全ての動作が0.5秒程度で完結しており「盤上に打つべき駒を間違えたことに気付き咄嗟に取り替えた」
というのが実際のところだと思う。なので、前例に比べて悪質性は低いと個人的には考えている。仮に待ったが認定されたとして「次期竜王戦出場停止」まではいかないはずだ。間違いなく連盟から藤井七段に対して厳重注意は行われる筈だが、その先の処分がどこまで行くか。それも注目ポイントだ。

スポンサーリンク

万一問題行動後に藤井七段が大逆転で勝利していたりしたら、恐らくyahooニュースのトップになるレベルでこの問題が騒がれていたかも知れない。今後そうした事態が起こらないことを一ファンとして祈るばかりだ。藤井七段は修正能力が非常に高いので、恐らくもう大丈夫だろうと信じている。

 

棋聖戦第2局、後手の豊島八段がやや有利。羽生竜王連敗のピンチか

スポンサーリンク

豊島挑戦者の先勝で迎えた棋聖戦第2局。
羽生竜王は現在連敗中で内容もあまり良くなく、非常に苦しい戦いが続いている。一方豊島八段は各棋戦で挑戦者になるなど絶好調。

先手:羽生善治竜王
後手:豊島将之八段
戦型:雁木

15時30分現在、59手目まで進み
先手持ち時間:1時間31分
後手持ち時間:1時間45分

スポンサーリンク

ソフトによる形勢評価値:後手+400程度

羽生竜王がここで負けると棋聖戦は0-2となり、防衛には3連勝が必要となる。
現在実力レーティング1位で絶好調の豊島八段に3連勝はかなり厳しそうなため、
実質この一局が勝負になるだろう。
両対局者が現在の局面をどう評価しているのかも気になる。
仮に羽生竜王が棋聖戦を落とすと、名人奪取か竜王戦の防衛にタイトル通算100期を懸けることになる。名人戦も2-3と苦境に立たされており、目前と思われていたタイトル通算100期に思わぬ暗雲が立ち込めている。
ファンとしては何とか粘って欲しいところだが。

藤井聡太七段vs石田直裕五段 竜王戦5組決勝 18時の形勢 勝者が本戦入りの大一番

スポンサーリンク

戦型:角換わり腰掛け銀▲48金型対△62金型
先手:石田直裕
後手:藤井聡太
18時現在の残り時間
先手:1時間36分
後手:2時間44分
ソフト評価値:18時現在ほぼ互角

戦型は角換わりの48金ー62金の対抗形。何十年もプロ間で指されてきた58金(52金)型があっという間にソフト研究によって淘汰され、現在は消去法でこの形が選ばれているような気がしてならない。果たしてプロ将棋は今後どうなっていくのだろう。作戦選択の自由がどんどん失われていくようで心配だ。
将棋は石田五段が桂損を厭わずに積極的に仕掛け、ややリードの中盤となっていた。今後定跡化されそうな見事な攻めだった。
しかし小ミスが出たようで、18時現在はほぼ互角に戻っているようだ。
ここで夕食休憩となった。
夕食
石田五段:小雀弥の他人丼
藤井七段:イレブンのハヤシライス

スポンサーリンク

現在、実力レーティング2位の藤井七段としては本戦トーナメント入りを決めてさえしまえば挑戦の可能性は大いにある。竜王戦七番勝負は10月~12月のため、
今年中の八段昇段(竜王位獲得で規定により八段)の目すら出てくる。
更に現在ベスト8に残っている王座戦トーナメントで勝ちぬいて挑戦→奪取を決めれば今年中に王座、竜王の二冠となる可能性も残っている。
そして来年一つでもタイトルを獲得or防衛すればそのままタイトル3期の規定により九段昇段となる。まあ流石に飛躍しすぎだが、藤井七段の実力を考えると全くあり得ない話でもないだろう。

第59期王位戦挑戦者決定戦、羽生善治竜王(先)対豊島将之八段戦、18時の形勢

スポンサーリンク

角換わりの48金型ー62金型の対抗形から後手の豊島八段が先攻し、両者一歩も引かない壮絶な打ち合いとなった。
17時頃までは豊島八段がやや良しという流れだったが、羽生竜王も上手くピンチを凌いで18時現在は、ソフト評価値でもほぼ±0という互角の形勢になっている。
ちなみに81手目の▲45歩ではソフトは▲86銀または▲45銀を推奨しており、
それなら少し検討した感じだと先手+200程度の局面だったが、深く読ませると別の結果が出てくるのかもしれない。それにしても▲45歩は仮に最善では無かったとしても凄い手だ。忙しそうな局面でじっと手を渡して相手のミスを誘う。羽生将棋の真骨頂のような一着だと思う。
個人的には菅井王位へのリベンジマッチを期待したい所だが、豊島八段にそろそろ初タイトルを…という気持ちもありどちらを応援していいか迷うところだ。
・名人戦がカド番で、第6局の後手番でブレークしないと奪取できない
・タイトル100期まであと1
・昔から羽生先生の大ファン
という理由で今回は(ほぼ毎回ですが笑)羽生先生を応援したいと思う。

スポンサーリンク

藤井聡太七段vs中村亮介六段、午後19時の形勢

スポンサーリンク

第44期棋王戦予選、藤井七段(先)vs中村六段の一戦は駆け引きの末に中村六段のノーマル四間飛車から角交換振り飛車となった。珍しい手順だったと思う。
その後、藤井七段は端歩を突き合う形から居飛車穴熊に潜り、自陣角を打って攻勢を採る。中村六段も端から反撃して形勢は難解だったが、
僅かな失着をとらえた藤井七段が優勢になった。
現在、持ち時間は藤井七段が34分。中村六段は既に一分将棋。
評価値は先手に1000以上触れている形+穴熊が固く分かりやすい形で、藤井七段の勝利が濃厚となってきた。

6月5日には石田五段との竜王戦ランキング戦5組決勝を控えている藤井七段。
これに勝てば二期連続の本戦進出となる。実力レーティング的にもトーナメント出場者の中ではトップ1、2の力を持っているので、挑戦者になっても全く不思議ではない。

 

スポンサーリンク

 

名人戦第4局、17時の形勢―佐藤名人優勢のまま終盤へ

スポンサーリンク

横歩取り33角型から佐藤名人の「青野流」で進んだ本局。
羽生竜王が最近流行の形から一番激しい変化に飛び込んだものの、佐藤名人の研究範囲だったようで一日目から差がつくという事態に。二日目が始まっても名人が順調に優勢を維持。見事な指し回しでここまでは羽生竜王につけ入る隙を与えていません。
印象に残るのは31手目の▲23歩。30手目まで何度もプロの実戦に現れていた変化ですが、この手で形勢が先手に傾いていったように見えました。ひょっとするとこの変化に終止符を打つ一着になるかも?
羽生竜王の58手目の△13桂は凄い粘りで参考になりました。ただ、名人が落ち着いて一旦受けに回ったのが好判断だったようで、順調に優位を拡大。局面は17時30分現在、名人優勢のまま最終盤に突入するところです。
持ち時間は
佐藤名人:1時間16分
羽生竜王:1時間36分
このまま名人が勝ち切ると、ここまで全て先手番が勝つ流れが継続することになります。次局以降、後手番で勝った方がそのまま名人戦を制するかもしれません。ひょっとすると6局目まで全て先手が勝ち、最終局の振り駒が名人位の行方を左右する…なんてことも?

 

スポンサーリンク

 

名人戦第4局、封じ手から名人が着実にリードを拡大か

スポンサーリンク

封じ手予想&その後の展開予想動画は こちら です。

封じ手は予想通り▲56角でした。そこから手が進んで昼食休憩の盤面は名人が着実にリードを拡大している印象です。ただ、後手にもまだ粘る順はあるようでソフト評価値は先手プラス800と、見た目の印象よりは差がついていないようです。
尤も、トッププロ同士、しかも持ち時間がたっぷり残った中で800点差というのはかなりキツい。果たしてここから羽生竜王がどれだけ差を縮められるかが焦点となりそうです。
残り時間は
先手の佐藤名人が3時間26分、
後手の羽生竜王が3時間40分 となっています。

昼食メニューは佐藤名人が「BAR OCTOPUS伝統カリー(サラダつき)」とこだわり白ぶどうジュース、
羽生竜王が海鮮丼&出し巻き玉子定食+オレンジジュースだそうです。
私もおなかがすいてきました(笑)

スポンサーリンク

 

名人戦第4局、封じ手の局面は佐藤名人ややリードか

スポンサーリンク

解説動画は こちら です。
ここまで全て先手番が勝っている今季名人戦。
羽生竜王の2-1で迎えた第4局ですが、先手を握っているのは佐藤名人。
流れからするとタイになるところですが、果たしてブレークはあるのでしょうか。

つい先日、先手を持って松尾八段を負かした形を、今度は何と後手を持って
名人戦の舞台でぶつけていった羽生竜王。相当な研究と自信があったハズですが
名人の31手目の垂れ歩が見事な返し技だったようで、封じ手の局面は既に佐藤名人が優勢のようです。差は500点くらいで、トッププロ同士ということを考えると逆転が容易ではない差です。ただ、代名詞の「羽生マジック」で稲葉八段や豊島八段を下してここまで勝ちあがってきた羽生竜王。
是非ここからマジックを見せて頂きたいところです。
タイトル100期を名人で決めたら格好良すぎますね。
2日目もハイライトしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
上の動画では私の封じ手予想と、その後の展開予想を少しやっています。

スポンサーリンク

藤井聡太六段、優勢に。七段昇段へ視界良好ー17時半の形勢

スポンサーリンク

船江六段の先手角換わり棒銀に対し、藤井六段も筋違い角を放ち居玉のまま真っ向から反発。そのまま中盤を飛び越えて終盤戦へ。
現在は52手目にして最終盤の様相。互いに居玉ながら藤井六段の方が逃げ越した時に安定した形となっており、その分ソフトの評価は+800ほど藤井六段に触れている。持ち時間タップリかつ評価値800以上から藤井六段が逆転負けをしたところは少なくとも私の記憶には無い。七段昇段が濃厚となってきたか。
ただ、船江六段はプロ棋士が多数参加する詰将棋選手権で2010年の優勝をはじめとして大活躍。終盤力は折り紙つき。まだまだ何が起こるか分からない。尤も、藤井六段はその詰将棋選手権を4連覇中の怪物ですが…(笑)

スポンサーリンク

藤井聡太六段、七段昇段を懸けた戦い―15時の形勢

スポンサーリンク

前記事はこちら (井上一門に相性の悪い藤井六段。本局の船江六段も井上一門)

先手を握った船江六段が角換わり棒銀から一直線の攻め。対する藤井六段は筋違い角から銀を召し取り、船江六段は代償として香を取りながら馬を作る。形勢は一直線に攻め合えば藤井六段がやや有利な模様。
残り時間
船江六段:3時間56分
藤井六段:2時間49分