藤井二冠が強すぎて将棋界の未来が本気で心配というお話

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最近の藤井二冠の将棋はあまりにも凄すぎる。最早AIレベル。ほんの少し局面をリードしてしまえば、あとは全く逆転を許さずに勝ち切る。

普通、人間の将棋というのはそうじゃない。どんなに強い人同士が指したって結構な頻度で逆転が起こりうる。

例えば豊島竜王・叡王対永瀬王座の叡王戦9番勝負。逆転に次ぐ逆転、といった将棋が多くエンタメとしてはこの上なく楽しめた。

また斎藤八段対渡辺名人の名人戦第一局。斎藤八段の素晴らしい粘りから、見る者の心を揺さぶる凄まじい逆転劇だった。

このように現代のトッププロ、渡辺名人や豊島竜王、永瀬王座ですら数多くの逆転負けを喫している。藤井二冠だけが異質なのだ。

有志の方がやっている棋士の実力レーティングを数値化するサイトにおいては、藤井二冠のレートが他のタイトルホルダーをぐんぐん突き放し、既に100点以上の差が開いた。

現時点で実力レート第二位の渡辺名人に対する期待勝率は6割5分を超える。平均的な棋士に対してはなんと9割近くだ。これは前期の勝率が8割3分6厘ということからも納得の数字だろう。

しかも恐ろしいことに、このレートはまだ高校退学後に更なるレベルアップを果たした藤井二冠の強さをまだ十分に反映しきっていないと言われている。

というより、序盤で少しでも有利になればそのまま持っていく現在の藤井二冠に勝てる棋士など果たして存在するのだろうか。

もはやNHK杯やJT杯、abemaなどの早指し棋戦くらいしか負ける姿が想像できない。

藤井二冠の強さは既に人間の理を超えてしまった。「絶対逆転されない将棋」というのは素晴らしいけど、最早そこにエンタメ要素は無い。

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自分が生きている間にこんな事を考えるとは思いもしなかったけれど、将棋というゲームの寿命、限界が想像以上に近づいているのかもしれない。

今後もし今の藤井二冠を更に強くしたような棋士が次々と現れたとしたら…

例えば少しリードした方が100%そのまま勝ち切ってしまうので、見所は序〜中盤で評価値が揺れ動くその一瞬だけ。それ以降の中〜終盤はただの余興。

そんな将棋が当たり前になってしまったら、ファンはついてくるのだろうか。飽きられて「オワコン」になってしまうのでは…。

なんていうのは心配しすぎだろうか。まあ私がただ異常なまでに心配症なだけということにしておく。

今後もずっと将棋ブームが続くことを心から祈る。

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