A級順位戦 羽生三冠VS久保王将戦は 羽生三冠が抜け出す

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下図は久保王将が▲94馬と引いた局面。後手玉は非常に固く、
攻めも急所に入っているため後手優勢だ。


ソフト(elmo)評価値も1000前後後手に触れている。
上図からは△57桂成と平凡に使っておけば良いようだ。
以下、▲47歩△24角▲36歩なら△68成桂と飛車を詰まして良し。
先手は端の突き越しを頼りに粘るしかないが、相当厳しそうだ。
・・・と思ってみていたら、成ではぬるいと見た羽生三冠が上図から△57桂不成!!!
確かに金が逃げれば△69桂成が香車に当たって厳しく、こちらのほうが本筋なのかもしれない。羽生三冠の将棋はいつみても恰好いい。

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羽生三冠 VS 松尾八段 竜王戦挑戦者決定戦1局目

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先手が羽生三冠、後手が松尾八段で第1図の局面。19時16分。


elmoによれば後手は上図から△45歩が最善で、以下▲同銀
△35金に▲37桂!!!(第2図)と頑張れば若干羽生三冠が有利なようだ。

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しかし▲37桂とは恐ろしく頑張った手だ。確かにもし△37角成から2枚替えなら▲73歩が軽妙手で、同飛なら▲25飛が決まるし
△同桂なら▲81角~▲74歩が決まる。▲37桂に対する最善は△46歩の切り返しだが、▲29飛と引くのが渋い手で、次の▲38銀や4筋の歩が切れれば▲44歩の反撃を楽しみにして先手有利のようだ。
竜王戦に関しては誰が相手でも10対0で羽生三冠を応援している。たとえ藤井四段が無敗のまま挑戦者決定戦で羽生三冠と相対していたとしてもそうだっただろう。やはり永世竜王、永世七冠がこの目で見たい。

三浦九段、羽生三冠を撃破して完全復活のお知らせ

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直近の対戦成績は

4月14日:○戸辺誠七段(銀河)
5月26日:○屋敷伸之九段(銀河)
6月8日:●久保利明王将(順位戦A級)
6月23日:○松尾歩八段(棋王戦)
7月7日:○佐藤康光九段(順位戦A級)
7月14日:○井上慶太九段(叡王戦)
7月29日:●山崎隆之八段(日本シリーズ)
8月4日:○千葉幸生六段(王将)
8月12日:○羽生善治三冠(王将)

A級棋士もバタバタとなぎ倒し、いよいよ好調モードといったところ。

特に羽生三冠との対局で見せた馬捨てからのキレッキレの寄せは凄かった。
ハイライト動画は こちら 

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私も悪意ある報道につられる形で、三浦九段を疑ってしまった時期がある。
やがて連盟側が「不確かな状況証拠だけで勝手に決め付けた」ことが明るみになっていくにつれて、「これは完全なる連盟のミスだ。三浦九段はソフトを使っていない」と確信したものだった。そういう方も多いのではないか。ただ、心のどこかにしこりはあった。
私の中では、ここ最近のキレッキレの将棋を見ていて99%シロだと思っていたものが100%シロだという確信に変わった。しこりが完全に消えた。
王将戦を勝ち進んでいくと言うまでもなく因縁の久保王将が控えている。久保王将のサバキもいつも参考にさせて頂いており応援している棋士ではあるが、今回は是非三浦九段に勝ち進んで頂き、そのままタイトルを奪取して欲しいなと思っている。
また、実現出来なかった竜王戦七番勝負もぜひやり直して欲しいと思う。

 

 

王位戦第3局2日目 羽生善治三冠 VS 菅井竜也七段

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【11時30分の形勢】
現局面は羽生王位が優勢。ソフト評価値は、現局面から▲13歩△同香▲12歩(下図)という最善手を指せば+700程度。

このままいくと羽生王位が1勝を返して、タイトルの行方が混沌としてくることになるだろう。しかしここ最近の菅井七段の終盤の切れはすさまじく、実力レーティングも渡辺竜王や佐藤名人に次ぐ3位まで伸ばしてきた。終盤で逆転負けが多く、実力レーティングが4位にまで転落してしまった羽生王位にとってはここから逃げ切れるかどうかはまさに正念場といえる。20年来の大ファンとしては、目前に迫っているとは言え立て続けにタイトルを失うようなことがあれば達成が危ぶまれる通算タイトル100期、そして悲願の永世竜王獲得(最近設立された叡王戦以外のタイトルの永世称号全制覇)に向けて何とか頑張ってほしいと祈るばかりだ。

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11時46分、ソフトによると残念ながら羽生王位に悪手が出て、形勢はほぼ互角に戻ったようだ。こうなると菅井七段は強い・・・。
具体的にはソフト推奨の▲13歩△同香▲12歩でなく、▲65歩△同銀▲53桂成と進行。
とても自然な桂馬の活用に見えるが△94香(銀)や△74桂とカウンター含みに指されるとだいぶまぎれてしまうようだ。ただ、まだ若干先手が有利なので羽生三冠の最大の長所の一つである「リードを守り切る力」「リードを広げる力」を存分に見せて頂きたいと思う。
菅井七段も大好きな棋士なので両方応援してはいるが、通算100期までは無条件で羽生三冠を応援したい(笑)

将棋の格言に学ぶ恋愛の手筋

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【格言編】
終盤は駒の損得より速度
いけそうな相手にはデート費用をケチらず、最短距離で落とせるルートを探りましょう。無理そうな相手にはさっさと投了して次の対局に行きましょう。
長い詰みより短い必死
女性に送るLINEは長文絶対NG。短文で。
三桂ありて詰まぬことなし
「この人と話してると楽しい」「気が合う」等と思わせるように計算して話題を振りましょう。下調べが肝心かも。
序盤は飛車より角
初デートではまだ相手にスキが少ないので、下心を見せるのはやめましょう。
・端玉には端歩
自らを異端者だと思う人は、同じく異端そうな人を狙うといいかもしれません。
・玉の早逃げ八手の得
ケンカになりそうな時は男の方からさっさと謝りましょう
・鬼より怖い両王手
浮気、不倫すると発覚した時に双方から莫大な慰謝料や養育費請求、ヤンデレ系彼女だと死の制裁などが待っていることもあります。絶対にやめましょう。
・二丁飛車に追われる夢を見た
同上。
・両取り逃げるべからず
浮気、不倫が発覚して双方から追い込みをかけられている場合、
いっそ全てを捨てて逃亡してしまった方が楽かもしれませんね。
・取る手に悪手なし
見た目的に気に入らない相手でも、性格が良ければとりあえず連絡先を聞いておきましょう。性格が良くて可愛い子を紹介してもらえたり、話しているうちにその子が可愛く見えてくる可能性も。
・名人に定跡なし
時々、イケメンや話上手な男がとんでもない方法で女性を口説いていたりしますが、マネをすると大怪我しますので絶対にやめましょう
・寄せは俗手で
勝ち=付き合える、結婚できる を確信した時は、あまりカッコつけるようなことはせず
ありふれた言葉で愛を伝えましょう。
・手の無い時は端歩を突け
話題が無くて困った時はとりあえず鉄板ネタ(食べ物の話、休日の過ごし方、出身地・地元話、ペットの話など)を振って相手の出方を見ましょう。間違っても下ネタをぶっこんだり、元カレや経験人数を聞くなどの成算の無い中央突破は厳禁。

【番外編】
・同じ戦法をずっと使っていると相手に対策されて勝率が落ちる
→付き合いたての頃の彼女と、倦怠期に入った彼女に同じクオリティの笑い話を振るとどうでしょう。以前はあんなに笑ってくれた彼女がピクリとも笑いません。
試しに他の女の子にその笑い話をすると大笑いしてくれました。そんな時はお別れの時期かもしれませんね。新しいパートナーを探しましょう。

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プロ棋士の「貧乏ゆすり」問題について

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プロ棋士の「貧乏ゆすり」問題について

私のコメント欄やツイッターのDM、メールとかに
たまにプロ棋士とか将棋やってる人への誹謗中傷とか、
苦言とか、まあ取るに足らないような悪口とかが
良く来るんですけどその中に、
「子供がプロ棋士の貧乏ゆすりをマネして困ってる」

というご意見を頂戴することがあります。最近とある
スーパースターのお陰でこういうお問い合わせが本当に増えました。
まあこれに関しては、私も尊敬しているプロの先生の多くが
そういうことをしていらっしゃるので、あまり強いことは言えないなと
思っています。子供って絶対ヒーローの真似しますからね。
藤井四段が体揺らしながら指してるなら、そりゃ真似るわなと。
まあ必然的に体揺らしながら指す子供が激増したということですね。

私はそんなに気にしてないんですけど、女性目線で見るとあの
体を揺らしながら考えてる姿がビジュアル的にかなりキツい
らしいんですね。試しに知り合いに見せてみたら
ちょっと無いわー無理だわー。と言ってましたね

もし、お子さんが体揺らすのがイヤでやめさせたいとしたら、

体揺らすのやってもいいけど好きな子の前では絶対やっちゃダメだよ。
気持ち悪がられるからね。ってところですかね。

私も実は昔幼い頃、主に羽生先生のまねをして
考えている時に体を前後に
揺さぶってみたり、相手を睨んだりとかやったことあるんですけど
まあ羽生ニラミですね。
おじいちゃんに見つかって凄く怒られて、「何だあれは」「みっともない、やめなさい」
と言われてしまいました。
相手を睨むことに関しては確かに悪いなってその場で納得したんですが
体を揺らしたりすることに関しては別に相手に迷惑かけてないし
いいじゃないか、と反抗心を抱いたんですけどね。
その場で反論したら、あの人は将棋の先生ではあるけど
道徳の先生では無いんだ。将棋に打ちこんできた分欠けている部分もあるんだ
悪いところまで真似してはいけない。という感じで言われてしまって、
当時幼少期の私にとって羽生先生って神様ですからね。何でそんなこと言われなきゃ
いけないんだってなって、それからしばらくおじいちゃんと
口きかなくなりましたね。

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それを父に伝えたら、「じゃあお前は体を揺らしながら将棋を指してる奴と
背筋を伸ばして凛々しく将棋を指してる奴、どっちがカッコいいと思うんだ」
って言われて、まあ確かに揺れてるとちょっと見栄え悪いなと。
で、そこに母が「あれなんなの?気持ち悪いよね」
って被せてきて、その時に子供心に体揺らすのやめようと思いました。

で、まあそんな感じですね。
基本的に個人の考え方で揺らさないように気をつけるか、
勝負を優先して体に任せるのか選んだらいいと思いますね。
あんまり自分の考え方を押しつけたりとかはしたくないので、
別にどっちでもいいと思いますね。
そもそも女にもてたいと思って将棋やってる人は居ないでしょうからね。
まあもし万が一、観戦している人の中に女性がいて、その女性を
貴方が口説きたいと思っているのであれば、
死んでも体を揺らさないでください。それだけは断言できます。
それはもう理屈じゃないですね。でも間違いないです。
という感じですね。

私はどんな環境でもポリシーとして体を揺らしたことはありませんが、
別に相手が体を揺らしてても全く気にしたりバカにしたりってことは
ありませんでしたね。だから男しかいない環境とかだったら別にどうでもいいの
かなっていう感じですかね。

結論から言うと、周りに意識している女性がいないなら体を
揺らそうが揺らすまいがどっちでもいいということですね。
相手に迷惑かけたり不快な思いをさせなければ
別にそれでいいと思います。
それでは失礼致します。

佐藤康光九段、1000勝達成。その棋歴を振り返ります。

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棋戦優勝も非常に多いのですが、まずはタイトル戦の勝敗だけ振り返っていきたいと思います。
◎が奪取、〇が防衛、●が失冠、▲が挑戦失敗

1993:◎竜王(4-2、羽生)
1994:●竜王(2-4、羽生)
1995:▲竜王(2-4、羽生)

1998:◎名人(4-3、谷川)
1999:〇名人(4-3、谷川)
2000:●名人(4-3、丸山)

2001:◎王将(4-2、羽生)
2002:◎棋聖(3-2、郷田)●王将(0-4、羽生)
 ▲王座(0-3、羽生)

2003:〇棋聖(3-0、丸山)
2004:〇棋聖(3-0、森内)
2005:〇棋聖(3-2、羽生)
2006:〇棋聖(3-0、鈴木)◎棋王(3-2、森内)
▲王将(3-4、羽生)▲王位(2-4、羽生)
▲王座(0-3、羽生)
2007:〇棋聖(3-1、渡辺)〇棋王(3-2、羽生)
▲竜王(2-4、渡辺)
2008:●棋聖(2-3、羽生)
2009:●棋王(2-3、久保)
2011:◎王将(4-1、久保)
2012:●王将(1-4、渡辺)

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やはり羽生先生との対局が目立ちますね。全盛期の羽生世代、そして台頭してきた渡辺先生の挑戦らを退けて達成した棋聖6連覇は凄みがあります。
タイトルからはしばらく遠ざかっていますが、2016年度にNHK杯で優勝するなどその実力はまだまだ健在。会長職が激務で大変かとは思いますが是非もう一花咲かせて欲しいところです。

竜王戦決勝T 松尾八段 VS 久保王将 は点数勝負に。松尾八段優勢

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※記事は後から図面入りで追記予定です。

23時を回って、ハイライト記事でも書こうかなと思って見てみたら
なんとまだやっていて驚いた。
形勢は、相入玉模様で大駒3枚を確保している後手の松尾八段が点数勝ちしそうな気配。久保王将がうまく自陣の小駒を逃がしつつ松尾陣の小駒を取り切れれば引分けに持ち込めそうだが、少し難しそうだ。
このままいくと松尾八段が挑戦者決定戦で羽生ー稲葉の勝者と当たることになりそうだ。

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王位戦2日目 羽生王位VS菅井挑戦者~挑戦者会心のサバキ~

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挑戦者先勝で迎えた2局目。ここでも菅井七段の勢いは止まらず、初日から華麗に作戦勝ちを築く。そしてリードを広げて迎えた下図。
羽生王位の△16歩に、菅井七段の眼鏡が光った。

私なら上図から何も考えず▲同香と取り、その後のことは△24桂打たれてから考えるところだが、菅井七段はなんとここで手抜いて▲54歩!これが凄まじい手だった。仮に△17歩成とすると、▲同桂と取った手が▲25桂を見せて非常に厳しい一着となる。まさか29の桂が攻めに働く変化があったとは・・・。菅井七段の恐るべき着眼点、読みの深さに脱帽といったところ。
実戦は羽生三冠が▲54歩に黙って△31角と引く流石の辛抱を見せたが、そこで▲43歩と追い打ちをかけたのが好手。
このまま勝ち切れば、菅井七段の名局として語り継がれることになるかもしれない。

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【15時00分】
菅井七段の29にいた桂が25まで出世し、羽生陣に容赦なく襲いかかる。形勢は先手+2000程度。
残り時間は先手3時間以上。後手40分程度。
最早逆転はなさそう。
挑戦者が完璧な内容で連勝を決めるという形になりつつある。

 

もしも将棋のルールが変わるとしたら?

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ご存じのように、将棋ソフトにより将棋の序盤戦術はここ数年で革命的に進歩した。
今後ともその流れは止まらないだろう。
さて、このまま行くと早ければあと5年位でプロレベルで使える定跡が全て網羅されてしまう可能性がある、と以前も何度か書いた。
実際、ここ最近のプロ将棋でも
・角換わりで同一局面が何度も現れる(これは以前からある現象だが、升田賞を受賞した千田六段のソフト主体の研究等により水面下でかなりの変化が駆逐されている)
・先手中飛車が後手の居あい抜き超速等の急戦策にかなり押されている
(ソフト評価値も、組みあがった瞬間に居飛車側に若干プラスに振れる。プロ間の勝率も居飛車側が高い)
・ノーマル三間飛車の勝率が極めて低い(ソフトで検証すると組みあがった瞬間に居飛車の評価値が+300程度に振れており、双方最善を尽くせばそのまま居飛車が勝つ)
・ノーマル四間飛車はほぼ絶滅しかかっている(同上)
等の現象が顕著にみられており、プロレベルで指せる将棋の戦法が段々と無くなっているような印象を受ける。
そこで、是非皆さんと考えてみたいのが、

【もし将棋のルールが変わるとしたら】
というお題だ。個人的には
 ・二歩が一局の中で数回OKになる ・打ち歩詰めが可能に
・香が1マス後ろに動けるように
・桂が八方桂に
・金、玉が敵陣に入ると成れるように(金は玉の動きに、玉は竜か馬か選択可能・・・等)
・駒を成った後、4段目まで戻る時に成りのままでいるか戻すかを選択可能に 
・初期配置を自由に選択可能(香や飛が重なる構成、初手で相手の陣地の駒がただ取りできるような編成はNG)
この位か。是非皆様のアイデアも窺ってみたい。
ルールは数年に1回、少しづつ変更したりしてソフトが再び完璧な定跡を確立したらたちょっと変えて・・・という感じにすると半永久的に将棋を楽しんでいくことが出来そうだ。

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