藤井聡太 VS 横山大樹アマ デビュー16連勝なるか? 新人王戦

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新人王戦
戦型:相掛かり
先手:横山大樹アマ
後手:藤井聡太四段

横山アマが相掛かりから飛車先交換を保留して早めに銀を前線に繰り出す面白い序盤になった。極め付けは第1図の55歩。これで先手の攻勢、後手の守勢がハッキリした。アマチュアなら高確率で先手が勝ちそうな作戦だ。


以下、先手が2歩損をいとわずグイグイと銀を前線に繰り出して第2図。
次の▲54歩~▲37桂~▲45桂が厳しく、▲58飛の応援もある。これは困ったかと思ったがそこは流石に藤井四段だった。


ここで△62金が渋い手だった。▲54歩には△42銀▲37桂に△86歩▲同歩△同飛のカウンターが厳しそうだ。△57桂の筋がつきまとっている。
後手が渋い受けでリードを奪ったが、第3図の△41玉(52から)が疑問手で
ここで先手にチャンスが訪れた。


上図で▲23歩(本譜)と打ったのが鋭い手だった。△33角に▲28飛と引いて、次の▲45桂が厳しい。ここで評価値は後手400からほぼ互角に戻った。
以下、先手が攻勢を取り続けて第4図。ここで先手にチャンス手があったが…


実戦は上図から▲77金だが△65銀▲76金△同銀と進んで2枚替えの上に後手の銀が急所に利いてきて藤井四段がはっきり優勢になった。
上図では▲22歩成~▲33角成~▲21飛成とすれば僅かに先手リードの終盤だったようだ。以下、本譜に戻って第5図だがここで後手に好手があった。


ここで△27歩が痛打だった。対して▲同飛は△67銀成で一手負け。
▲22歩成が唯一の勝負手だったが、それも△同銀▲27飛△67銀成▲33角成(第6図)に好手があって受かる。

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上図で△61金!が好手。飛車を逃げれば△33銀~△31金打で受かるが
適当な攻めもない。▲44桂なら△62玉で大丈夫。
ということで、本譜に戻って第7図。△72角くらいでも勝ちだが
藤井四段は完璧に読み切りの一着を放つ。


第7図で△73桂!が妙手。▲同角成なら△69金~△93角で王手飛車がかかる。この手で大勢決したか。以下、横山アマも最後の気力を振り絞って第8図。受け間違えるとトン死するが・・・


第8図で△62金合が唯一の受け。以下▲63金△41玉の時、金合以外なら▲61竜で詰みだが本譜はそれができない。以下数手指して横山アマの投了、藤井四段のデビュー16連勝が決まった。

棋譜並べ動画は こちら です。

 

 

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