王位戦2日目 羽生王位VS菅井挑戦者~挑戦者会心のサバキ~

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挑戦者先勝で迎えた2局目。ここでも菅井七段の勢いは止まらず、初日から華麗に作戦勝ちを築く。そしてリードを広げて迎えた下図。
羽生王位の△16歩に、菅井七段の眼鏡が光った。

私なら上図から何も考えず▲同香と取り、その後のことは△24桂打たれてから考えるところだが、菅井七段はなんとここで手抜いて▲54歩!これが凄まじい手だった。仮に△17歩成とすると、▲同桂と取った手が▲25桂を見せて非常に厳しい一着となる。まさか29の桂が攻めに働く変化があったとは・・・。菅井七段の恐るべき着眼点、読みの深さに脱帽といったところ。
実戦は羽生三冠が▲54歩に黙って△31角と引く流石の辛抱を見せたが、そこで▲43歩と追い打ちをかけたのが好手。
このまま勝ち切れば、菅井七段の名局として語り継がれることになるかもしれない。

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【15時00分】
菅井七段の29にいた桂が25まで出世し、羽生陣に容赦なく襲いかかる。形勢は先手+2000程度。
残り時間は先手3時間以上。後手40分程度。
最早逆転はなさそう。
挑戦者が完璧な内容で連勝を決めるという形になりつつある。

 

もしも将棋のルールが変わるとしたら?

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ご存じのように、将棋ソフトにより将棋の序盤戦術はここ数年で革命的に進歩した。
今後ともその流れは止まらないだろう。
さて、このまま行くと早ければあと5年位でプロレベルで使える定跡が全て網羅されてしまう可能性がある、と以前も何度か書いた。
実際、ここ最近のプロ将棋でも
・角換わりで同一局面が何度も現れる(これは以前からある現象だが、升田賞を受賞した千田六段のソフト主体の研究等により水面下でかなりの変化が駆逐されている)
・先手中飛車が後手の居あい抜き超速等の急戦策にかなり押されている
(ソフト評価値も、組みあがった瞬間に居飛車側に若干プラスに振れる。プロ間の勝率も居飛車側が高い)
・ノーマル三間飛車の勝率が極めて低い(ソフトで検証すると組みあがった瞬間に居飛車の評価値が+300程度に振れており、双方最善を尽くせばそのまま居飛車が勝つ)
・ノーマル四間飛車はほぼ絶滅しかかっている(同上)
等の現象が顕著にみられており、プロレベルで指せる将棋の戦法が段々と無くなっているような印象を受ける。
そこで、是非皆さんと考えてみたいのが、

【もし将棋のルールが変わるとしたら】
というお題だ。個人的には
 ・二歩が一局の中で数回OKになる ・打ち歩詰めが可能に
・香が1マス後ろに動けるように
・桂が八方桂に
・金、玉が敵陣に入ると成れるように(金は玉の動きに、玉は竜か馬か選択可能・・・等)
・駒を成った後、4段目まで戻る時に成りのままでいるか戻すかを選択可能に 
・初期配置を自由に選択可能(香や飛が重なる構成、初手で相手の陣地の駒がただ取りできるような編成はNG)
この位か。是非皆様のアイデアも窺ってみたい。
ルールは数年に1回、少しづつ変更したりしてソフトが再び完璧な定跡を確立したらたちょっと変えて・・・という感じにすると半永久的に将棋を楽しんでいくことが出来そうだ。

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藤井フィーバーと「ひふみん問題」について

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ひふみんこと加藤一二三先生が人気バラエティのしゃべくり007に出演している。
藤井聡太フィーバーが大きく影響しているのは間違いないが、ご存じの通りそのずっと前からバラエティの世界でマツコさんの番組に準レギュラー級の扱いで出演していたり、ニコ生や将棋イベントに引っ張りだこだったりと大活躍されている。
さて、最近ではそんなひふみん先生にやや辛辣ともとれる意見が散見される。
「将棋の解説をする際、加藤先生が喋り過ぎて他の棋士の解説が聞けない」
「加藤先生が喋りすぎて番組の進行自体が(略)」
などなど。
個人的には、加藤先生は常にキャラクター通りの行動をされているだけなので、もし問題が起こったとしたらそれはキャスティングが悪いのだと思っている。
寧ろ、「次に何をするか分からない」「どこで話を遮っていいのか分からない」といった破天荒さ、危うさも人気の秘訣だろう。
 それでも加藤先生に対して「もう少し自重して欲しい」「的外れな解説はやめて欲しい」と思ってしまった時は、どうか下のセリフを想い浮かべてこらえて欲しい。

許してやろうじゃねえか…!寛容な精神で…!
 (特別出演:カ○ジさん)

 

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もうすぐ登録者様1万人ということで、youtuberの在り方について真剣に考察する

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数年前、テレビで「youtuberとは何か?」みたいな番組をやっていた。
その番組は「若者がふざけた動画をUPして何千万円も稼いでいる」
というメッセージを強調して伝えていた。いかにも簡単そうに思えた。自然な流れで「よし、俺もやってみるか!」という気持ちになり、その日から2週間位使ってさまざまな人気youtuberの動画を調査させて頂いた。その時の私が感じたまま彼らの印象を書くと

・下品
・テレビより面白くない(たまに凄く面白いけど・・)
・みんな同じに見える
・金への執着心が半端じゃない
・何でこれで再生数伸びるの?あ、先行者利益か。じゃあもう手遅れかもな。

こんな感じだった。ご覧の通り嫌悪感しか無かった。
学芸会以下レベルのくだらないドッキリやら環境破壊でしか無い○○○風呂には
虫唾が走ったし、彼らが時々語る薄っぺらい感動話は金のための演技にしか見えなかったのでむしろ殺意すら覚えた。

ところが10代では初対面でかわす言葉が「好きなyoutuberって誰?」というほどに根付いている。youtubeを見ていない子は恐らくスクールカーストでも下位にされてしまう可能性が高いのだろうと感じた。それほどにティーンエイジャーにとってyoutuberの存在は大きい。長く塾講師をやっていたこともあり、「彼らの話についていけなくなったら
もはや時代遅れな人間になってしまう」という強迫観念があった。
そこで、何とかして「youtuberを正面からしっかり理解しよう、受け入れよう」
と努力することにした。彼らを本当の意味で知るために自分に何ができるか。
そうだ、動画を作ってみようー
そこで、まずは馴染みの深いニコニコ動画に様々な下らない動画を投稿するようになった。最初のうちは全く伸びず、次第に再生数を得るためにここには書けないような過激な内容の動画を投稿するようになった。
その頃になってようやく、youtuber達の本当の苦労や、毎日動画をUPし続けることの大変さ、金のために動画を作るだけではファンがついてこないこと等をごく一部ではあるが体で学ぶことが出来た。
そもそもyoutuberはテレビでは無い。公共の電波とは違って好きな人と嫌いな人が同じ番組に出ているようなことも無い。「見たくなきゃ見なけりゃいい」のだ。
そんな当たり前のことに気付いた時、youtuberへの嫌悪感は無くなっていた。

そんなこんなで平均再生回数や登録者を徐々に増やして「よしいい感じ」と思っていたある日、運営からアカウントBANを喰らった。どうもやり過ぎたようだ。何十時間もかけて作った動画が全部パアになり、そこで完全に動画作りへの情熱が冷めた。

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そして動画作りから遠ざかって数年。友人がyoutuberになったということで
久々にyoutubeを開いた。その時、偶然将棋というジャンルでもyoutuberがいることを発見した。そう、クロノさんとアゲアゲさんだ。登録者数はyoutuberとしては少しさみしいが多くの視聴者に見守られながら将棋を指せるということはそれだけで幸せなことだ。
自分も是非やってみたいと思った。純粋に「光の当たることの無かった自分の将棋を少しでも誰かに見てもらいたい」という一心で将棋動画をUPするようになった(もちろんひと月で将棋ウォーズへの課金代くらいになればいいなという程度の気持ちはあった)。

そして現在に至る。有難いことに登録者の方がもうすぐ1万人というところまで来た。
収益としては、本当に「ちょっとしたお小遣い」というレベルのもの。勿論始めたての頃と今では今の方がちょびっと多いが、全然意識するレベルにはない。(正直、本気で稼ぐなら別のジャンルを研究するだろうが自分には無理な気がする・・・。)それが逆に良いのかもしれない。気楽にのびのびとやらせて頂いている。

今後も応援してくれる皆様への感謝の気持ちを忘れず、マイペースで動画作りに励んでいければいいなと思っている。これからも守りに入ることなく本音で皆様にぶつかっていきたい。

 

将棋的思考で読み解く男女関係

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男女間の恋愛にはフェニルエチルアミンという脳内物質が大きく関わっているらしく、それが3カ月~4年ほどで作られなくなり、どんどん「冷めていく」。
世の中でカップルの別れやら不倫やら離婚やら仮面夫婦やらが日常茶飯事なのもこれが原因かもしれない。
これを将棋的に例えるとこんな感じか。
【カップル成立初期】
「相手への想い」という王様を、ともに大事に大事に四枚穴熊に囲って絶対に壊れないようにしながら、互いの陣形を傷つけないように愛の千日手を繰り返す
【カップル成立中期】
互いの愛を確かめあうように軽い歩の突き捨て等で相手の応対を聞く
ここで応手を間違えると千日手が終わり、一気に次のステップ(涙)に進むことも
【倦怠期~終末期】
互いの玉が穴熊から出てきて、、「詰ますなら詰ましてみろや」と言わんばかりに
どんどん中段に進出してくる。2人だけで指しているつもりがいつの間にか3人将棋、4人将棋になっていることも。

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本気で将棋強くなりたい人へ

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ツイッターでタイムラインを見ていると、目先の勝敗に一喜一憂するようなツイートを良く見かける。何かが懸かった大会なら分かるが、将棋ウォーズの10秒やら3切れやらでそこまで・・・という感じもする。まあそれはそれで楽しそうだし別にいいと思う。私も嗜む程度にやっている囲碁ではそんな感じで気楽に楽しんでいる。
問題なのは、「本気で将棋強くなりたい!」「リアル大会に出て結果を残したい!」と思っている人がそうした思考に陥ることだ。「勝ちたい」という本能が、結果的に貴方を早指しに特化した指し方に導く。
結論から言うと、10秒やら3切れやらで何万局指したところで強くはなれないし、何千局勝ったところで強さを測るバロメーターにはならない。寧ろ将棋が雑になって弱くなるデメリットの方が大きい。
 早指しは認知症予防の頭の体操や脳トレ、切れ負けの終盤の練習程度に思っておくのが良いだろう。

強くなる方法については こちら  まとめさせていただいた

 何度も書いたが、簡単に言うと毎日将棋ソフトと対局し、負けたらこちらが若干不利な局面に戻してひっくり返して勝つまでやるというもの。そして良いと思った構想や好手をメモし、ことあるごとに見返すという勉強法を採用している。お陰で将棋倶楽部24でのレーティングはこの半年間ノンストップで上昇し続けているが、デメリットとしては人間相手に勝っても何の感動も覚えなくなってしまったことだろうか。
以前は「やった!!2900点台の人に勝ったぞ!奇跡だ!飲むぞ!」みたいな高まりを感じることもあったが、最近では「2900点台でも結構悪手率高いんだな」位にしか思わなくなってしまった。だからツイッターで目先の勝敗に一喜一憂する人はある意味凄く羨ましい。というか、それが将棋本来の楽しみ方なのかも知れない。
昔は「終盤で逆転することこそが真の力、将棋の醍醐味」という間違った考え方をずーーっと貫いていたせいで、全く序盤の勉強をしなかった。極端な終盤型だった。
ただ、脳ミソをフル回転させて逆転の糸口を探るのは嫌いじゃなかったし、結構勝っても負けても楽しかった気がする。
 今は将棋ソフトに毎日スパルタ指導を受けている甲斐もあり、序盤中盤終盤おろそかにしていい局面など何一つ無いということを体に叩き込まれている。昔より将棋の本質に大きく近づけた気がするが、あの感情を失ってしまったのは残念だ。

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ソフトは、有料版を購入できる余裕があれば
 マイナビ 将棋レボリューション 激指14 
がおすすめ。5月28日現在、7000円台で購入可能。棋譜並べ以外でも秒読み付でソフトと戦えたり、駒落ちや強さ設定が出来たりしていい感じ。フリーソフトと違って導入や設定で躓くこともない。
参考記事:エルモと激指14の違い

目標はやはり全国優勝。24のRが3000台で安定するレベルになったら挑戦してみようと思う。毎日ソフトで正しく鍛えていれば3000台は全く夢ではない。まあ、皆が皆この方法で鍛えてたら大会そのものが地獄になる気がしますが(笑)

羽生棋聖VS斎藤挑戦者、藤井聡太四段VS都成四段戦レビュー

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【15時半の形勢】
加古川清流戦
先手:都成竜馬四段
後手:藤井聡太四段
戦型:先手中飛車
形勢はまだまだいい勝負。藤井四段が五筋に位をとって厚みを築けば、都成四段が金美濃から4筋に位を取り返すというじりじりした攻防が続いている。
残り時間は先手17分、後手27分。

棋聖戦は羽生三冠が盤上を制圧するべく角を手放して攻めているが、斎藤七段も的確に受けて形勢不明といったところ。残り時間は互いに1時間半ほどだ。

【13時の形勢】

藤井四段戦は14時からということで、羽生棋聖VS斎藤挑戦者の午前中の戦いを振り返っていきたい。
第88期棋聖戦五番勝負第4局
先手:羽生棋聖(2勝)
後手:斎藤七段(1勝)
戦型:横歩取り(先手68玉対後手84飛、52玉型)
【昼食】
羽生棋聖、斎藤七段ともに天ざるそばとおにぎり2つ(鮭と梅)。
中々両対局者の注文が被るのも珍しい気がする。

形勢は先手の羽生棋聖が若干指しやすそうだが、斎藤七段の終盤力を考えるとほぼ互角と言っていいだろう。羽生棋聖がこの局で防衛を決めるのか、斎藤七段がタイに持ち込むのか。

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藤井聡太四段の29連勝と将棋界の憂慮

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6月26日、藤井聡太四段が竜王戦決勝トーナメントの1回戦で増田康宏四段に勝利。難攻不落と思われた神谷八段の連勝記録を30年ぶりに更新して歴代単独1位となる29連勝を飾った。日本列島が「藤井フィーバー」に包まれた。私も大いに喜び、はしゃいだ。
 だが、一つどうしても見過ごせないことがある。増田四段も対戦前の意気込みとして言っていたが
・藤井四段が勝ちすぎている現状がある
・(上記のように勝ちすぎると)将棋界がぬるい世界だと思われてしまう
という点だ。藤井四段は千田六段、澤田六段等の実力レーティング10番台の棋士からの勝利も含む公式戦29連勝だけでなく、非公式戦とは言え羽生三冠や斎藤慎太郎七段等の実力レーティング10番以内の棋士からも勝利を掴み取っている。それも完勝と言っていい内容だった。藤井四段に対しての称賛コメントの中で、
「これからはトップ棋士達との対戦も増えるが彼らの技術を吸収して更なる実力を身につけてほしい」
といったものもいくつかあったが、彼らから吸収すべき要素というのはもう殆ど無いのかもしれない。正直な話ソフトで間に合ってしまっているのかもしれない。でなければ、現時点であんな勝ち方ができる訳がない。
藤井四段の才能は将棋の歴史の中でも1,2位を争うレベルであることは疑いようがない。しかし、だからと言って14歳の時点でこんなに勝てるものだろうか。この結果はまるで、他の先輩方の積み重ねてきたことがが全否定されているようなものではないか。増田四段の言いたかったことは恐らくそうしたことだろう。今後、『突出した才能を持った者がソフトを使って効率よく研究すれば、あっさり将棋界のトップに立ててしまう』
という方程式が確立してしまうような気がしてならない。恐らくは才能のある小学生達は藤井四段の辿った
・詰将棋をひたすら解きまくる
・ソフトを活用して研究しまくる
という道を全力で真似してくるだろう。藤井四段ですらソフトを活用し始めたのは三段リーグの途中からと言うから、これを小学生の時点からひたすらやり込んだらどういうことが起こるか。最早想像に難くないだろう。私もyoutubeで将棋実況をし始めた半年ほど前から主にソフトを使った研究、ソフト相手の実戦を毎日やったら昔将棋をやっていた時より強くなってしまい、レーティングが跳ね上がった。たった半年でだ。もう何年も将棋をやっておらず(詰将棋だけは詰パラでやっていたが)、ブランクがあったのにも関わらずそれをあっという間に取り返し、あっさりと追い抜いてしまった。嬉しくなる半面、本当に今までやってきたものは何だったのだろうと虚しい気持ちになる。全然レベルは違うが、プロ棋士の先生方の中にも藤井四段の活躍に似たものを感じている人がいるのではないかと想像している。
私のやっている序、中、終盤の鍛え方は
1、よく出てくる定跡形や指したい形からソフトと1分将棋(時間が無いときは20~30秒)で1局指す
2、当然負けるので、マイナス1000位劣勢になった局面からひっくり返して再度指す
をひたすら繰り返すというシンプルなものだ。そして、感心した構想や次の一手があれば画像をキャプチャして保存し、いつでも見返せるようにしておく。本当にたったこれだけのことだ。ソフトさえあれば人間との練習対局などいらない。指すのは本番の大会だけで十分だ。私はそう確信している。と言っても結果を出さないと「ハイ、ハイ」で済まされてしまうので、何とかアマ大会で結果を出せるように頑張りたいと思う。
ただ、残念ながら私はもういい大人だ。脳が衰えているので吸収率も小学生とは比較にならないし、すでに「残念な将棋脳」「不要な先入観」といったものも沁みついてしまっている。生きている限りはチャレンジし続けたいが、伸びしろは限られているだろう。もしこれを読んでいる学生の方がいたら、将棋に限らず努力できる時間は限られているので毎日を後悔しないように過ごして下さいーとありふれたセリフをプレゼントしたい。

 

 

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増田康宏四段の、森下九段直伝の勉強法について

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今日、読売新聞の朝刊の将棋欄を見ていたら増田四段の勉強法が載っていた。
ご存じの方も多いかもしれないが増田康宏四段は10歳で奨励会入りし、僅か16歳でプロになった俊英だ。藤井聡太四段が6月26日に連勝記録歴代単独1位となる29連勝をかけて戦う相手でもある。
既に新人王獲得、竜王戦5組優勝と実績を残している。これから間違いなくタイトル争いに絡んでくるであろう逸材だ。
その勉強法を要約すると、
大山ー中原戦などの実戦集をまず先手で並べて、次に後手でも並べて、最終的には頭の中で並べて、それを棋譜として書きだす作業をする   というもの。
私がこれを読んでパッと思ったのは
「部分的にはとてもいいが、部分的には時間の無駄なんじゃないか?」
だった。私が思った点を率直にまとめておきたい。
1、棋譜を暗記すると、別の類似の将棋を並べている時に復習できたりするので勉強効率がとても上がる
2、頭の中だけで棋譜再現が出来るレベルまで覚えれば、盤上に現れた技を全て自分のものに出来る
3、大山ー中原戦等のトッププロ同士の将棋もいいが、ソフト同士の棋譜も取り入れると更に良いのでは?
4、少なくとも書き出す作業はいらないのでは?(これは「棋譜を完全に覚えました」と誰かに確認してもらうための行為であり、自分の中でそれが確認できているのであれば不要だと思う)

こんなところだった。「頭の中で棋譜再現する」というのは私も欲しいスキルなので
今日からやってみようかと思う。皆さんも是非お試しあれ。

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プロ棋士の凄さを他のスポーツで例える

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プロ棋士の凄さ、強さというのは将棋をやっていない人には中々伝わりづらい。「AIの方が強いんだから意味ないんじゃないの?」なんていう人もいるくらいだ。
なので、どれ位凄いのか、他のスポーツ等に例えて自分が思いつく限りの表現で伝えてみようと思う。まずは理屈抜きで見てもらいたい。

【将棋のタイトルホルダーの凄さを他のスポーツでの能力に例えると】
【野球】
・常時150キロ超の球を投げる
・150キロ超のをヒットにする
・落差の凄いフォークを投げる
【陸上】
・100メートルを9秒台で駆け抜ける
・砲丸投げで80メートル投げる
【フィギュア】
・4回転ジャンプを飛ぶ
【体操】
・F難度の技を次々と決める
【サッカー】
・ドリブルで3~4人抜く
・オーバーヘッドを決める
・30Mくらいの距離からシュートを決める
・PKで枠内ぎりぎりに行った弾丸シュートを止める
【卓球】
・超高速ラリーができる
・相手が一歩も反応できないスマッシュを決める
・アマチュア相手に11点先取のゲームをラブゲームで勝つ
【麻雀】
・安めの倍満を蹴って数え役満をアガり切る

こんな感じだろうか。ネタが乏しくて申し訳ないが、とにかく凄いということが少しでも伝わればいい。将来的には持ち時間を思い切り短くして(3分切れ負けなど)、スポーツ風の実況をつけてトップ棋士が対局するような棋戦も現れるかもしれない。

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