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本日行われた名人戦第2局2日目は本日午後7時51分に終局。
87手で藤井竜王が勝利しました。
これで名人戦は藤井竜王の2連勝。
また、藤井竜王と渡辺名人の対戦成績は
藤井18－3渡辺となりました。
本局は長く50％前後、少し先手に振れていたり後手に振れていたりの状況が続いていましたが
渡辺名人の72手目。▲１四桂に対し△３三玉と上がった手で大きく藤井竜王に傾きました。
その後は藤井竜王の終盤力で後手玉が寄せられ87手で投了しました。
解説動画はこちら
対局後…
名人戦第2局。
— 渡辺 明 (@watanabe_1984) April 28, 2023
64手目に△86歩としなかったのを後悔していて、穏やかな順でも自信がないと感じていた中で▲26桂という一番強い手で来られたので、もうダメにしてると思って、勝負所が残っていたことに気が付きませんでした。
最後まで闘うという当たり前のことができてなくて、すみません。
対局後、渡辺名人はTwitterで終盤の心境を語りました。
本局では藤井竜王の▲２六桂に再び手が止まり長考するという場面も…。▲２六桂の段階ではAIの評価値では互角でしたが渡辺名人はその時点で悪いとみていたようです。
普段は辛口な渡辺名人が、素直に反省し自分の思っていることをちゃんとツイートしてくれるところを見ると応援したくなりますね！
次回名人戦第3局は、5月13日と14日です。
渡辺名人が先手番。
藤井竜王相手に残り5局で4勝をしないと勝ち目が無いという…、渡辺名人からすると非常に厳しい状況ですが
お互いが全力を出し合って最高の戦いになることを願っています！！
本日の注目対局は名人戦の他に竜王戦がありました。
竜王戦2組ランキング戦の準決勝豊島九段vs斉藤慎太郎八段の対局は豊島九段が勝利しました。
これで豊島九段は竜王戦本戦出場が決定、ランキング1位をかけて佐藤康光九段と決勝を戦います。
竜王戦ランキング戦6組の準決勝
富岡八段vs渡辺和史六段の対局は渡辺和史六段の勝利。
勝利した渡辺和史六段は本戦出場をかけて6組決勝出口六段と戦う。
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